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2008年3月

2008.03.31

高速バトルの結末は

20080330

中京11R 高松宮記念
1着 -04.ファイングレイン
2着 -10.キンシャサノキセキ
3着 ▲01.スズカフェニックス

5着 ◎07.スーパーホーネット
6着 △06.キョウワロアリング
8着 ○03.ブラックバースピン
12着 △11.ペールギュント
16着 ×15.トーセンザオー

非常に熱いレースでしたが、ファイングレインが戴冠。早めに抜け出したキンシャサノキセキを最後にキッチリ交わしました。勝ち時計1分7秒1はレースレコードで、今の中京らしい高速決着でした。掲示板には人気上位から5頭が並び、極限のスピード勝負で底力が物を言ったということかと思います。

馬券的には結局無印にした2頭で決着。スーパーホーネットは少し追走に苦労しましたかね。一叩きしていれば結果も違ったかも知れませんが、それを折り込み済みでの本命指名なので悔いはありません。そして抜群の手応えで差して来たのが16番人気のキョウワロアリング。メンバー中2番目の末脚を繰り出すも、僅かに及ばず6着でした。直線でやや前が塞がったのが残念ですが、これだけの人気薄を買っているのですから夢を見させてもらえれば十分です。

なお、直線あわやの見せ場を作ったフサイチリシャールがレース中に腱断裂を発症し、このまま引退だそうです。こういう高速馬場は馬への負担も大きいので、故障がなければと思っていたのですが…複雑な心境です。電撃の6ハロン戦だけにスピード比べも見たいのですが、結果として払う代償が大き過ぎる分にはもう少し馬場を何とかできないのかという気持ちも少し。

20080330s

中山11R マーチステークス
1着 ○13.ナナヨーヒマワリ
2着 -09.マコトスパルビエロ
3着 △10.フィフティーワナー

4着 ◎05.レオエンペラー
6着 ▲08.ブラックランナー
7着 ×02.カフェオリンポス
9着 △15.ドラゴンファイヤー

ナナヨーヒマワリのワンマンショーでした。道中は最後方からじっくり構えて、3コーナー過ぎから一気に進出。4コーナーでは既に先行集団に取り付いており、直線でも末脚を伸ばして逃げるマコトスパルビエロを捕らえました。展開がハマったとはいえ、重賞初挑戦らしからぬ完勝劇でした。

展開はほぼ予想通りだったのですが、誤算はマコトスパルビエロの執拗な粘りと追って案外だったレオエンペラー。◎○の馬連が万馬券だったこともあって力が入ったのですが…。マコトも今までなら無難に拾っているところなのですが、資金繰りに余裕がなくなった挙句に人気どころを削りたい一心で削った馬に馬券を割られるというのは、負のスパイラルの行く末としては典型的なパターン。ガッカリ感もひとしおで、競馬に対するモチベーションに影響しそうなほど無残なハズし方でした。

どこかの雑誌で「土曜はゴッホ、日曜はヒマワリ」みたいなことを書いていたそうですが、そんなちょっとうまいこと言ってみてる場合じゃないですね。日曜はそれこそ何ヶ月ぶりかの坊主で、このままでは先週の万馬券が台無しです。月も替わることですし、何とかツキを変えてクラシックを迎えたいところです。

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2008.03.30

激しくトリガミ

土曜日は派手にやられました。底なしに負けそうだったのを阪神最終の和田君に救ってもらい、どうにか日曜に戦える分を残せたという感じでした。メインレースの時点で既に青色吐息になっていたのが、買い方にもそのまま出てしまっていますね…。

20080329

中山11R 日経賞
1着 ▲09.マツリダゴッホ
2着 ◎01.トウショウナイト
3着 ○05.アドマイヤモナーク


4着 △12.コスモバルク
8着 △13.ココナッツパンチ
13着 △07.シルクフェイマス

印上位3頭で決まりましたが、マツリダを消し気味にした馬券だったのでこの順番で来られるとお手上げでした。改めて言うのもなんですが、マツリダゴッホは強くなりましたね。◎トウショウナイトも頑張ってはいますが、行きっぷりや勝負どころの反応は勝ち馬とは大分差がありました。コスモバルクが3着ならまだ多少格好がついたんですが…もう一歩でした。ダイナミックにトリガミです。

20080329_2

阪神11R 毎日杯
1着 △02.ディープスカイ
2着 -04.アドマイヤコマンド
3着 -06.ミダースタッチ

5着 ○05.ロードバリオス
7着 ▲14.マイネルスターリー
10着 ◎13.サブジェクト
12着 △07.ロスペトリュス

毎日杯はディープスカイが快勝。展開がハマったとはいえ良い末脚でした。もっともレース自体は低レベルと云わざるを得ず、これでクラシック云々…という感じではないですね。馬券は◎サブジェクト轟沈で完敗。道中の位置取りはまずまずも直線でズルズル後退。いくらなんでも負け過ぎです。サダムイダテン共々、ラジオNIKKEI賞組はワンランク下と考えるべきかもしれません。

高松宮記念などの日曜競馬の回顧は、別エントリにします。

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高松宮記念など

ドバイの中継をガッツリと見たおかげで寝坊してしまいました。ワールドカップでヴァーミリアンが最下位に敗れてしまったのにちょっとガックリして、やや不貞寝気味にダラダラと惰眠を貪った次第です。とはいえ、今日は平場で馬券的にテンションが上がるレースがあまりないので、無駄金を落とさなくて済むという点では不貞寝も悪くない…んですけどね。

さて、今日は今年最初の芝のG1・高松宮記念が行われます。例年難解で思わぬヒモ爆弾が炸裂することの多いこのレースですが、今年はヒモ爆弾くらいでは済まないのではないか…と推測しています。近年の高松宮記念は1200mのスペシャリストよりも距離短縮で来たマイラーの方が活躍している傾向にあり(そもそも1200mのスペシャリストが減ってしまったという側面もありますが)、その辺を考慮しつつの予想になりました。

◎07.スーパーホーネット
○03.ブラックバースピン
▲01.スズカフェニックス
△06.キョウワロアリング
△11.ペールギュント
×15.トーセンザオー

軸はスーパーホーネットにします。昨年秋のマイルチャンピオンシップ以来の実戦・中京初参戦・1200mは実績無しなどと不利な要素が目白押し、にもかかわらずそこそこ人気してしまっていてハイリスクローリターンな感じ、なのですが、週半ばからここ狙いで決めていたこともあって初志貫徹でいきます。狙いたい距離短縮組の1頭、中京の短距離戦には高い実績のあるロドリゴデトリアーノ産駒、そして今の中京では滅法走る坂路調教好時計馬。すんなり追走できればという条件付きですが、アッサリ突き抜けても全然不思議ではないと考えています。

相手は一捻り、というわけではないのですが、ブラックバースピン。短い直線のレースを瞬発力勝負で勝ち負けしてきた馬で、中京での実績もあり。ハイペースへの適応能力も高く、鞍上は小回りローカルに極めて強い中舘騎手。ということで、人気薄ですが一発大駆けに期待します。今年は馬場の内側があまり荒れてないということもあるので、内をすくうような競馬が出来れば一角崩しも…という感じです。

単穴のスズカフェニックスは言うまでもなく昨年の勝ち馬。前走の阪急杯も59キロを背負って僅差2着と仕上がりは申し分なし。問題はこの内枠とテン乗りの福永騎手ですが、ソツなく乗られれば力で持ってくることも十分有り得るのでこれ以上印は落とせません。馬券的妙味からすれば飛んでほしいところではありますが…。

以下、△勢が実は目玉商品。高松宮記念はサンデーサイレンス直仔が非常に強いレースですが、現5歳世代がラストクロップということもあり狙えるのは今年か来年あたりが最後ではないかと思っています。そこでサンデー産駒、特にキョウワロアリングを強調したいです。中京では3戦して全連対、1200m芝の持ち時計はメンバー中3番目に早い1分7秒7。高速決着の続いている今の中京では無視できないステータスではないでしょうか。叩き2走目で上積みも期待できますし、もし馬券に絡めば大波乱必至なので少額でもおさえておきたいところです。

ちなみにローレルゲレイロ、ファイングレインといった人気どころはバッサリ切りました。前者は今回は展開不向きに加え、距離短縮が良い方向に出ないタイプと見ています。枠順も今日に関しては微妙です。一方のファイングレインは良績のほとんどが京都と東京に集中しているように長い直線で持ち味が生かせるタイプで、小回りで直線の短い中京ではちょっと見劣ると見ています。

馬券は当然スーパーホーネットからになりますが、馬連を中心に手広くいきたいと考えています。またサンデー産駒同士の馬券もタテ目でおさえます。
 

中山のマーチステークスはこれまた難解な一戦ですが、ハイペース必至のため若干差し馬寄りに優劣をつけています。

◎05.レオエンペラー
○13.ナナヨーヒマワリ
▲08.ブラックランナー
△10.フィフティーワナー
△15.ドラゴンファイヤー
×02.カフェオリンポス

昨日2勝の江田さんに一発を期待してレオエンペラー。前2走をそれぞれ距離不足・芝重賞という理由で度外視すれば、中山ダート1800mでは上位の存在と見ます。相手は近3走中2回馬券でお世話になっているナナヨーヒマワリ。展開がはまれば一気の末脚がここでも炸裂の予感です。

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2008.03.29

毎日杯

東上最終便の異名をとる毎日杯ですが、混迷を極めているクラシック戦線を考えるとここでの勝ち馬にもチャンスがあるかもしれません。皐月賞出走のためのボーダーラインが上がっている今年は、2着では賞金が足らない可能性が高いため勝ちに来る馬が多くなりそうなのがポイントです。

ただでさえスローになりがちな外回りの1800mで、積極的にハナを主張しそうな馬が少ないメンバー構成。先行勢に有利な直線の上がり勝負になることが予想されます。またこのレースの過去の傾向としては、経験豊富な2歳デビューの馬が優勢で3歳デビューの馬が連対した例は極めて少ないというデータがあります。

◎13.サブジェクト
○05.ロードバリオス
▲14.マイネルスターリー
△02.ディープスカイ
△07.ロスペトリュス

ここで中心視するのはサブジェクト。2頭しかいない重賞勝ち馬の1頭で、ここでは格上の存在であることは間違いありません。夏の札幌での新馬戦では直線一気の末脚を見せている一方、ラジオNIKKEI賞では先行策から押し切る競馬でサダムイダテン以下を封じ込めており、脚質的な融通性もあります。昨年ナムラマースでこのレースを制している藤岡騎手を背に、改めてクラシック戦線に名乗りを上げるには絶好の舞台といえそうです。

対抗は今回楽に先手がとれそうなロードバリオス。前走の1400mは忙しかったと度外視すれば、マイル戦では2戦2勝の上に阪神コースも(1.0.1.0)と適性に問題はありません。1ハロン延長も血統的に不安はありませんが瞬発力勝負になると分が悪いので、早めに突き放す競馬をすれば前残りの可能性はかなり高いと考えられます。鞍上が岩田騎手に戻るのもプラスですね。

単穴は大外枠のマイネルスターリー。今回は内田騎手が鞍上ということで人気が被り気味ですが、前走の結果と相手関係を考慮すると力量比較では上位の存在。出遅れ癖は気になりますが、末脚は堅実なのでスローペースでも一気強襲というシーンがあるかもしれません。以下、瞬発力勝負なら有望なディープスカイとオープン特別で差の無い競馬を続けているロスペトリュスまで。もう1頭、オースミスパークが気になりますが馬体を見ないと評価しづらいので保留とします。

恐らく人気の一角を占めそうなアドマイヤコマンド、リヴザルトといったあたりは消します。アドマイヤは前走が鮮烈ではありましたが、そこまで際立っている印象はなくキャリアの浅さが仇になる気がします。またリヴザルトは初の輸送競馬でもあり、阪神では実績の乏しい鞍上もマイナスです。ヤマニンキングリーは正直少し怖いのですが、朝日杯の競馬を鑑みると坂が微妙な気がします。

◎○からの馬連を中心に考えていますが、人気が割れているのでワイドでも十分リスク回避はできそうです。配当に妙味がありそうなので大きく勝負したい一戦、8レースのローランバークで種銭を増やすことが出来れば…と野心を抱いています。

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2008.03.28

日経賞

実は昨年の有馬記念、私はマツリダゴッホから馬連ワイドの流し馬券を持っていました。直線で抜け出して一瞬「よっしゃー」と思ったのですが、ダイワの2頭は相手にありません…。ちなみに大本線だったロックドゥカンブは4着。こんなことならもっとダイナミックにハズれてくれれば良かったのにと嘆かずにはいられなかった、そんなグランプリでした。そのマツリダゴッホが、今年はこの日経賞から始動します。

◎01.トウショウナイト
○05.アドマイヤモナーク
▲09.マツリダゴッホ
△12.コスモバルク
△07.シルクフェイマス
△13.ココナッツパンチ

軸はトウショウナイトです。思いっきりマツリダゴッホの話題から入っておいてこれです。トウショウナイトは今年で日経賞に4年連続出走となる訳ですが、過去3回の成績は2着、4着、2着と非常に安定しており、中山2500mの適性においては他馬の追随を許しません。加えて今年の中山は時計のかかる馬場状態が続いていますから、時計勝負では分が悪いこの馬にとっては好都合でしょう。1枠1番さえうまく捌けば、馬券絡みの確率はかなり高いと考えます。

当面の相手は、人気の一角となりそうなアドマイヤモナーク。このところの充実振りは説明するまでもなく、中山でも好走の実績があります。あまり後方に構えると届かない恐れがあるため村田騎手の手綱捌きは重要ですが、この枠ですからそこそこの位置にはつけてもらわないと…というところではあります。

マツリダゴッホは敬意を表しての単穴評価としていますが、本質的には2500mが合うとは思えません。初めて59キロを背負うということもありますし、海外遠征計画が二転三転したことも調整に微妙に影響している気がします。単純な力関係ではやはり上位なのでこれ以上は下げられませんが、正直今回は割り引きが必要と考えています。

以下はどの馬も帯に短し…という感じで頼りない面々なのですが、消去法で残ったところからコスモバルク、シルクフェイマス、そしてココナッツパンチ。バルクは言うまでもなく中山巧者、シルクは展開利が見込め、ココナッツは鉄砲駆けに実績があります。中でもバルクが人気面で盲点になりそうな感があるので、穴目ではここが狙いかもしれません。

トウショウナイトは頭信頼というよりは軸として買いたいので、馬券は◎からの馬連ワイドと三連複が中心です。

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2008.03.27

ドバイワールドカップデー

今年もドバイワールドカップデーが迫ってきました。海外の主要な国際競走の中では1年で最初に実施されるドバイミーティングは、本格的な競馬シーズンの幕開けを告げる一大イベントとしてすっかり定着しており、今年も日本から4頭が参戦します。昨年、一昨年と勝ち馬を出しているだけに今年も、と期待が膨らむところです。

Dubai

出走を予定している日本馬は、イイデケンシン(UAEダービー)、アドマイヤオーラ(ドバイデューティーフリー)、ウオッカ(同)、そしてヴァーミリアン(ドバイワールドカップ)。この中で私が最も期待しているのは、やはり日本馬初のワールドカップ制覇がかかるヴァーミリアンです。昨年は繰り上がっての4着も勝ち馬のInvasorには大きく離されましたが、日本国内でG1を4連勝して臨む今年は勝ちを意識しても良いのではないかと思っています。

強敵はやはり北米勢、特に前哨戦を圧勝した昨年のエクリプス賞年度代表馬・Curlinでしょう。泥んこ馬場のブリーダーズカップ・クラシックについては評価が分かれるところですし、ベルモントステークスでは牝馬のRags to Richesに敗れていることもあり、正直昨年のInvasorほどダントツに強いというイメージはなかったのですが、前走ジャガートロフィーでのパフォーマンスはその評価を改めざるを得ない内容でした。この馬に歯が立つか否かが最大のポイントでしょう。

日本馬はこれまでドバイワールドカップでは軒並み苦戦していますが、その主たる要因はナドアルシバの特徴的なダートにあるという説が一般的です。ドバイのダートは日本とは異質でパワーとスピードを要するため、日本国内のダートでのみ走っていた馬の場合は北米馬のスピードに劣ってしまう傾向にあります。

しかし芝に実績のある馬は比較的好走しており、日本馬で唯一ドバイのダートレースを勝利しているユートピア(2006年ゴドルフィンマイル)、及びワールドカップの過去最先着(2001年、2着)のトゥザヴィクトリーは、共に芝の重賞に勝ち鞍がありました。ヴァーミリアンも芝で重賞勝ちがあるので、ダート一辺倒の馬よりも少しは適性があるのではないでしょうか。

思えば第1回のライブリマウントから12年、いよいよその頂に手がかかる時が来たかもしれません。もちろん、デューティーフリー出走の2頭とイイデケンシンにも頑張ってもらいたいのですが、今回はヴァーミリアンに大きな期待を寄せたいと思っています。

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2008.03.25

超望遠でレース撮影

写真を撮るという目的ができたことで競馬場ライフに幅ができたという話は以前にも書いたとおりなのですが、これが始めてみるとなかなかいい写真が撮れないんですよね。技術や経験が足りないのは分かっているので、まずは撮りまくるのが勉強だろうと思って数は打っているのですが、やっぱりもっと近くに引き寄せたいし、もっとクリアな絵にしたい。そんな欲求は自ずと芽生えてくるものです。

Myfz18 Myfz18b

ということで、勢いでテレコンバージョンレンズを買ってしまいました。その外見の違いたるやご覧の通り。テレコンは逆光に非常に弱いためラバー製のフードを装着したら、コンパクトさがウリのひとつであるはずのFZ18がちょっとしたバズーカのようになってしまいました。

FZ18はズーム性能を最大のセールスポイントとするカメラですから、もちろん単体でも十分寄れます。実際にどのくらいの望遠になるのかというと、下のようになります。左がワイド端、右がテレ端。ここまで寄れるのは凄いですね。テレコンを装着すると更に焦点距離を1.7倍にすることができるので、もっと寄れるということになります。

Hanshin1 Hanshin2

私が一番撮りたいのはやっぱりレースシーンなのですが、やはり馬が走っている姿を捉えるのは難しいです。定石通り置きピンで撮っているのですが、なかなかピシッと合焦した絵は撮れません。この辺りが技術の足りなさの為せる業なのですが、それでも素人は素人なりに徐々にでも進歩しているようでまあまあ見られる写真が何枚か撮れるようになって来ました。

Goodkirara Fieldrookie
Itami Wakaba

帰宅後に撮影した写真を確認していて「おっ」と思える写真を見つけるとうれしいものです。まだ狙って撮れる腕は無いので下手な鉄砲も…という感じですが、また気に入った写真があれば掲載していこうと思っています。もっとも、所詮は自己満足の世界ですのでその辺はご容赦いただければ幸いです。

最後に誘導馬の写真を載せておきます。かつての障害の雄・ポレール(左)と、名牝ノースフライトの仔・キコウシ(右)です。近影なのでフルサイズ版()も置いておきます。転送サイズにご注意ください。

Polaire_s Kikoushi_s

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2008.03.23

今日は単勝も買ってました

20080323s

中山11R スプリングステークス
1着 ◎03.スマイルジャック
2着 -11.フローテーション
3着 ▲10.ショウナンアルバ


4着 △13.アサクサダンディ
7着 △08.レインボーペガサス
9着 ○14.レッツゴーキリシマ

スタート良く先手を奪ったスマイルジャックは、かかったショウナンアルバを先に行かせておいて直線もう一度差して1着。2着には馬群を縫って伸びたフローテーションが入り、1番人気のショウナンアルバは3着に終わりました。

スマイルジャックは期待していた形に近い競馬をしてくれました。小牧騎手には感謝です。ハミがかりがよくて前走もちょっとかかってしまったという経験から、今回は喧嘩せずに行ったという好判断が光りました。馬体もほぼ万全の状態で、本番に取っておきたかったという小桧山師の気持ちは分かる気がします。中山が苦手といわれるタニノギムレット産駒をしてのこの鮮やかな勝利は、今後の活躍を予感させるに十分です。

2着に入ったのは、怖い怖い横山騎手のフローテーション。何かやりそうという漠然とした不安は的中しました。もっともこのフローテーション、2歳時の萩ステークスでは後に重賞ウイナーとなるダンツキッスイやサブジェクトといった馬たちを負かしているわけで、実力馬がようやく復活したと見るべきでしょう。馬体を絞ったときのスペシャルウィーク産駒は要注意というジンクスにもハマっていましたし、何となく予見できる穴馬だったのではないかと思います。

ショウナンアルバは3着に敗退。馬群に入れて競馬をするつもりだったのでしょうが、ゲートをポンと出たおかげでかかってしまいました。それでも3着に残っているのは底力の証ですが、気性的に難しい点についてどう対処していくか。陣営は大変でしょうが馬券を買う側にとっても悩ましい課題ですね。対抗に推したレッツゴーキリシマはスタートが極端に遅れたわけではなかったのですが、どうも流れに乗れませんでした。意識して控えたのかもしれませんが、少し消極的な競馬になってしまった気がします。

馬券の成績は馬連はダメでしたが、この間と違い今回はしっかり買っていた単勝と、フローテーションを拾っていた三連複を的中。ワイドに旨みが無くて三連複に切り替えたのが結果的に功を奏し、種銭が苦しい現状においては非常にありがたい万馬券的中となりました。

20080323

阪神11R 阪神大賞典
1着 ▲01.アドマイヤジュピタ
2着 △02.アイポッパー
3着 ○03.ポップロック

4着 ◎09.トウカイトリック
9着 △12.エーシンダードマン

レースは中間でペースダウンして長距離戦らしいスローペース、残り800mから徐々にペースアップして最後は瞬発力勝負の競馬。こういう展開になるとトウカイトリックとしては分が悪いのですが、スタートで後手を踏んだ時点で甘んじて受け入れるしかなかったように思います。最後は地力で3着争い絡みましたが、脚色が一緒になってしまいました。3000mの長丁場だけにスタートだけのせいにはしたくないのですが、結局はそこがポイントだったように思います。

勝ったアドマイヤジュピタは2番手追走から上がり最速の3F34秒7。瞬発力勝負なら負けない自信があったという岩田騎手の言葉通り、後続を寄せ付けずに勝ち切りました。前走太めだった馬体も絞れており、これで勇躍春の盾へというところでしょうか。2着アイポッパーもさすがは昨年の覇者、長距離ではまだ戦えるところを見せてくれました。この馬も一叩きして馬体が締まっていたのが良かったのでしょう。

ポップロック、アドマイヤフジの人気双璧は共に連に絡めず。ポップロックは少し動きに切れが無かったように思いますが、状態はさておき2頭とも3000mという距離の適性に疑問符がついてしまったのは致し方ないところでしょうか。天皇賞へ向かうのか否か、注目されるところです。

印をつけた馬が1着から4着までを占めたのですが、肝心の軸馬が4着では如何ともし難く。最後の直線では『3着でいいから』と声を張ったのですが、その願いもむなしく敗れたトウカイトリックと心中、という結果に終わりました。四位騎手だけに4着…なんて冗談言ってる場合じゃないですけどね。

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スプリングステークスなど

皐月賞トライアルも残すところスプリングステークスのみとなりました。牝馬以上に混沌としている雰囲気のある牡馬クラシック路線ですが、今回はかなりメンバーが集まってきたこともあり、このレースが終わるとさすがに何となく輪郭が見えてくるのではないでしょうか。

◎03.スマイルジャック
○14.レッツゴーキリシマ
▲10.ショウナンアルバ
△08.レインボーペガサス
△13.アサクサダンディ

重賞で勝ち負けした実績のある馬がゴロゴロいる難しいメンバー構成なのですが、スマイルジャックに期待してみます。前走のきさらぎ賞は中間の調整が雪で狂った上に道中でハミをとってしまうところがありながら僅差の2着と、力があるところを見せました。2走前の若竹賞をショウナンアルバと差の無い競馬で中山をこなすと見れば、好枠からスンナリ追走できれば好勝負は必至。あとは鞍上だけ…と考えています。

相手は朝日杯2着のレッツゴーキリシマを抜擢。前走はペースが遅く少しかかるようなところがありながら、0.2秒差の4着。距離適性云々といわれましたが、1800mは十分こなせると考えます。テンがいくらか速くなる中山コースならスムーズな競馬が出来そうですし、すんなり番手につけられれば追って渋太いところが生きてくると思います。外枠だけが気掛かりですが、ここまで人気が落ちれば妙味ありです。

今回予想を難しくさせているのは、ショウナンアルバの存在です。この馬、暴走気味に行ってしまうときと無理やり抑えて差してくる場合があります。前走は穴人気程度だったのでまだ良かったのですが、今回は人気の中心ですからマークもきつくなるでしょう。行ってしまうと堪えきれるのか多少疑問ですが、力があるのは前走で証明しているわけですからこれ以上印を下げるのは少し怖いです。

以下、今回鞍上に内田騎手を配してきたレインボーペガサスと2走前にショウナンアルバと接戦を演じたアサクサダンディまで。アサクサは本当は消したいんですが、この馬としてはいい枠を引いたので念のためおさえます。他に気になるところとしては、オーロマイスターとフローテーション。印は回しませんでしたが、横山典騎手は怖い…ですよ。

サダムイダテンやドリームシグナル、アルカザンというあたりはバッサリ切ります。サダムイダテンはこの内枠が仇になりそうな気がしますね。思い切って末脚勝負に徹するとしたら、捕まえきれない危険性大です。ドリームシグナルの前走は前傾で上がりのかかる特殊な競馬であまり評価していません。2着ドリームガードナーがその後惨敗していることも踏まえて、ここはメイチで消しです。

買い目は◎○からの馬連ワイドが中心です。◎○の馬連が70倍もつくので、少しワクワクしています。
 

西の阪神大賞典は例年堅いレース。今年も長距離戦の実績馬は一握りなので、その辺を中心に。

◎08.トウカイトリック
○03.ポップロック
▲01.アドマイヤジュピタ
△02.アイポッパー
△12.エーシンダードマン

軸はトウカイトリックで間違いないと思っているのですが、テン乗りの四位騎手がどう乗るか注目です。瞬発力勝負だと分が悪いので、後ろに脚を使わせるような競馬が出来ればスタミナ比べでは一枚上でしょう。

相手は当面ポップロックですが、▲△勢の方が馬券的には面白いですね。アドマイヤフジは前走20キロ増で激走しているのが少し気になるので印を回していませんが、気配次第ではおさえざるを得ないかとも思っています。

買い目は◎からの馬連ワイド、三連複。エーシンダードマンが絡めば楽しみです。

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2008.03.22

内田博幸様様です

2週振りの阪神競馬場です。朝から快晴の清々しい陽気で、そのせいか朝から人が多かった気がします。この空のように馬券もスカッと当たってくれるとうれしいんですけどね。

20080322hanshin2 20080322hanshin

この前来たときは内馬場で障害レースを間近に観るという目的を達することが出来なかったので、今日は早めに到着してそそくさと内馬場へ入って行きました。そんな訳で、4レースからスタートということになりました。

200803224_2 阪神4R 障害未勝利
1着 13.シルクギャロップ
2着 07.トミケンクラージュ
3着 01.フサイチシャナオー
 
 
 
 
 

まずは運だめしという感じだったのですが、軸と見込んだラダマンテスが落馬してしまいその時点でほぼ終了。間違いなく最悪の滑り出しです。

200803225 阪神5R 3歳未勝利
1着 11.ポーラーライツ
2着 07.フィッツロイ
3着 14.ファイアレッド
 
 
 
 
 

まさにピサノロンシャンと心中(10着)。相手が1着から4着まで全部来てますね。こういうのは惜しいというのでしょうか。

200803226 中山6R 3歳500万下
1着 13.スカーレットライン
2着 06.グランシュヴァリエ

3着 09.マイネルアベニール
 
馬単 5.7倍×200円
 
 
 

阪神はまるで手応えが無いので、新馬戦はケンして中山の堅い堅いレースを少し買ってゲン直し。普段はこういうレースは買わないんですけどね。とりあえず当たっただけですが、これで流れが変わってくれればと思ったんですが…。

200803227 阪神7R 3歳500万下
1着 12.イチオカ
2着 14.リュウケン
3着 06.ディアアゲイン
 
 
 
 
 

頭まで期待したロジュマンでしたが、マイナス12キロが影響したのか追ってサッパリでした。三連複は3着1頭軸で相手が1、4、5着に来てますが、惜しいという感じではないんですよね。

200803228 阪神8R 4歳上500万下
1着 03.グッドキララ
2着 05.ライトザキャンドル
3着 04.テイエムアタック
 
 
 
 
 

こうやって大振りし始めるとダメという典型のような馬券。グッドキララの単勝で十分なのに…でもパドックでは良く見えたんですよ、6番も8番も。

200803229 阪神9R 須磨特別
1着 05.コパノスケ
2着 02.トーヨーエーピー
3着 10.フィールドルーキー
 
 
 
 
 

前日予想では5番と10番のスイチだったんですけどね。ワイド7倍ならとりあえずおさえないと。しかしトーヨーエーピーには手が出ませんでした。

面白いほど当たらないまま、今日の阪神の勝負レースの若葉ステークスを迎えてしまいました。キングスエンブレムが人気でしたがここはダンツウィニングがメイチと見ていたので、そこから権利取り最右翼のモンテクリスエス相手を中心に勝負してみました。

2008032210 阪神10R 若葉ステークス
1着 05.ノットアローン
2着 02.ダンツウィニング
3着 07.ミッキーチアフル
 
 
 
 
 

坂下では最低でも2→7の馬単は入ったと思ったんですが、ノットアローンが最後まで頑張ってしまいました。買った馬しか掲示板にはいないんだけど…しかも軸馬が連に来ているんだけど…なぜ馬券にならないんだろう。

かなり萎え気味の状態で中山のフラワーカップを迎えます。ブラックエンブレムはたとえ単勝元返しだろうが鉄板と思っていたので、考えるのは相手だけなんですが…。

レッドアゲートは事前予想の赤丸なのでまずは抑えるとして、単穴ハイエストホワイトは売れ過ぎの雰囲気。しかしスペルバインドが危惧していたとおり馬体を減らしていたので、これを切って点数を絞ることでハイエストホワイトを拾うことに。あとは新人三浦騎手のミラクルを期待して印どおりアロマキャンドルを加えました。

全部馬単でも良かったんですが、万が一ひっくり返された場合を考慮して裏目は馬連でおさえることにしました。三連複は完全に穴狙いで、目を瞑ってバットを振るような馬券です。

2008032211 中山11R フラワーカップ
1着 ◎01.ブラックエンブレム
2着 ○08.レッドアゲート

3着 -10.シングライクバード

8着 ▲13.ハイエストホワイト
10着 △07.アロマキャンドル
 
馬単 35.9倍×300円
馬連 28.3倍×200円

やっと来ましたよ。内田博幸様様ですよ。

無難にラチ沿いを先行したブラックエンブレムが直線あっさり抜け出して押し切りを図るところに、外から猛然と追い込んだレッドアゲート。あまりの勢いの違いに頭まで来られたらやり過ぎだと心配したのですが、最後はアタマ差で凌いでブラックが1着。3着にはこれまた後方から追い込んだシングライクバード。ガン消しだったんですが3着には来られてしまいました。

ハイエストホワイトは向こう正面でかかってしまい、キャリアの浅さを露呈してしまいました。素質はあると思うんですが、もう少し時間がかかりますかね。アロマキャンドルは持ち味の行き脚がなく、見せ場らしい見せ場無し。この辺は休み明けの分でしょうか。そしてスペルバインド、これまた全然見どころがありませんでした。馬体減の時点で勝ち負けできる状態ではなかったということですかね。

惜しむらくはもう少し種銭が残っていれば…というところではありますが、ブログを始めて以来初の予想◎→○的中で復活しました。もう一回書きます。博幸様様やわぁ(懐かしい某CM風にお願いします)。

幾分気が抜けた阪神メインは1番と4番が狙いでしたが、思った以上に人気だったので期待度の低いショボショボ馬券に。

2008032211_2 阪神11R 伊丹ステークス
1着 05.ヤマカツブライアン
2着 08.アルヴィス
3着 14.トップディアマンテ
 
 
 
 
 

展開が予想とは真逆の前傾ラップになってしまいました。阪神の1400mは前残りがセオリーとはいえ、この展開で4着に残ったプリュネルは強いですね。

この辺りが潮時と見て、最終は馬券を買わずに眺めるだけにしました。アグネスマクシマムは買えてませんね。危ない危ない。

今日は9レース購入して的中2レース、しかも2つとも中山。目の前の阪神のレースは全敗という情けない成績でしたが、実質唯一のヒットだったフラワーカップのおかげで微増という結果に終わりました。内田さん、これからもどうぞご贔屓によろしくお願いします。

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フラワーカップ

桜花賞戦線もトライアルレースが全て終了したわけですが、やはり今年のクラシックは混戦模様ですね。今のところこの馬が中心と言えるほどの馬が登場していないので、フラワーカップ組でも勝ち負けできる可能性は十分あると思います。

◎01.ブラックエンブレム
○08.レッドアゲート
▲13.ハイエストホワイト
△15.スペルバインド
△07.アロマキャンドル

人気を被りそうですが、ブラックエンブレムを軸にしたいと考えています。前走の勝ち方が圧巻だったのも去ることながら、休養前の葉牡丹賞が非常に内容が濃いレースで、道中不利を受けながら3着と牡馬相手に力を見せました。ここで2着だったのが後に重賞を連勝するマイネルチャールズであることから考えても、牝馬同士ならここでは強いのではないかと思います。ウォーエンブレム産駒は数は少ないですが活躍馬を多数輩出しており、この馬もその一頭に加わることになるのではないでしょうか。

相手は大混戦と思うのですが、やや穴っぽいところからレッドアゲートを挙げました。長くいい脚が使えそうなレース振りから力の要りそうな今の中山の馬場が合うのではないかと考えますが、少し距離が足らないかもしれないので内田騎手には積極策を期待します。また、単穴にはハイエストホワイト。新馬戦の勝ちっぷりと調教の動きの素晴らしさから1戦1勝でもと抜擢しました。中山巧者ブラックカフェの下ということで、中山もこなせるんじゃないでしょうか。

以下、共に人気の一角となりそうなスペルバインドとアロマキャンドルまで印をまわしました。スペルバインドはレースセンスの高さが光りますが、時折見せる出負け癖と輸送による馬体減が心配。アロマキャンドルは単騎で行ける可能性が高く展開利がありますが、暮れの阪神以来の鉄砲がどうかに尽きます。

人気どころで唯一拾っていないシングライクバードは、エンジンの懸かりが鈍いタイプで中山がどうかなと思い無印にしました。またカレイジャスミンも東京向きの馬で且つ前走の負け方がいただけないので消しました。シングライクバードは恰好のお客さん…と思うのですが、どうでしょうか。

馬券は◎からの馬単でいいかなと思います。三連単までは自信がありませんが、ブラックエンブレムの頭はかなり信頼度が高いのではないかと考えています。堅くてもいいので、そろそろ何とかしたいですね。

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2008.03.21

WINSで園田競馬

本当は園田競馬場に行く予定だったのですが、前日からの雨が朝まで残ってしまい写真撮影に対するモチベーションが下がってしまいました。とりあえず名古屋大賞典の馬券さえ買えれば…ということで、急遽予定を変更してWINS難波に行くことにしました。

20080320wins

家を出るのが少し遅くなってしまい、WINSに到着したのはもう昼も過ぎた頃。前日予想で自信のあった3、4、5レースは既に終了していたのですが、なんと3つとも予想が的中してるじゃないですか。これに気をよくした単純な私は『今日こそは』と思っていたのですが…あまり振るわず。特に終盤は園田らしからぬ荒れっぷりで、もはやお手上げと言う感じでした。結局は自信のレースを買えなかったのが運の尽きだったみたいです。

20080320 20080320b

名古屋10R 名古屋大賞典
1着 ○02.メイショウトウコン
2着 △05.アルドラゴン
3着 ▲03.サカラート

7着 ◎08.キングスゾーン
9着 △01.ムーンバレイ

購入前にオッズを確認してみたらキングスゾーンは5番人気。地元だし当然もっと売れると思ったのにこの人気はどういうことだろう、と不思議に感じたのですが、要するに出来があまりよくなかったということなのでしょう。スタートから果敢にハナを奪って先行しましたが、勝負どころの3コーナーでついていけなくなりズルズル後退、掲示板すら確保できずの7着に終わりました。

勝ったメイショウトウコンは得意のマクりでゴール前きっちりの差し切り。終わってみればここでは強いの一言。そして2着は注目していたアルドラゴン。輸送のおかげもあってか13キロのマイナスと馬体を絞って好気配で、その通りの結果を出しました。地元園田では威張れる強さと思われるので、これからもう一花咲かせそうな雰囲気です。

馬券の方はご覧の通り、キングスゾーン頼みだったのでサッパリでした。アルドラゴンからの馬券もおさえるつもりだったのですが、メイショウとの馬連は安すぎるのでサカラートとの馬連だけをおさえており…以下、省略します。さすがに少し悲しくなってきました…。

個人的に園田競馬とはこれまで相性が良かったので自分に期待していたのですが、現地に行かずにWINSで打ったのではその相性も生きなかったようです。高松宮記念がもう来週に迫っていますが、そこまで種銭はもつのかどうか心配になってきました(給料日が月末=高松宮記念の翌日のため)。今週末は大人しくしていた方が良さそうです。

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2008.03.19

名古屋大賞典

木曜日は祝日ということもあり名古屋への遠征を検討していたのですが、先週末思いがけず大敗を喫してしまった関係で費用が捻出できなくなってしまいました。久し振りに味噌カツとかきしめんとか食べたかったのになぁ…。というわけで、20日の名古屋大賞典を検討してみたいと思います。

名古屋競馬場は、地方の競馬場によくある『仕掛けどころが少し特殊』な競馬場の1つだと認識しています。コースを1周半する1900mにおいては2周目となる向こう正面から3コーナーの入り口にかけてが勝負どころで、ここからマクっていくのが常道になるかと思います。小回りの平坦コースらしく先行馬の前残りには警戒が必要ですが、比較的マクリ差しが決まりやすい印象があり、昨年は当時JRA所属だったアルドラゴンがそのパターンで差し切り勝ちを決めています。

◎ 08.キングスゾーン
○ 02.メイショウトウコン
▲ 03.サカラート
△ 05.アルドラゴン
△ 01.ムーンバレイ

地元東海公営のキングスゾーンに期待してみます。意外にも名古屋大賞典は初出走になるのですが、昨年佐賀のサマーチャンピオンで交流重賞初勝利を挙げ、暮れの浦和記念でも僅差の3着に好走しています。JRA勢がやや手薄になった今回は地の利も得て勝ち負け必至と考えます。

対抗は小回りのマクリには定評のあるメイショウトウコン。地方の深いダートに対する適性はまだ未知数ですが、スピード決着よりはスローの上がり勝負を得意とするので今回は展開がハマる可能性は高いです。実績的には当然トップクラスなのですが、最近微妙に詰めが甘いので相手までにとどめます。

以下、前走長休明けを叩いて上昇が見込めるサカラート、昨年の覇者アルドラゴン、そして昨年2着に粘りこんだムーンバレイまで。特に注目したいのはアルドラゴンで、昨年の競馬が出来れば現JRA勢にも見劣らないはず。兵庫へ移籍後は2連勝しており、木村騎手の手綱さばきに期待したいところです。なお、キクノアローは前走の不可解な失速ぶりが少し気になるので印を回していませんが当日気配で検討するつもりです。

◎○が人気を集めることが予想されるので馬券は絞って◎○の1-2着固定3連単がメインで、あとはアルドラゴン絡みを少しおさえようかと考えています。

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2008.03.18

趣味としての写真

まったくもって唐突なのですが、最近写真を撮ることを趣味のひとつにしています。以前から少し興味はあったのですが、先日競馬で負けた腹いせに勢いでカメラを新調してしまい、それからというもの被写体として馬をファインダー越しに見るという機会が増えました。購入したカメラはPanasonic DMC-FZ18という機種です。いわゆるデジタル一眼レフではないのですが、一部で『ネオ一眼』と言われているズームが強力なタイプのものです。

Dmcfz18 DMC-FZ18-K(ブラック)

レースシーンを格好良く撮影したいのですがそこは所詮素人、なかなかそう簡単にいかないものです。ビビッて遠目に撮るとマメのように小さくなってしまうのですが、逆に思い切って引き寄せるとタイミングが合わずにシャッターチャンスを逃してばかり。そんな中で比較的枠に入れやすいのが4コーナーの攻防。ブログのタイトル画像はカメラを新調して初めて競馬場に写真を撮りに行ったときに撮影したもので、遠すぎてボケボケではあるものの構図が気に入ってタイトルに使っています。

これまでは競馬場に行くとひたすら予想と馬券の購入の繰り返しのみだったわけですが、写真を撮るという行動は結構アクセントになるもので、何か時間が長く使えているような錯覚があります。負け惜しみかもしれませんが、馬券が当たらなくてもいい写真が撮れたら少し満足感もあったりして、競馬場だからって馬券買うだけが能じゃないよね、なんて一人で悦に入っていたりします。

ただし、アクティブに写真を撮りながらアクティブに競馬を楽しむのはなかなか苦労もあります。まず前日予想は基本で、例えるなら下ごしらえした素材を持ち込んで調理と味付けだけを現場でやる感じ。一からじっくり予想していると写真を撮る機会を失います。そしてパドックと馬場(スタンド)をレースの度に往復するので、丸一日続けると結構疲れます。合間で馬券を買うのもバタバタしてしまうもので、ついマークミスをしたり…。などと言いながらも結構楽しんでいるのですけどね。

とりあえず飽きるまではしばらくこのスタイルを続けてみようと思っています。今度はいい写真が撮りたいなと思うのですが、それ以上にいい馬券も取りたいと思うのは贅沢でしょうか。いやいや、これは博打打ちの本能です。

20080210_2 ファイングレイン(2008年シルクロードステークス)

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2008.03.16

うまくいかない週末

世の中、どうにもうまくいかないときってありますよね。今週の私はまさにそうでした。そういうときはサラッと諦めて切り替えてしまえれば良いのですが、下手に食い下がってしまうとロクなことがありません。

20080316s

中山11R 中山牝馬ステークス
1着 △09.ヤマニンメルベイユ
2着 -05.マイネカンナ
3着 ▲03.キストゥヘヴン

4着 ◎14.ニシノマナムスメ
6着 ○16.コスモマーベラス
10着 △15.イクスキューズ

今回はシェルズレイが内田博幸騎手に乗り替わって先行しない可能性を感じたので、ヤマニンメルベイユが展開有利と判断してワイドを買い足したのですが、▲△のワイドまではさすがに手が回りません。残り100m、出来たと思ったその刹那、外から軽量51キロのマイネカンナが急襲。それでもワイドなら…と思ったのですが、無情にも幸さんが3着に上がってしまいました。

ニシノマナムスメは淡々としたペースをうまく乗り切ったと思ったのですが、坂上で止まった感じでした。瞬発力よりも長くいい脚が求められたこのレースですが展開的にはこなしており、最後に甘くなったのは馬場が要因かなと推測しています。

一方コスモマーベラスはここが引退レースという話もあって有終の美を期待したのでが、6着。少し位置取りが後ろ過ぎた気もしますが、3コーナー過ぎからじわっと押し上げて行ったときは頭もと期待したのですが…結果論ですがこの馬の場合は大外枠が地味に堪えたように思います。

買い目にあるとおり、マイネカンナはヒモで拾っているんですよね。しかしあくまでヒモはヒモ。軽量2頭が来て軸が4着とは…どうしてくれるかこの馬券、という気持ちになります。昨日の傾向を踏まえた予想は大きく狂ってなかったと思うのですが、つくづくうまくいかないものです。吉田豊騎手が悪いわけないのですが、思わず「勘弁してくれ~」とテレビの前で崩れ落ちてしまいました。
 

阪神11R フィリーズレビュー
1着 △08.マイネレーツェル
2着 -01.ベストオブミー
3着 -03.レジネッタ

8着 ▲09.ディープキッス
10着 ◎15.エイムアットビップ
12着 注07.ペプチドルビー

中山で燃え尽きたのでフィリーズレビューは馬券を買わなかったのですが、マイネレーツェルをもっと推せていれば複勝(10倍)は拾えたかもしれません。単穴としていたディープキッスも直線伸びてはいるのですが、道中の行きっぷりが悪過ぎるのと毎回大外強襲という長谷川騎手の乗り方がいまいちではないかと…もう少し考えてくるのかと思ったのですが。

悩ましきはまるでいいところ無しだったエイムアットビップの本番での取捨でしょうか。前後半で時計ひとつも違わないほぼ平均のペースで乗り難しいレースではなかったのではないかと思うのですが、自分の競馬を見失ってしまっているのかもしれません。福永騎手も今週は特に午後がサッパリでしたし、人馬共に立て直しが必要のようですね。

桜花賞戦線について見直し材料としてはエルフィンステークスの評価を再検討する必要を感じました。レジネッタもラベもよく走っていますね。逆に桜花賞に出て来ても評価する必要がないのが今回予想通り惨敗のエーソングフォー。この馬、典型的なスプリンターではないでしょうか。ファルコンステークスに向かった方が良かったかもしれませんね。
 

土曜の傷口に塩をすり込むような真似をしてしまったので、精進して出直しです。春のG1戦線を前にこの状況のままではまずいので…。

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2008.03.15

中京6F、追い込みの武豊

今日は競馬場には参戦せずに自宅で片手間にPAT参戦だったのですが、ここしばらくでは経験がないほど負けてしまいました。ここで公開している重賞の成績はちっともですが平場特別でそこそこ回収しており、現地でもここしばらく安定していたので細々ながら楽しめていたのですが…、日曜は絞りに絞って戦う予定です。

ところで、私の最近の馬券のスタイルは馬連ワイドがメインで単複と三連複でリスクヘッジ、こういう感じになっています。人気薄から入る分には複勝ワイドに盛り上げておけば問題ないのですが、人気が割れると単複は狙いにくくなり三連複が多くなります。そんな馬券戦略では、時に笑うしかないような落とし穴に落ちることがあります。

200803154

阪神4R 3歳未勝利
1着 ◎14.ケンセイフライト
2着 -16.エーシンプリファー
3着 ▲05.コーニングストーン

4着 ○12.アグネスムーン
5着 △09.プロフェッショナル

軸のケンセイはさすがに順番、悪くても2着は外さない鉄板と見込んでいたわけですが、相手が悩ましい感じでした。人気はプロ、エーシンの順だったのですが雨が残った馬場状態を鑑みると前付けが出来る馬が望ましいということで、前走控えて差し比べで劣ったアグネスムーンを先行策期待で相手に指名し、穴目(結果的には5番人気)のコーニングストーンを3番手に取りました。そしてリスク回避のために1頭加えて三連複をと考え、外を回らされそうなエーシンよりも内で競馬が出来そうと見てプロフェッショナルを加えた三連複BOXを足しました。

結果はご覧の通り、2着にエーシンが割り込みご和算に。レースとしては軸馬は順当勝ち、相手が前付けの期待に反して追い込み差し届かずという、よくある「少しイラッとする競馬」だったわけですが、このときの馬券のポイントはリスク回避に三連複しか買っていないところにあります。

仮にエーシンが外を回らずにすんなり回れば3着までに割り込まれる恐れはあるので、ここは5番の複勝(3.5倍)、或いは14番とのワイド(7倍)をおさえておくべきでした。もちろん14番が鉄板軸と信じ切れていれば1頭軸相手4頭の三連複でも拾えたわけですが…。

こういう悔しい取りこぼしは競馬をやっている以上は日常茶飯事だとは思いますが、こんな芸術的なハズレ馬券にはあまりお目にかかりたくないものです。

20080315s

中京11R ファルコンステークス
1着 -10.ダノンゴーゴー
2着 ◎16.マルブツイースター
3着 -11.ルルパンブルー

5着 ○18.マヤノベンケイ
6着 △01.メジロガストン
9着 ▲14.メイプルストリート

予想でも一切触れなかったとおり、私には中京の1200mで武豊騎手騎乗の追い込み馬を買うという神経はなかったりします。現に昨年もダノンムローという馬で差し届かず4着という競馬をしており、そこを完全無視した私は三連複37倍を比較的簡単に手中にしました。今年も同じ手筈のつもりだったのですが、終わってみるとアッサリの差し切りでした。

そもそもの誤算は、メイプルストリートが積極的に行ったこと。あれだけ切れる脚があるなら前を見ながらの競馬でよかったと思うのですが、中舘騎手の頭には前有利というイメージがあったのでしょうか。それとも難しい面が出たのでしょうか。いずれにせよ結果的にこの馬がテンの加速に一役買ってしまい、ダノンゴーゴーの直線一気を招き入れることになってしまいました。妙に人気を背負ったのも裏目だったのかもしれませんが、この馬にとっては勿体無い競馬でした。

人気を考慮して単勝をおさえたのはマヤノベンケイでしたが、1200mの競馬はまったくできないままに終わりました。前が予想以上に速くなった(入りの2F目が10秒5)ためか追走し切れず、中段からの競馬になってしまった時点で頭は無いと諦めました。それでもなだれ込みで3着ならと思ったのですが、それすら叶わず。もとより瞬発力で勝負できるタイプではないのは確かで、この馬をチョイスしたのは失敗でした。

マルブツイースターはほぼ期待通りの競馬でした。ああいう形で飛んで来られると為す術もないですが、正攻法で連を確保したのは立派です。芝の1400m以下ならこれからもアテにできる馬と思います。ちなみに三連複ではルルパンブルーを拾っていますが、これは前傾ラップで差して来るだけではなく単純に時計ひとつ遅くなれば通用するということじゃないかと考えています。

今回は残念な結果になりましたが、それでも今後も中京の1200mで武豊騎手の追い込み馬は買わないと思います。驚くほど人気が無ければ別ですが、今のところそうなる気配はないですからね…。

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フィリーズレビューなど

桜花賞との直結性という意味ではチューリップ賞に多少劣るフィリーズレビューですが、今年の混戦クラシックではどの馬が台頭するか分かりません。そういう意味ではここも軽視できないところです。が、正直テンションが上がってこないメンバー構成で少しやる気のない予想です…。

◎15.エイムアットビップ
▲09.ディープキッス
△08.マイネレーツェル
注07.ペプチドルビー

エイムアットビップ1強という雰囲気ですが、そのまま頭期待でいいんじゃないでしょうか。ファンタジーステークスでは先行して息切れしオディールに捕らえられましたが、前走の阪神ジュヴェナイルフィリーズでは一転おさえる競馬で3着。勝ったトールポピーよりも強い競馬を見せたように思います。1ハロン短縮の1400mはこの馬にはプラスと思いますし、きっちり勝って本番へというところでしょう。

相手は難しいのですが、敢えて穴目を狙います。ディープキッスの前走は開幕馬場で完全な前残りの展開を最後方から直線だけで3着まで押し上げました。相手関係を考えると物足りないところではありますが、末脚の切れ自体はなかなかと思います。

マイネレーツェルは今回9走目と使い込まれていますがガレた印象も無く、上がりがかかる競馬なら堅実に脚を使える印象があります。池添騎手も手が合っている気がするので、好走を期待します。ペプチドルビーは函館以来の競馬ですが、境厩舎と藤田騎手の久々の師弟コンビに少し注目しています。こういう理由で馬券を買うのもたまにはありでしょう(ここにやる気の無さが見えます)。

人気の一角になりそうなエーソングフォー、レジネッタ、ラベ、ビーチアイドル、この辺りは紅梅ステークスやエルフィンステークスのレース評価を下げた関係で全部消します。じゃあマイネレーツェルはなぜ、となると思うのですが、この馬はそれ以前の実績を買います。挙げてない馬で1頭だけ悩んでいるのはパッションローズですが、血統的に微妙なので現状は見送る予定です。

買い目は、◎の1着固定で馬単または三連単で少額勝負の予定です。ほぼ見るレースの構えです。

なお裏の中山牝馬ステークスについては、週末の雨で外枠不利というトラックバイアスが幾分緩和の方向になっていると感じるので、外の枠に入った実績馬を躊躇無く上位に採ろうと思っています。

◎14.ニシノマナムスメ
○16.コスモマーベラス
▲03.キストゥヘヴン
△15.イクスキューズ
△09.ヤマニンメルベイユ

人気次第ではありますが、◎○はそれなりに信頼しているので馬連ワイドと○単複が中心です。

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2008.03.14

ファルコンステークスなど

施行時期が春に替わってから都合3回目となるファルコンステークス。旧来のクリスタルカップと同じ位置付けになったとは言いつつもコース特性は中山とはまったく異なる中京1200mで、スピード馬が素直に力を発揮できる方向に変わったと考えています。現に昨年の上位入着馬は評価が高く、カノヤザクラは古馬混交の重賞でも活躍しています。今年もそんなスピード馬を探したいと思っていたのですが、週の後半になってまとまった雨。馬場状態が気になります。

◎ 16.マルブツイースター
○ 18.マヤノベンケイ
▲ 14.メイプルストリート
△ 01.メジロガストン

◎と○の順序は迷いましたが、前走の競馬を評価してマルブツを上にします。小倉2歳を勝っているように小回りを苦にするでもなく、折り合いにも苦労しなくなったので展開への適応力も高いです。サクラバクシンオー×ウォーニングといかにも1200mという血統でもありますし、前走開幕馬場の東京で切れたように時計の早い馬場向きのスピード馬と見ます。今の中京なら期待してよいんじゃないでしょうか。

対抗には今回展開の利を受けられそうなマヤノベンケイ。前走はマルブツと同じレースで逃げて5着。ダイワマックワンに終始マークされる展開ながら2着とは同タイムに粘っており、スピードの持続力があります。今回は1200mのわりにはどうしてもハナを叩きたい馬が多くないので、外枠からでもスムーズに先行できれば大崩れはないのではないかと考えます。

メイプルストリートは前々走同じ中京1200mの500万条件で直線ごぼう抜きの末脚炸裂。かと思えば前走の紅梅ステークスでは先行して勝ち馬エーソングフォーと0.2秒差、チューリップ賞勝ちの2着エアパスカルとは0.1秒差。平均ペースながら残り600mで急加速の厳しい流れを乗り切っており、それなりに性能の高い外車と評価します。穴目のメジロガストンは初の1200mですが先行力があり、最内枠と鞍上吉田豊騎手の逃げ適性に注目して前残りを期待します。

▲が馬券的に妙味があれば単複を。◎○とは馬単で裏目が出ればと期待します。△は複勝ワイドでも十分おいしいのではないでしょうか。

そのほかの注目レースとしては、桜花賞トライアルの中山・アネモネステークス。デヴェロッペとソーマジックを狙います。あと、馬券的には難しいですが阪神スプリングジャンプのコウエイトライVSエイシンニーザンの戦いが楽しみです。意外とチャクラが割り込んだりしますかね?

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2008.03.12

なぜ専門紙を使うのか

突然ですが、私は週末のたびに競馬新聞を買います。スポーツ新聞は基本的にまったく使わず、常に専門紙です。数年前から競馬エイトを使っていますが、それ以前はホースニュース馬を愛用していました。そんな経緯から、先日のホースニュース休刊との報については少し思うところがあったので、専門紙についての思いの丈を少し書いてみます。

専門紙は確かに価格は高いです。スポーツ紙なら3部買ってお釣りがくる額です。しかしそこにはスポーツ紙にはない魅力が、少なくとも私にはあります。もちろん贔屓のトラックマンの予想を参考にしたり、詳細な調教時計のチェックをしたりできるという点もありますが、それはスポーツ紙でも可能ですし、逆にスポーツ紙のトラックマンの予想を贔屓にしている人もいるでしょうから、一概に専門紙が勝るとは言えません。

では、スポーツ紙にはない魅力とは何なのか。あくまで私個人の感覚でしかありませんが、やっぱり「競馬をしてるぞ」という雰囲気を一番感じることが出来るところです。何気なくお尻のポケットに突きさして、とかいうあのスタイルが好きなのです。スポーツ紙じゃ様にならないんですよ。それに、前日から買い込んで夜に予想したりとかいうのも朝刊のスポーツ紙では出来ない芸当です。ほんとに些細なことでなのですが、そこがスポーツ紙には鞍替えできない大きなポイントだったりします。

専門紙は一部を除いて経営が苦しくなっているそうです。スポーツ紙というライバルの存在だけでなく、ウェブ等で情報を得る「新聞レス派」が増えているそうです。確かにデータとしては必要なものが新聞無しでも手に入る時代です。専門紙というスタイルはなかなか受け入れられなくなって来ているのかもしれません。が、私は専門紙があり続ける限り買い続けたいと思っています。そこも競馬を競馬として楽しむ上で欠くことのできない部分なのですから…。

Shinbun1 Horsenews

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2008.03.10

サンアディユ急逝に思う

土曜日にオーシャンステークスに出走していたサンアディユが、栗東に戻った後の日曜日に心不全で亡くなってしまったそうです。今回はメディアでも報じられたとおり非常に後味の悪いトラブルがあった訳ですが、まさかこういうかたちで罰が当たるとは…サンアディユはまだまだこれからが期待されていた活躍馬ですから、関係者の心境たるやと思うと気の毒でなりません。

競馬というのは馬という生き物を扱う競技ですから、馬と人の信頼関係が大事なのは云うまでもありません。関係者が手塩にかけて育てた馬たちが走るレースで、あのような不手際があってはいけないと思います。売り上げ減ばかり気にしてないで、一度原点に立ち返るべきではないでしょうか。馬がいてこその競馬なのですから…JRAは今回の件を厳粛に受け止めてほしいと思います。

それにしても、サンアディユにしてもアドマイヤキッスにしてもそうですが「これから」という時に不慮の死を遂げてしまうケースが最近多い気がします。競馬はブラッドスポーツですから血がつながっていくことが大前提なわけで、活躍した馬が産駒を残すことなく世を去ってしまうのは損失以外の何ものでもありません。こういうシーンには出来るだけ出会わずに済めばいいのに、と願わずにはいられません。

20080308 アロド(3月8日阪神6R)

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2008.03.09

きちんと単勝を買うべし

今週も性懲りもなくここここでダラダラと能書きをタレてみたのですが、日曜は見事に砕け散る結果に終わりました。

20080309_3
(追記:馬連とワイドを買ったつもりだったのに今見ると馬連ダブってますね…)

中山11R 弥生賞
1着 △03.マイネルチャールズ
2着 ▲13.ブラックシェル
3着 -02.タケミカヅチ

4着 ◎15.キャプテントゥーレ
6着 ○06.スズジュピター

弥生賞としてペースがかなり緩くなり、4コーナーで前に取り付いていないと勝ち負けできない競馬でした。それは予想通りだったのですが、追って味がないキャプテントゥーレだけにもっと前に行ってほしかったところです。川田くん、ここはもう少し積極的な競馬をしないと…。またスズジュピターは入れ込みがきつく微妙な気配だった割にはよくがんばりました。後藤騎手のレース運びは是非もなく上々でしたが、馬の方がやはり中山では一息、でしょうか。

先の中京記念で勝負をしていたので、ここは軽く流した馬券。三連複は1-2-4着ですが、来たとしても超安めですからね。もとよりトライアルでは本気で買わないです。

20080309_2

中京11R 中京記念
1着 ◎02.タスカータソルテ
2着 -07.センカク
3着 -05.ワイルドファイアー

7着 ▲11.ローゼンクロイツ
8着 △04.シルクネクサス
9着 ○01.トーホウアラン
14着 ×14.トウショウパワーズ
18着 △17.コーナーストーン

その中京記念。パドック時点でタスカータソルテは馬券絡みはほぼ間違いないという確信があり、トーホウアランも特に気になるところはなし。しかしローゼンクロイツは気配が薄い状態で、今日は勝つ競馬はしないかもと推測。馬券は当然タスカータソルテから入ることになりました。相手トーホウアランが大本線は変わらず、相手も一様に印の馬へ流し。三連複フォーメーションでリスク回避を目指しました。

がしかし。タスカータソルテはきっちり抜け出して何とか勝ってくれましたが、その後ろがさっぱり。2着センカクは脳裏を掠めていたのでまだ納得できなくもないですが、3着4着は…なんだそりゃ…という感じ。出来が足らなかったローゼンクロイツはともかく、トーホウアランとコーナーストーンはもっと乗り方あっただろうと言いたくなります。小牧騎手の手腕次第という予想は、ダメな方向で的中してしまいました。素直に単勝を買っておけばよかったと激しく後悔。

◇その他のレース
阪神9Rのアルメリア賞はレッドシューターが順当勝ち、中山10Rのブラッドストーンステークスはタータンフィールズが4番人気で快勝、そして阪神11Rの仁川ステークスはフィフティーワナーが復活V。人気サイドではありましたが、挙げた馬が各レースを勝ち切ってくれました。

さぞかし儲かったとか思われるかもしれませんが、これが全然とれてないのです。阪神9Rは2着が抜け、中山10Rも相手馬が下位に沈み、仁川ステークスはヒシカツリーダーと1点で買ってしまいました。阪神の最終にしてもイリューシブネスが勝ちそうなのは何となく見えていたのですが、既に種銭が尽きてたりします。

中京記念も然りですが、競馬は要はヒモが難しいのだから、ここだと決めたら単複が基本なんですよね。昨日はきっちりそれが出来ていたのに、今日はなんと下手くそな買い方なんだと。これじゃ勝てるものも勝てなくなります。

実はこれでも土日トータルではプラスなのですが、ちっとも勝った気がしません。テンション低く休日が終わりそうです…。

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中京記念など

面白いメンバーの揃った中京記念。人気も割れに割れており、馬券的妙味も大きそうで楽しみです。

中京記念や中日新聞杯、或いは牝馬の愛知杯などで共通した傾向がいくつかあるのですが、京都コースで実績のある馬が非常によく馬券に絡むんですね。3コーナー過ぎから勢いをつけていくコース形態や平坦な直線、軽い馬場など似たような特徴があるのかもしれません。極端に左回りを苦にするということがなければ、まず狙って損がないと思っています。

◎ 02.タスカータソルテ
○ 01.トーホウアラン
▲ 11.ローゼンクロイツ
△ 04.シルクネクサス
△ 17.コーナーストーン
× 14.トウショウパワーズ

京都新聞杯の勝ち馬2頭に注目します。タスカータソルテは暮れの中日新聞杯3着以来ですが、出来はなかなか良いようです。鉄砲実績もありますし、鞍上にはローカル開催で鬼神の如き強さを見せる中舘騎手。ここは頭を期待したいところです。トーホウアランは久々を叩いて2走目になりますが、こちらも中日新聞杯で実績(2006年1着)があります。馬群を苦にしないので内枠は有利なはずで、あとは小牧騎手の手腕しだいと思います。

3番手には断然の中京実績に敬意を表してローゼンクロイツ。今回は骨折休養明けの上にただ1頭のトップハンデ58キロ。斤量自体は問題ないものの相対比較では少し不利です。もちろん性能差であっさりもあり得るので単穴評価。昨年2着のシルクネクサスはタフに使い込まれていますが前走小倉でも好走しており小回りは上手です。今回は人気落ちしているようなので妙味ありです。

穴目で一発を期待するなら、コーナーストーンとトウショウパワーズ。前者は前走休養明け2走目で一変。勢いのある4歳馬で反動よりも上積みに期待したいところです。そして後者、昨年1番人気の馬がこの評価はいかがなものかと。ここ3走はいずれも大きく負けていませんし、極端な時計勝負にならなければ十分期待できると思います。

嫌いたいのはダイレクトキャッチ。決して乗りやすいタイプではないと思いますが、テン乗りの的場騎手でどうでしょうか。またハイアーゲームは個人的に非常に好きな馬なのですが、この馬は左回りが得意ではありますが少しズブさが出てきているので、直線の短い中京では少し見劣るかなと思っています。

買い目は1枠2頭の馬連ワイドが中心。上位3頭までは差がないと思っていますのでボックスでも。

その他のレースから、中山10Rのタータンフィールズ、阪神9Rのレッドシューター、そして阪神11Rのヒシカツリーダーとフィフティーワナーに注目しています。

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勝つには勝ったが…

今週も阪神競馬場に行ってしまいました。2週続けての阪神詣でというのは実に久し振りの気がします。先週に比べるとかなり暖かくなっており、六甲おろし対策の上着が邪魔に感じるほどでした。もう春ですね。

Hanshin Paddock

5レースの新馬戦に間に合ったので運試しに手を出してみましたが、期待した角田騎手の馬は離された5着。先週と違って幸先はいまいちでした。同行の友人と合流して、6レースから改めて戦闘開始です。

200803086r阪神6R
1着 05.アグネスマクシマム
2着 03.グッドフロマージュ
3着 01.アロド






クロニクルの頭は期待値が高めだったのですが、4コーナーで手応えがなくなりました。うーん。

200803087r阪神7R
1着 09.ワンダープロ
2着 04.プリムローズヒル

3着 06.ニホンピロコナユキ

馬単 100円×52.0倍




軸は信頼して相手に減量騎手と休み明けを狙い撃ち。入るには入りましたが…、100円しか持っていません。相手は均等にしておくべきでした。

200803088r阪神8R
1着 13.コロナグラフ
2着 06.トーホウオルビス
3着 01.ピエナポパイ






ロールオブザダイスはずっと買い続けているのですが、何かが足りないですね。能力はあると思うのですが…。

特別戦を迎えて、事前予想で少し面白みを感じた中山に挑戦。

200803089r中山9R 黄梅賞
1着 01.タマモスクワート
2着 03.コスモポッケ
3着 12.リトルディッパー






サイレントフォースを消すことに意義があると思っていたのにパドックを見て逆に消せなくなり、日和見馬券に。素直にヒモBOXでワイドが取れてました。軽く自己嫌悪。横で友人がタマモの単勝を持っていきました。うまいなぁ…。

200803089r_2阪神9R 淡路特別
1着 03.ケンブリッジレーザ
2着 10.ニホンピロレガーロ
3着 01.キャプテンベガ






中山の失敗を踏まえてキャプテンベガを完全無視。しかし軸馬の2番が全然振るわず。条件揃ったと思ったのだけど…。

2008030810r阪神10R 武庫川ステークス
1着 01.ゲイルスパーキー
2着 03.トップオブツヨシ

3着 14.マイネルクラッチ

単勝 2000円×4.4倍
馬連 1000円×12.3倍



阪神では今日一番の狙いレース。本命対抗でガチ的中。しかし3着をユタカさんに割られて三連単が1-2-4-5着。馬連にもう少し盛るべきでした。うれしさも中くらいなり。

いよいよメインレース。今日の勝負レースであるオーシャンステークスです。パドック気配でも全然問題のないナカヤマパラダイスの単複を中心に、馬連ワイドを事前予想の印通り購入。そして注意すべきヒモ穴を絡めた三連複フォーメーションもおさえました。

2008030811r中山11R オーシャンステークス
1着 -15.プレミアムボックス
2着 -06.エムオーウイナー
3着 ◎14.ナカヤマパラダイス

4着 ▲05.アイルラヴァゲイン
8着 ○16.ドラゴンウェルズ
16着 △04.サンアディユ

複勝 2000円×4.6倍

坂下ではナカヤマパラダイスが突き抜けるかという手応え。思わずターフビジョンに向かって「ヨシトミ、あたまっ」と叫んでしまいました。しかし逃げたエムオーウイナーが交せず、最後はプレミアムボックスにも差されて3着に終わりました。4着にアイルラヴァゲインが入っており、エムオーウイナーさえ居なければワイドと三連複が入っていたので、口惜しい元返しに。せめて頭で来てよ、善臣さん…。

対抗ドラゴンウェルズは最終的に2番人気まで支持を集めたものの8着。この馬自身止まっている訳ではないのですが、結果的に外を回った分届かなかった感じでしょうか。大外枠が災いしたかもしれません。圧倒的な1番人気となったサンアディユはスタートで大きく出遅れるとそのまま回ってきただけの最下位。私はあまり力を入れて買っていなかったので良かったのですが、買ってた人には納得の行かない負け方だったのではないでしょうか。何かケガをしたとかじゃなければよいのですが。

プレミアムボックスが頭で来たのには驚きました。この馬は馬群に入れた方が御しやすい馬の筈で、外枠がネックと思いヒモ評価だったのですが、前走の強い勝ち方は本格化の証だったということになりますね。恐れ入りました。2着のエムオーウイナーも思えば昨年のシルクロードステークスの勝ち馬。展開に恵まれたという見方もありますが、うまく力を引き出した熊沢騎手の好判断だったと思います。

そんな訳でオーシャンステークスで精魂果てた後、阪神のメインレース・チューリップ賞が発走。

2008030811r_2阪神11R チューリップ賞
1着 ◎10.エアパスカル
2着 -02.トールポピー
3着 ○15.オディール

7着 △16.ハイカックウ
11着 ▲14.コウヨウマリーン
14着 ×03.オペラセリア

単勝 1000円×13.8倍

早々とトールポピーに来られたときにはあっさり軍門に下ると思われたエアパスカルですが、最後まで堪え切って先着。外から猛追したオディールはハナ・ハナの3着でした。本命対抗の馬連が出来たと思ったのですが、トールポピーはやはり強いですか。でもエアパスカルの単勝は意外につきましたね。これはおいしい。

ちなみに穴狙いの馬は枕を並べて討ち死にという結果。コウヨウマリーンはギリギリの体なので輸送減りすると苦しいという情報があったので、10キロの馬体減の時点で他のヒモ候補と同格に下げましたが、正解でした。阪神に替わって以降好調の福永騎手のマルチメトリックも気になっておさえましたが、新馬勝ちが即通用というのはなかなか難しいようですね。

2008030812r阪神12R
1着 03.サクラワイズ
2着 10.フォルテピアノ
3着 11.アルコイリス






ホワイトペッパーはどうにも勝ち味に遅いですね。というか、適当な予想で最終に手を出すもんじゃないなと反省。

都合10レースを購入して、的中は4鞍。今週も少しプラスになりましたが、オーシャンステークスは思い返すたびに悔しさが込み上げてきます。エムオーウイナーが拾えるには何を考えないといけないのか、明日の予習ではその辺をゆっくり考えてみようと思います。

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2008.03.08

弥生賞

皐月賞のトライアルというよりも有力馬のステップレースとして重要な一戦となる弥生賞。しかし今年はここまで確固たる中心馬が不在の牡馬クラシック戦線、例年固い決着となることの多い弥生賞ですが、今年も大人しく収まるでしょうか。

◎ 15.キャプテントゥーレ
○ 06.スズジュピター
▲ 13.ブラックシェル
△ 03.マイネルチャールズ
△ 11.アインラクス

有力と目されるところに末脚勝負の馬が多いこともありペースは緩くなる可能性が高いと考えているので、先手を取って押し切りを図れる馬が展開的に一番有利になります。キャプテントゥーレは2000mは初めてですが、父アグネスタキオンはこのレースの勝ち馬で後の皐月賞馬。距離に不安はないと見ています。朝日杯の競馬を見て末が甘くなるイメージがあるかもしれませんが、あのレースは前傾ラップの上に走破時計もかなり優秀で、そこを3着にまとめたこの馬の能力は信頼に足ると判断しています。

当面の相手はスズジュピター。父タニノギムレットの産駒は中山ではあまり良績がないというデータもありますが、好調の後藤騎手が乗り方についてかなり具体的なビジョンを漏らしており、期待度の高さが窺えます。東スポ杯の直線一気の脚が印象強いですが、朝日杯の競馬も負けて強しの内容だったと思います。

以下、弥生賞は滅法強い武豊騎手の2回目の手綱に期待してブラックシェル、前走同条件の京成杯を勝ったマイネルチャールズ、そして若駒ステークスで見所のある競馬を見せたアインラクスを選びます。印の回っていないところではオリエンタルロックが面白そうですが、ちょっと馬を見ないと怖いので様子見とします。

穴馬というほどの穴馬を選んでいないので、買い目は◎の単勝、◎からの馬連が主体です。△勢は場合によっては消すかもしれません。

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2008.03.07

オーシャンステークスなど

オーシャンステークスは個人的にゲンの良いレースで、昨年は三連複451倍を的中、一昨年もハズレはしたもののコパノフウジン本命(2着)と予想のブレが小さいです。今年も当然ながら自分に期待しています。

先週の結果を見る限りは、例年同様前に行く馬が中心になる今の中山。それでいて馬場は少しボコボコしている(横山典騎手談)らしいので、軽い馬場オンリーの適性では少し苦しい面もありそう。無論ここでも先行馬、しかも人気のあまり無いところが絡む傾向が強いので、その辺を意識して予想を組み立てます。

◎ 14.ナカヤマパラダイス
○ 16.ドラゴンウェルズ
▲ 05.アイルラヴァゲイン
△ 04.サンアディユ

買いたい馬が多くて難しいのですが、絞りに絞ってこんな印になりました。今回どうしても買いたいのはナカヤマパラダイス。枠順、展開、適性、相手関係、ズバリはまるのはここと信じて疑わないのですが、心配なのはテン乗りの善臣さんだけ。相手もここでこそ狙いたいドラゴンウェルズ。3走前の競馬が出来ればここでも勝ち負けできるはず。

以下は人気になりそうな2頭ですが、鉄砲サンアディユよりも一叩き入ったアイルラヴァゲインを上にします。前走惨敗で人気が落ちるようなら面白いですが、前年の勝ち馬ですから2番人気…でしょうか。叩き良化型なので得意の中山での変わり身は十分期待できます。サンアディユは内田博騎手で人気を集めそうですが、調教本数が不足気味。でも一応格好はつけてくるんじゃないでしょうか。

挙げていないところではアドマイヤホクト・クールシャローン・プレミアムボックスあたりが気になりますが、それぞれ不安材料を抱えているので今回は様子見です。オッズ次第でヒモに加えるかもしれないです。コパノフウジンはそこそこ人気になりそうですがムラ駆けで当てにならないのでこれも買ってもヒモ程度の扱いです。

買い目は◎の単複と◎○の馬連ワイドが中心。◎1頭軸か◎○2頭軸でばら撒くことも考えています。

西のチューリップ賞は実はあまりテンションが上がらないメンバーですが、エアパスカルが一番無難かと思っています。オディールが強敵ですが、トールポピーは敢えてここで手を出すことはないでしょう。コウヨウマリーン・ハイカックウ・オペラセリアと穴馬が充実していてこの辺に妙味。逆にギュイエンヌとかスペルバインドとか中途半端に売れそうなところは、いかにも飛びそうで手が出ません。

◎ 10.エアパスカル
○ 15.オディール
▲ 14.コウヨウマリーン
△ 16.ハイカックウ
× 03.オペラセリア

▲△×の複勝や◎からの馬連ワイドで少し遊んでみます。

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2008.03.06

保険も掛け捨て

20080305

船橋10R ダイオライト記念
1着 ▲14.フリオーソ
2着 ◎02.ボンネビルレコード
3着 -03.サカラート

4着 ○01.マコトスパルビエロ
6着 △11.アジュディミツオー

「逆らった私がバカでした」そう言わずにはいられないような、そんなフリオーソの完勝劇でした。内の競り合いを見ながら無理せず追走すると、直線入り口で早々と先頭に立ってそのまま5馬身差。これまで戦ってきた相手に比べると些か落ちるメンバーで敵は状態だけというところでしたがそこは名門・川島厩舎、抜かりなく仕上げてきました。かつての王者アジュディミツオーを退けて地方では敵無しを誇示し、これでまたヴァーミリアンに挑戦だ、そんなところでしょうか。

自信の本命だったボンネビルレコードは直線良く伸びるも2着。展開利の恩恵を十分に受けての結果と思うので、勝ち馬との力量差はいかんともし難かったということですかね。個人的に重要だった3着争いはサカラートがクビだけ先着。マコトスパルビエロはスタート直後に競り合った分だけお釣りが無かった感じです。3着に残ってくれれば保険の三連複は拾えるところでしたが、残念。サカラートは8歳になりましたが、やはり長いところでは侮れないですね。最後に怖くなってヒモに足してはいたのですが…。

休み明けで注目されたアジュディミツオーは直線息切れして6着。休み明けの分もありますが、アジュディケーディング産駒には幾分長かったかもしれません。一叩きした次走で改めて真価が問われるところです。また、シャドウゲイトは果敢に逃げるも9着。最後はバタバタで距離的にも厳しかったようですが、そもそも深い砂は合わないでしょう。馬場が湿れば一考の余地も無くはないですが、ダートへの挑戦は失敗といわざるを得ないと思います。

しかしまあ、当たらないものですね。姑息な手と知りつつも三連複で保険をかけたのですが、それすら引っ掛かりませんでした。SPATは当分お休みですかね。

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2008.03.04

ダイオライト記念

力量差がはっきりしていて配当的には固い決着になることの多いダートグレードレースにあって、中でも更に固いレースとして知られる船橋・ダイオライト記念。南関での交流重賞では最長距離の2400mは実力差がものを云うことも多いのですが、今年は有力馬がいずれも先行脚質ということもあり、例年ほど楽な逃げ切りや先行抜け出しは適わないのではないかと予想しています。差し馬が台頭すると面白くなりそうですが…。

トピックスとしては、アジュディミツオーが注目の復帰初戦を迎えます。交流G1を5勝している実績は骨っぽい面々が揃った今回のメンバーの中でも随一ですが、10ヶ月の休み明けがどうかという点は気になります。もちろん僚馬フリオーソとの新旧年度代表馬対決は楽しみですが、果たしてこの2頭の競馬になるのか。個人的には否、と考えています。

◎ 02.ボンネビルレコード
○ 01.マコトスパルビエロ
▲ 14.フリオーソ
△ 11.アジュディミツオー

ボンネビルレコードを本命に抜擢します。帝王賞勝ちとJBCクラシック3着の実績を誇り、しかも今回は的場文男騎手が鞍上。前述の通り先行馬がひしめくメンバー構成でもあり、ここで一発末脚炸裂を期待しない訳にはいかないところです。相手はマコトスパルビエロ。前走の佐賀記念はちぐはぐなレースで3着に敗れましたが、今回はアンカツに手が戻ります。行き切らなくても戦える柔軟性は今回の組み合わせでは有利かと思います。

以下は川島厩舎の2頭。フリオーソは地方ではまだ連対を外したことがありませんが、川崎記念の負け方が案外。10月から月一の出走が全て交流G1で今回が5走目、疲労の蓄積が少し気になります。逆にアジュディミツオーは休み明けが全てですが、ほぼ仕上がっているという情報もあるのでいきなりの馬券絡みを警戒しておきます。

JRA勢の他の2頭、シャドウゲイトとサカラートは無印にします。前者は砂向きなイメージがなく、前走フリオーソから0.9秒差は試し走りにしても負け過ぎた感。後者はヒモならアリかとも思えるところですが、今回は人気が偏りそうなので点数を絞るために目を瞑ります。

買い目は馬単◎⇔○と三連単◎⇔○→▲△に期待。万一ミツオーが嫌われるようなら◎⇔△にも少し盛ります。保険は三連複で。

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旅打ちの楽しさ

ここ数年来の趣味として、旅打ちというのがあります。もともと競馬が好き、だけどいつも同じところでやっているとちょっとマンネリを感じることもある。そんなきっかけで遠方の地方競馬場などに出かけていくことが時々あります。

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昨今の中央競馬の施設は競馬場もWINSも大変きれいになり、女性や子供も大勢見かけます。基本はギャンブルの場であり鉄火場であるはずですが、それを内に包含したテーマパークとして進化をしたいというJRAの意図が感じられるところです。しかし地方の競馬場は一部(南関など)を除けばまだまだ鉄火場の匂いが色濃く残っていて、それでいて素朴なところもある独特の雰囲気を醸しているところが多く存在していて、ふとそういう空気に触れたくなることがあります。経営的には決して芳しくない、閑古鳥が鳴いているようなところも少なくないのが現実ではあるのですが、そういう競馬場に少しでも貢献(?)したいという気持ちもあり、足を運んでいるという訳です。

先日何気なくグリーンチャンネルを見ていると、そんな郷愁が感じられるような番組がありました。それはアジア競馬の歩き方という番組。旅打ちを趣味とすることでファンにはおなじみの競馬ライター・須田鷹雄さんをナビゲーターとして、アジアの各地に存在する競馬場とその周辺の観光地などを紹介する番組なのですが、古き良き競馬(といっても私も所詮新参者なのですが)がそこにはあるというか、懐かしさに加えて一種の羨ましさを感じるシーンが盛りだくさんなのです。タイの競馬場など都会の中にあるのに泥臭さ満点で、かつて大阪球場跡にあったWINS難波のごとき空気がそこにはありました。

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行ったことのない競馬場の開拓はここしばらく叶っていませんが、また暖かくなったらどこかへ行きたいな、そんな気持ちにさせられる番組です。もし視聴可能であれば、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

うーん、次は金沢競馬場あたりを攻めてみようかな…。

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2008.03.02

さっぱりがとまらない

20080302

中山11R 中山記念
1着 -07.カンパニー
2着 -16.エイシンドーバー
3着 ◎05.エアシェイディ

5着 注08.アサカディフィート
8着 注01.プリサイスマシーン
9着 ○02.チョウサン
10着 ▲09.リキッドノーツ
13着 △06.コンゴウリキシオー

コンゴウリキシオーの逃げを2、3番手で追走したカンパニーが直線入り口で先頭に立つとそのまま押し切る強い競馬で勝利しました。2着に中団の外目から早めに押し上げて行ったエイシンドーバー。馬群に包まれて捌くのに苦労したエアシェイディはゴール前で何とかマルカシェンクを交して3着まででした。

追い込み一辺倒で今回は厳しいと見ていたカンパニーの先行策には少し驚きました。元々身体能力に難があって先行策をとれなかった馬なのですが、7歳にしてこの競馬が出来るようになったのは成長の証です。コンゴウリキシオーが作った極端に早くもなく遅くもない典型的な平均ペースにうまく乗って、そのままゴールに吸い込まれていきました。もっとも結局はあの競馬を出来た馬が勝つレースであり、個人的にはエアシェイディにそれをやってほしかったのですが…。当のエアシェイディはスタートで少し後手を踏んでしまい、直線でも窮屈になったのが残念でした。

対抗と目したチョウサンはスタートこそスムーズだったものの道中ジリジリと番手を下げ、4コーナーで既に手応えなし。見た目には仕上がっているように見えましたが、中身が伴ってなかった模様。リキッドノーツは期待通りの位置で競馬をしていましたが、追って案外。まあこの馬なりに駆けているのかもしれませんが、相対的には見劣ってしまいました。一番脆かったのはコンゴウリキシオーで、坂下で早々とつかまると後はズルズルという感じでした。こちらも少し本当の状態ではなかったようですが、G1で勝ち負けをしていた馬としては物足りない結果でした。

20080302_2

阪神11R 阪急杯
1着 △03.ローレルゲレイロ
2着 ▲04.スズカフェニックス
3着 -02.ローブデコルテ

6着 △07.ナスノストローク
7着 ◎12.アンブロワーズ
8着 ○13.フサイチリシャール
10着 △09.アグネスラズベリ
15着 ×11.テイエムノブシオー

軸としたアンブロワーズからの心中馬券だったので▲△の縦目にも清々した気持ちなのですが、結局上位には外を回った馬が1頭も入って来られなかったのがポイントでした。内回りで馬群がごちゃつく内を回るよりも外で自由に動ける方が有利と思ったのですが、ふたを開けるとスズカフェニックスは涼しい顔で馬群を割ってきました。やはり強い馬は強いということなのですね。

アンブロワーズ自体の競馬は悪くないものでしたが、惜しむらくはスタートで後手を踏んだのが痛かったですかね。あれが普通に出られていたら3着争いには加われたのではないかと。次走も阪神を使うようなら普通に狙い馬にしたいと思います。当面の相手としたフサイチリシャールもやはりスタートが一息で後ろからの競馬になってしまったのが誤算でした。これがこの馬の実力どおりの結果とは思いませんが、競馬なので仕方ないです。

東西重賞は散々な結果になり、今日の成績もマイナスです。なかなか連勝とはいきませんね。来週にはクラシックに向けての重要なトライアル戦が控えていますので、改めて力量分析やレース回顧などをやっておこうと思います。

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阪急杯

一時期の1200mから1400mに戻って3年目の阪急杯。1200mと1400mでは随分状況が異なるので、ここの差ははっきり意識した上で検討する必要があるかと思います。

1400mという距離はG1の施行もないため、とかく日の当たらないようなイメージがあります。確かに京王杯スプリングカップ、スワンステークス、そして近年創設された阪神カップとG2戦は数多く組まれていますが、なぜか1200mでも1600mでも少し足りないような馬が活躍することが多い気がします。今回もそんな1400mのスペシャリストを探してみたいと考えています。

上に挙げた1400mのG2で好走歴のある馬を挙げると、暮れの阪神カップを勝ったスズカフェニックス、一昨年の阪神カップの覇者で昨年のスワンSを2着としているフサイチリシャール、そして一昨年のスワンSで2着のシンボリグラン。この辺りが1400mにおける実績組と言えるでしょうか。ここで注目したい馬は、特に1400m戦で安定感のあるフサイチリシャールです。1400mには過去4回出走して(1.1.0.2)。昨年の阪神カップでは12着と着順は悪かったものの、勝ったスズカフェニックスから0.5秒差と大きく負けた訳ではありません。スズカフェニックスの59キロに対して57キロと斤量も据え置きで、鞍上が川田騎手に代わるのもプラスと思います。

重賞実績は前述の馬には及ばないものの、特に1400m、阪神コース、或いは中山コースで実績のある馬もピックアップしてみます。内から順にナスノストローク、アグネスラズベリ、アンブロワーズという辺りが該当しますか。この中で期待したいのはアンブロワーズ。阪神コースは(2.2.0.1)と非常に安定しており、2走前のファイナルステークスは展開利もあったものの強い競馬でした。前走10着は馬場に尽きるため度外視できると思うのですが、これで人気が落ちるようならぜひ狙いたい1頭です。ちなみにナスノストロークも気になる存在ではありますが、村田騎手の関西での騎乗はそれほど信頼度は高くないため強くは推せず、穴で一考というところでしょうか。

ここで展開を少し考えておくと、逃げるのは十中八九ローレルゲレイロ。溜めて逃げるよりもある程度行ってしまった方が良いタイプですが、テン乗りの四位騎手がどういうペースを作るかが鍵です。先団追走組にキンシャサノキセキ、フサイチリシャール、オースミダイドウ、テイエムノブシオーといった辺り。以下はごちゃっと固まって、後方待機でスズカフェニックスやアンブロワーズ、ペールギュントなど。内を引いたスズカは思い切って控える競馬をすると思います。

繰り返しになりますがレースのツボはローレルゲレイロの出方で、強いペースで引っ張ると馬群がばらけて差し馬が競馬をしやすくなりますが、おさえてしまうと団子状態になり内がごちゃつく可能性があります。またキンシャサノキセキのように折り合いに課題がある馬は、ペースダウンした場合にかかることが考えられます。この辺も予想の要素として加える必要がありそうです。

ダラダラ長くなりましたが、本命はアンブロワーズにしたいと思います。幾分穴狙いですが、阪神1400mはベスト。幸騎手は騎乗実績こそないものの今年は特に特別戦での好騎乗が光るので、ここも一発に期待します。相手にはフサイチリシャール、スズカフェニックスの実績馬を選びますが、斤量と枠順の問題で少してこずりそうなスズカは今回に限っては評価を下げます。そしてヒモで狙うところとして、前で残る展開になったときのローレルゲレイロと差してくるアグネスラズベリ、ナスノストローク。大穴でテイエムノブシオーまで拾います。ここまで一切触れていない馬で気になるのは8枠の2頭ですが、ヒモ狙いで加えるかどうかは状態を見て判断しようと思います。

◎ 12.アンブロワーズ
○ 13.フサイチリシャール
▲ 04.スズカフェニックス
△ 03.ローレルゲレイロ
△ 09.アグネスラズベリ
△ 07.ナスノストローク
× 11.テイエムノブシオー

軸馬が人気サイドではないので、基本は単複で。馬連ワイドで手広く流すことも考えています。

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中山記念

最初のエントリで展開予想を中心として予想すると書いたにもかかわらず、満足な展開予想をしてないことに気が付きました。ここはさすがに展開や馬場特性を無視できないので、まずはそこから紐解いてみることにします。

メンバーを見渡した場合、ハナを主張しそうな馬はコンゴウリキシオーとヨイチサウスの2頭。コンゴウリキシオーは番手で折り合うことも可能なので、ここはヨイチサウスのペースになると考えて良さそうです。ただし、本質的には平均ペース以上で行けた方が強いコンゴウリキシオー、ここ2戦前々の競馬で結果を出しているマルカシェンク、更にはJCと有馬でハナを切ったチョウサンなど、隙あらば前に行こうというクチが何頭かいるので簡単にペースダウンはさせてもらえないと考えています。平均ペースかそれ以上になりそうです。

ペースアップすると自ずと差しが有利になると短絡的に考えがちなのですが、小回りコースでは必ずしもそうとは言えません。特にコース形状が特異な中山の場合はスローの上がり勝負の方が差しが決まりやすく、逆に強いペースで引っ張った馬がそのまま押し切る競馬も少なくありません。中山記念の過去のレースを振り返ってみても、ローエングリンやバランスオブゲームはスローペースで押し切ったわけではなく、中盤で後続に脚を使わせるために道中でペースを上げています。一本調子の逃げ馬や追い込み一辺倒の馬では勝ち切るのは難しく、更に開幕の馬場を考慮すると後ろからの直線一気は容易ではないため、それなりに先行出来て末も伸ばせる好位差しの馬が狙い目かと思っています。

差し馬にもいろいろなタイプがいますが、ここではハイペースに乗じて飛んでくるタイプではなく自分から動いて前を捕まえられる馬が理想です。そこに馬の状態や中山適性を加味して、本命にはエアシェイディを挙げることにします。前走AJCCでようやく重賞制覇を達成し惜敗続きにピリオドを打った同馬。昨年のこのレースでも2着に入るなど中山での実績は十分で、ペースに左右されることなく自分から動ける自在性と堅実な末脚が魅力です。人気はするとは思いますが、ここから入りたいと思います。

相手選びには少し別のファクターを取り入れてみます。中山記念の好走馬が前走どこを使っていたか、他のどのレースで実績があったか、といった傾向を探ってみると、2頭の馬に辿り着きます。チョウサンとコンゴウリキシオーです。中山記念へのステップで一番結果が出ているのはG1からの直行組で、前走が有馬記念のチョウサンと前走が香港マイルのコンゴウリキシオーの2頭だけがこれに該当。更に、このレースの過去の勝ち馬が結果を出しているレースとして毎日王冠とマイラーズCがあるのですが、チョウサンが前者を、コンゴウリキシオーが後者を昨年制しています。展開面を考慮すると、出来れば前で競馬したいコンゴウに対して毎日王冠は差してレコード勝ちのチョウサンの方が融通が利きそうなので、チョウサンを対抗とします。コンゴウリキシオーは調教の動きからもまだ本調子とは言えなさそうなので、連下にとどめます。

単穴としては少し人気薄になりそうなところから、リキッドノーツを取り上げます。前走の東京新聞杯では直線一気に強襲して2着。7歳にして充実著しく、高い中山実績も見逃せません。田中勝春騎手が今年やや不調なのは気になりますが、前走に続いて穴を演出してくれないかと期待してみます。その他ではプリサイスマシーンとアサカディフィートの高齢馬2頭が気になりますが、高齢だけに状態を見てから判断したいと思います。

人気の一角にあがりそうなカンパニーは脚質的に合わなさそうで且つテン乗りの横山騎手が末勝負に徹した場合不発の危険性が高いと判断して無印とします。またマルカシェンクは、完全に勝ちパターンの前走で2着、追われてから頭を上げてしまうところが出て来ており信頼度が少し下がると見てこちらも無印です。

◎ 05.エアシェイディ
○ 02.チョウサン
▲ 09.リキッドノーツ
△ 06.コンゴウリキシオー
注 01.プリサイスマシーン
注 08.アサカディフィート

買い目は素直に◎からのつもりですが、頭信頼とは言いづらいので馬連で。リキッドノーツの単複もアリかも。

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2008.03.01

複勝に救われるひと

今年最初の開催が開幕した阪神競馬場に行ってきました。本当は4レースの障害戦で内馬場からチャクラの雄姿を拝もうと思っていたのですが、前日夜が少し遅かったせいもあって出遅れてしまい、12時を過ぎた頃に到着。気温はさすがに高くなってきましたが、六甲おろしは身に凍みる冷たさでした。

間に合えば現地で買うつもりだった4レースの馬券を携帯PATで1点だけ仕込んでおいたところ、的中していました。今日はいけるかな、という期待感を抱きつつの勝負開始です。5レースの新馬戦は定石通りケンして、6レースから入ります。

200803016_2阪神6R 3歳500万下
1着 11.リマレックス
2着 13.コスモジャイロ
3着 04.ディープキッス

複勝 1000円×8.1倍


小牧ではダメか…複勝を拾ってポテンヒット。

200803017_2阪神7R 4歳以上500万下
1着 10.ケージームサシ
2着 11.トップオブオナー
3着 04.オーキッドコート




容赦なく荒れますね。
熊沢さん出鞭くれまくってましたがダメでした。

200803018阪神8R 4歳以上500万下
1着 02.ミリオンディスク
2着 11.ワンダープロ
3着 10.ローランバーク

ワイド 300円×5.1倍


スズカがたれてダメかーと思ったら
四位さんが差してくれました。でも送りバントですね。

200803019阪神9R 千里山特別
1着 12.タイセイファイター
2着 16.ホウショウループ
3着 07.タニノディキディキ

複勝 2000円×5.4倍
ワイド 300円×31.8倍

割とうまくいきました。クリーンヒットです。
でも勝ち馬には微塵も気が行かなかったですね…。

2008030110阪神10R 御堂筋ステークス
1着 02.メトロシュタイン
2着 07.マンハッタンスカイ
3着 15.エーシンピーシー




ニシノは東京じゃないとダメなクチですかね。
あの位置から伸びないあたりがもう一歩。

メインを前にして少し浮いていたので、浮いている分くらいは突っ込むつもりでアーリントンカップのパドックを凝視。ポルトフィーノは少し落ち着きがないというか、入れ込み気味。良く見えたのは順にスマートファルコン、ノットアローン、ディープスカイ。状態が良ければ拾うと言っていたノットアローンはともかく、ディープスカイはどうしようかと少し悩んで、人気薄だし複勝でと結論を出しました。

ミッキーチアフルもこの馬なりの出来はあるので基本の買い目は変えませんが、穴目の複勝を拾うために三連馬券は買わないことに。ダンツキッスイ、ロードニュースターは冴えない感じ、オースミスパークは物見しまくりで集中力に欠いていたので、いずれも消しました(消してしまいました)。

2008030111阪神11R アーリントンカップ
1着 △12.ダンツキッスイ
2着 -05.エーシンフォワード
3着 -03.ディープスカイ

5着 ○01.ミッキーチアフル
8着 ◎13.ポルトフィーノ
10着 ▲02.スマートファルコン
11着 ×10.ロードニュースター

向こう正面で口を割っているポルトフィーノを見て馬券が外れるのを確信、そして4コーナーの差を見てダンツキッスイが残るのを確信しました。ポルトフィーノは直線に向いたときこそまだ多少手ごたえがありましたが、そこからドッと来られて馬群に沈んで行きます…結局ダンツキッスイがビューティフルな逃げ切り勝ち。2着以降の上位には軒並み人気下位の馬が入り、三連単89万馬券の大波乱。うーん、これはダメだ。すっかり外れた気で馬券を確認していたら、そうだ、複勝買ってたんだったと思い出しました。

2008030111b

3着 拾03.ディープスカイ
4着 拾07.ノットアローン

複勝 1000円×7.3倍




パドック気配で拾った2頭が3着、4着に来てました。完全にリカバリーは出来ませんでしたが、どうにかカバー出来ました。リリーフが打たれたものの1点差で逃げ切り、という感じですね(なぜ野球に例えているのかは敢えて突っ込まない方向でお願いします)。

ダンツキッスイは直線いっぱいに粘っての逃げ切りでしたが、ちょっとお釣りがない感じで強い!という勝ち方ではありませんでした。今後も同じ手が通じるかといわれると少し疑問です。むしろ後ろから急追したエーシンフォワード、ディープスカイ、そして5着のミッキーチアフルあたりの方が見所があったように思います。ノットアローンはうまく流れに乗ってなだれ込みを狙ったものの最後は少し甘くなって4着、おそらく平坦の方がよいタイプです。

ポルトフィーノは最初に掛かったのがすべてかもしれませんが、それでも少し負けすぎの気がします。せめて3着くらいには来てもらわないと…オープン勝ちがあるので桜花賞には出走できると思いますが、少し評価を下げざるを得ないですね。ここでクラシックの主役が登場するかと思っていたアーリントンカップでしたが、全体に低調なレースで余計に混沌とさせてしまったように感じる一戦でした。

6レース戦って今日は撤退。少しだけプラスになったので、梅田でおみやげを買って帰りました。しかし今日は的中4レースで1着馬をひとつも当ててないんですよね…どうなんだろうこの結果は。夜は明日の予習です…。

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