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2008.02.28

逃げ馬が好きらしい

今週から開催が変わり、関西は京都から阪神に場所を移します。開幕週ということで前に行く馬が有利だろう、などと知人と会話していたのですが、その知人はどちらかというと後ろから直線一気に差してくる馬が好きなのだそうです。じゃあ自分はどのタイプの馬が好きなのだろうと考えてみたのですが、どちらかというと逃げ馬が好きらしいということに気がつきました。

競馬を始めた1994年頃に好きでよく買っていた馬として覚えているのは、エイシンワシントンです。短距離からマイルを中心に活躍した同馬ですが、同年のスプリンターズSでこの馬とサクラバクシンオーの馬連を買ったのが、G1レースで2度目に買った馬券でした(エイシンワシントンは4着)。1996年のマイルチャンピオンシップでは15番人気の低評価だったこの馬からほぼ総流しをかけ、直線に向いたところでの3馬身以上のリードを見て的中を確信、テレビの前で絶叫したものの惜しくも3着に敗れ精魂尽き果てたこともありました。特に中京の1200mを得意としており、高松宮杯がG1に昇格するのがもう少し早ければと思ったものでした。

では近年はどうだろうかと思い起こしてみると、ローエングリンがいました。この馬は3歳で宝塚記念を3着とした頃から気に入り、その軽快な逃げっぷりが好きで良く買っていました。一時期は暴走気味に逃げた挙句に最後は失速というレースが続いていたため少し見限りかけていたのですが、晩年に健脚が甦り8歳で中山記念を勝ったのは感動的でした。この時は残念ながら馬券が買えず、今でも心残りになっています。シングスピール産駒の良血馬で、社台SSで種牡馬入りできたのは非常にうれしく思っています。

今週は東西で3重賞が組まれているのですが、開幕週ということもあり先行馬に注目したいところです。昨年ローエングリンが勝った中山記念はチョウサンを、阪神のアーリントンカップは人気になるでしょうがポルトフィーノを狙ってみようと考えています。

20080228 ローエングリン(2003年天皇賞秋)
(遥々府中まで観戦に行くもこのときのローエングリンはゴーステディとやり合ってしまい13着に沈みました)

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