ファルコンステークスなど
施行時期が春に替わってから都合3回目となるファルコンステークス。旧来のクリスタルカップと同じ位置付けになったとは言いつつもコース特性は中山とはまったく異なる中京1200mで、スピード馬が素直に力を発揮できる方向に変わったと考えています。現に昨年の上位入着馬は評価が高く、カノヤザクラは古馬混交の重賞でも活躍しています。今年もそんなスピード馬を探したいと思っていたのですが、週の後半になってまとまった雨。馬場状態が気になります。
◎ 16.マルブツイースター
○ 18.マヤノベンケイ
▲ 14.メイプルストリート
△ 01.メジロガストン
◎と○の順序は迷いましたが、前走の競馬を評価してマルブツを上にします。小倉2歳を勝っているように小回りを苦にするでもなく、折り合いにも苦労しなくなったので展開への適応力も高いです。サクラバクシンオー×ウォーニングといかにも1200mという血統でもありますし、前走開幕馬場の東京で切れたように時計の早い馬場向きのスピード馬と見ます。今の中京なら期待してよいんじゃないでしょうか。
対抗には今回展開の利を受けられそうなマヤノベンケイ。前走はマルブツと同じレースで逃げて5着。ダイワマックワンに終始マークされる展開ながら2着とは同タイムに粘っており、スピードの持続力があります。今回は1200mのわりにはどうしてもハナを叩きたい馬が多くないので、外枠からでもスムーズに先行できれば大崩れはないのではないかと考えます。
メイプルストリートは前々走同じ中京1200mの500万条件で直線ごぼう抜きの末脚炸裂。かと思えば前走の紅梅ステークスでは先行して勝ち馬エーソングフォーと0.2秒差、チューリップ賞勝ちの2着エアパスカルとは0.1秒差。平均ペースながら残り600mで急加速の厳しい流れを乗り切っており、それなりに性能の高い外車と評価します。穴目のメジロガストンは初の1200mですが先行力があり、最内枠と鞍上吉田豊騎手の逃げ適性に注目して前残りを期待します。
▲が馬券的に妙味があれば単複を。◎○とは馬単で裏目が出ればと期待します。△は複勝ワイドでも十分おいしいのではないでしょうか。
そのほかの注目レースとしては、桜花賞トライアルの中山・アネモネステークス。デヴェロッペとソーマジックを狙います。あと、馬券的には難しいですが阪神スプリングジャンプのコウエイトライVSエイシンニーザンの戦いが楽しみです。意外とチャクラが割り込んだりしますかね?
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