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2008.02.27

エンプレス杯

わりとどうでもいい話かもしれませんが、今年に入ってから地方競馬での成績が振るいません。交流重賞はTCK女王盃、川崎記念と連敗し、佐賀記念はケンしてしまいました。川崎の平場や名古屋の交流戦などで小銭を稼いでいますが、勝負に出ると空振りという冴えない状況なのでここで何とか流れを変えたいところです。

牝馬の交流重賞では長年レマーズガールやグラッブユアハートらが頑張っていましたが、彼女らが引退した後はやや混沌としている模様。昨年暮れのクイーン賞を勝ったホワイトメロディーやJRAから南関へ転出して結果を出しているトーセンジョウオーらがエース格になるかと思いますが、今回はどちらも居ません。力量はわりと低いところで拮抗しているのではないかと考えています。

◎ 12.トキノミスオース
○ 05.ラピッドオレンジ
▲ 03.サヨウナラ
△ 08.アイスドール
× 10.ニシノナースコール
× 11.マキノチーフ

ここ3年連続して地方所属馬が勝利しているという背景も少し考慮しつつ、本命にはトキノミスオースを推してみます。JRAでは未勝利ですが、川崎に転入後は3戦2勝2着1回。2走前にロジータ記念を勝って重賞制覇、前走は歴戦の実力馬ベルモントノーヴァと互角に渡り合いました。もっともこれだけの要素ではJRA勢を向こうに回して本命には立てづらいのですが、JRA所属時の成績に注目してみると左回りに良績が集中していることが分かります。またデビュー戦は1200m戦でダノンムローを相手に0.4秒差で駆けており、スピード能力も見劣らないものを持っているのではと推測しています。先行馬が決して有利とはいえない重いダートの川崎ですが、前走で見せた二枚腰を期待していいのではないでしょうか。

対抗には前走のTCK女王盃で初の重賞勝利を挙げたラピッドオレンジ。前走は内田博幸騎手の好騎乗にうまく導かれた感がありますが、父エルコンドルパサー、母の父サンデーサイレンスという血統背景を持ち出すまでもなく、奥の深さを感じる馬ではあります。また、単穴には左回りに変わって良化が見込めるサヨウナラを選んでみます。7歳馬ではありますが堅実さは評価したいです。

武豊騎手騎乗で恐らく単勝1番人気になるであろうアイスドールは、4番手評価。重い馬場への適性や前走の負け方が気になります。条件戦からの3連勝は確かに強い内容でここもアッサリという可能性も否定できませんが、ここでは嫌って連下扱いまでとします。×印の2頭は穴狙いですが、ニシノナースコールは関越Sの内容を鵜呑みにしていいかといわれると微妙な気もします。マキノチーフは一昨年のロジータ記念の勝ち馬で、一発を期待するならここかと思っています。

買い目は◎からの単式馬券を狙ってみようと思いますが、三連単は2着付けも押さえたいところです。

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コメント

重馬場になって展開利は先行馬にありそうですね。ヒモにクインオブクインを足して前残り期待の穴馬券を少し買っておこうかと思います。逆にマキノチーフには辛くなったかも知れません。

JRA勢でこの馬場を味方に出来そうなのはアイスドールかニシノナースコールか。脚質的に前者が楽ですね。内田人気をかぶったラピッドオレンジよりも怖いかも知れません。

投稿: あなけい | 2008.02.27 13時18分

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