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2008.04.11

桜花賞の展開を考える

枠順も発表され、いよいよ迫ってきたクラシック第一弾・桜花賞。一週前予想の段階で止まっていたんですが、そろそろ絞り込んでいこうかと思います。今回は阪神外回り1600mのマイル戦の傾向と、それに向く馬の洗い出しをやってみましょう。

まずはコース傾向から調べてみます。阪神コースが改修されて以降の外回りマイル戦ではスローペースの競馬が多いような印象があったのですが、実際はスローペースになる場合とハイペースになる場合との2パターンに分かれるようです。前者の代表例がトライアルのチューリップ賞なら、後者の代表例は暮れの阪神ジュベナイルフィリーズということになります。直線の長いコース形態を意識し過ぎるとスローになりますが、スローになるのを意識して速くなるケースも少なくないようです。

さて、今回の桜花賞のメンバー構成からどちらのパターンになりそうでしょうか。とりあえず1枠1番を引いたデヴェロッペは前に行くことが濃厚と思われるので、これに絡んでいくような馬がいればペースが速くなることが想像できます。前走掛かって敗退したポルトフィーノが折り合いを考慮しての先行策に出る気配なので、それなりに流れるような気がしますが…どうでしょうか。ブラックエンブレムも気性が勝ったタイプなので前に行く可能性も考えられます。

仮にハイペースになった場合、馬場傾向としては外差しが利くようになっているので差し馬台頭と考えるべきでしょう。阪神ジュベナイルフィリーズで差し切り勝ちしているトールポピー、前走スローペースで切れる末脚を披露したオディールあたりが注目されそうですが、個人的に差し脚でもっとも気になっているのはアネモネステークスで2着に入ったシャランジュでしょうか。当時まったく外差しが利かなかった中山1600mで大外枠から差し込んでの2着ですから、能力は確かと思います。もちろん勝ったソーマジックも狙い目です。長くいい脚を使えるということで考えると、クイーンカップを快勝したリトルアマポーラも候補に挙がります。

では、ポルトフィーノが折り合ったとしたらどうなるでしょうか。デヴェロッペの単騎逃げという展開を想定した場合、後ろから差す馬にはつらい流れになるでしょう。それなりに先行、或いはそれなりに早めの仕掛けが必要になります。決め手では一歩劣るものの前に行くとしぶとい印象のあるエアパスカルやエーソングフォーあたりが粘りこむ可能性も考えられなくはないですが、典型的な前残りというのはなかなか難しい気がします。好位からの競馬が理想と考えれば、前走自分から動いて2着のトールポピー、条件戦は先行して押し切りの競馬で圧勝したソーマジック、そして秋頃には先行策を採っていたエイムアットビップあたりが有力かと思います。オディールも侮れませんが、距離が微妙に長いようにも思えるので…。

どちらか一方の展開に山を張るのも一手ですが、両面策を採った上でどちらの場合でもそれなりに走れそうな馬が軸としては信頼感がありそうです。ここで、それぞれのパターンでの有力馬をまとめてみます。

◇ハイペースで差し脚が期待できる馬
・シャランジュ
・ソーマジック
・トールポピー
・リトルアマポーラ

◇スローペースでうまく立ち回れそうな馬
・トールポピー
・ソーマジック
・エイムアットビップ
・オディール

◇逃げる公算が高いが勢いで押し切るかもしれない馬
・ポルトフィーノ
・ブラックエンブレム

こんなところでしょうか。トライアルを含むステップレースについて検証した結果、アネモネステークスの上位馬が強い競馬をしていたのが分かったということもあり、現時点では人気しそうなトールポピーよりもソーマジックやシャランジュを上に採りたいと考えています。あとは、展開においても人気においても鍵になりそうなポルトフィーノの取捨選択が問題。これがそのまま買い目の振り方にも影響しそうです。

もう少し練り込みが必要ですが、少し組み立てが出来てきた気がします。輪郭は見えてきた…かな?

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