51er、能力に翳り…?
慢性的な種銭不足に加えてG1レースの中休みということもあり、あまり競馬に気が向かない週末でした。日曜も全然競馬を見ずに過ごしていたのですが、毎週のように競馬をやっているせいか、たまに競馬をやらずにいると休日が随分長く感じるんですよね。日頃どれだけ時間(というか締切)に追い立てられているのかと、我ながら少し呆れてしまいました。
アンタレスステークスの前に1つだけ狙いをつけた、京都9レースの糺の森特別。クィーンスプマンテを軸に、相手本線がセラフィックロンプ。前残り警戒でナイスヴァレーを押さえて…もうお分かりですね。またタテ目です。それもビューティフルなタテ目(1着セラフィックロンプ、2着ナイスヴァレー、3着クィーンスプマンテ)。最後にエーシンサーフィンをおさえるかタテ目をおさえるかで悩んで、前者をとりました。このヒキの弱さがこのところの負けの込み方に表れているような気がします。
京都11R アンタレスステークス
1着 -15.ワンダースピード
2着 -11.ドラゴンファイヤー
3着 -13.サンライズバッカス
…
4着 ◎05.フィフティーワナー
6着 △09.マルブツリード
7着 ○03.ロングプライド
12着 △01.ナナヨーヒマワリ
ワンダースピードはベテルギウスステークスをレコード勝ちするなど時計面での強みがあり、しかも今回は3番手追走でスムーズに流れに乗れたのが良かったようです。この馬はもともと休み明けにいきなり走れるような馬ではなかったはずで、そこを懸念して評価を下げた(最終的にヒモでは拾った)のですが、今回の競馬を見る限りその辺りの弱みは解消したようです。このところ好調の小牧騎手もうまく乗ったと思います。
レースは明らかに先行馬に有利な流れだったのですが、その中で差して2、3着に来た2頭はかなり評価できると思います。ドラゴンファイヤーはジャパンカップダート以降少し不振だったのですが、今回は出来の良さが目立っていました。もしかしたら寒い時期は良くないタイプかも知れません。サンライズバッカスも5ヶ月のブランクを感じさせない末脚で、さすがはG1ホースというところを見せました。元々よどみの無い流れが合うタイプではありますが今回見せた脚はかなりのもの。反動が少し気になりますが、中央の軽いダートでは未だ上位の存在ですね。
展開的にはキッチリ嵌ったと思ったフィフティーワナーだったのですが、最後の100mくらいで持ちこたえられなくなってしまいました。終始突っつかれる展開だったとはいえ、一昨年は同じようなレース運びで完勝しているわけですから、最高潮時に比べるといくらか力が落ちていると言わざるを得ないかもしれません。勝ったワンダースピードの走破時計が1分50秒5ですから、本来のフィフティーワナーなら最低でも0.5秒くらいは前にいる計算だったのですけどね…。
ロングプライドはやや消極的な競馬で、終いも脚色が同じになり7着。この馬はやはり左回りの方が良いのか、爆発的な末脚はなりを潜めたままでした。マルブツリードは毛ヅヤが地味でしたが見せ場十分で、ここに入っても大きく見劣らないところは見せてくれました。ナナヨーヒマワリについては、さすがに最後方から届く流れではなかったということでそう悲観した敗戦でもないかと思います。もう少し上がりがかかる展開なら食い込む余地もあったのですが、ちょっと厳しいレースになりました。
人気でまったく不振だったメイショウトウコンは、元々小回りでスローな流れをまくるのが得意なタイプ。ここでは割り引いて当然なのですが、にしても負け過ぎの感があります。月一走ペースで使い詰めてきていることもあり、少し疲労があるのかもしれません。
なお、東京のフローラステークスは予定通りケンに回りました。フラワーカップで馬券に貢献してくれたレッドアゲートが人気に応え、2着にカレイジャスミン。3着は穴で挙げたキュートエンブレム。終わってみれば取れないレースでもなかったと感じますが、それは結果論というものですかね。レッドアゲートは本番でも人気になりそうですが、今後の注目は直線でダントツの末脚を繰り出した4着のメイショウベルーガ。東京/京都の開催中に自己条件を使ってくるようなら、かなり有望だと思います。
最近のコメント