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2008.03.10

サンアディユ急逝に思う

土曜日にオーシャンステークスに出走していたサンアディユが、栗東に戻った後の日曜日に心不全で亡くなってしまったそうです。今回はメディアでも報じられたとおり非常に後味の悪いトラブルがあった訳ですが、まさかこういうかたちで罰が当たるとは…サンアディユはまだまだこれからが期待されていた活躍馬ですから、関係者の心境たるやと思うと気の毒でなりません。

競馬というのは馬という生き物を扱う競技ですから、馬と人の信頼関係が大事なのは云うまでもありません。関係者が手塩にかけて育てた馬たちが走るレースで、あのような不手際があってはいけないと思います。売り上げ減ばかり気にしてないで、一度原点に立ち返るべきではないでしょうか。馬がいてこその競馬なのですから…JRAは今回の件を厳粛に受け止めてほしいと思います。

それにしても、サンアディユにしてもアドマイヤキッスにしてもそうですが「これから」という時に不慮の死を遂げてしまうケースが最近多い気がします。競馬はブラッドスポーツですから血がつながっていくことが大前提なわけで、活躍した馬が産駒を残すことなく世を去ってしまうのは損失以外の何ものでもありません。こういうシーンには出来るだけ出会わずに済めばいいのに、と願わずにはいられません。

20080308 アロド(3月8日阪神6R)

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コメント


検索からやってきました。
それにしても今回は不可解なことが多かったですね。JRAもスタートにミスは謝罪したけど、馬券を払い戻すこともなく…。

投稿: 競馬ウマブログ | 2008.03.11 01時57分

>競馬ウマブログ様
はじめまして。コメントありがとうございます。

今回の一件は氷山の一角なのかもしれませんが、せめてその場での説明はしてもらわないと納得しない人は大勢いると思いますね…。
重賞レースだけに払い戻しとなると損失も大きくなるでしょうが、それで失うものよりも今回失った信用の方が大きいような気がします。

投稿: あなけい | 2008.03.11 08時08分

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