皐月賞予想の結論
中山グランドジャンプ、エイシンニーザンは負けてしまいましたね。やはり初の大障害コース、63.5キロの斤量、そして輸送、これだけ不利な要素があるといきなりは難しいのでしょうか。もっとも負けるときは丸飛びと考えていたので、ある意味予想通りといえば予想通りかと…馬券の回顧はまた後ほどということで。
いよいよ皐月賞前日ということで、予想もまとめにしたいと思います。ここやここでダラダラと前哨戦を振り返り、そこから展開予想もしてみました。最後にチェックしておきたかったのは今週の中山の馬場状態なのですが、今日は相当悪かったですね。雨は降っていないようなので明日は幾分乾くとは思いますが、良馬場は期待できない(発表は良でも…という点を含み置いて)と考えて良いでしょう。それを踏まえて、こういう印にしてみました。
◎18.ショウナンアルバ
○09.マイネルチャールズ
▲03.フサイチアソート
△05.レインボーペガサス
△12.ベンチャーナイン
△09.ブラックシェル
△08.ダンツウィニング
いやはや、悩みました。しかし結果的には人気どころから入ることにしました。頭はどちらにするか迷ったのですが、どうにも前が有利な展開になりそうな気がしてならないので、恐らくはハナを切るだろうと思われるショウナンアルバで勝負してみます。もちろん掛かって自滅というリスクを持っていますが、能力的に拮抗していると云われる今年のメンバーの中では一番速いだろう、という結論を出しました。速い馬が勝つ皐月賞ゆえ、ここから入ります。
相手は面白くないもののマイネルチャールズ。安定感、自在性、コース適性、どれをとっても非の打ちどころがないです。時計面のインパクトの無さとトップスピードの渋さは気になるのですが、皐月賞に相性の良いブライアンズタイム産駒という点も買ってみます。もっとも、この馬がすんなり頭に来れるほど今年のクラシックは甘くない…という思いからの対抗評価なので、頭で馬券を買う気はありません。
単穴にはフサイチアソートを大抜擢。ある意味今回の予想の一番のポイントであると同時に、最も当てにならないところでもあります。わずか3戦のキャリア、いかにもダート向きと思わせるトワイニング産駒、そして前走の不甲斐無い惨敗。普通に考えれば東スポ杯は嵌っただけという結論も出せるのですが、どうにも割り切れないところはあります。東スポ杯はそう生易しいレースではなかったということもありますが、横山騎手が重賞で鬼のように乗れている現状を考えると無視できません。上がりのかかる馬場、立ち回りに有利な内枠、そしてハイペースをものともしない末脚の炸裂を期待します。
以下、上がりが掛かる競馬が合いそうなレインボーペガサス、団子の展開なら一発ありそうなベンチャーナイン、重馬場の適性を買ってダンツウィニング。アンカツに手が戻るレインボーはきさらぎ賞の再現とまでは云わずともここまで低評価なら怖いです。また、ダンツウィニングは前走で見どころなしと断じたのですが、コマンダーインチーフ産駒は重馬場でこそ買わなければいけないのでヒモで拾います。
悩んだのはブラックシェルですが、限りなく消し気味の連下としています。クロフネ産駒の底の浅さのようなものが出なければ、上がりの掛かる馬場はエンジンの懸かりが遅いこの馬には有利に働く可能性はありますが、馬込みで競馬をしたことがないのも気になりますし、大外を回していると届かない可能性が高く、実力を発揮できないような気がしています。
既に7頭挙げていますのでこれ以上印は打ちませんが、気になるのはキャプテントゥーレでしょうか。正直距離の壁がありそうな気がしていたのですが、血統構成的に2000mはこなしてよいと考えれば、今回の馬場状態は有利に働く可能性が高く要注意…です。ちなみに切った馬についての能書きは、来られた時に言い訳をするためにとっておくことにします。
馬券はショウナンアルバ、フサイチアソートを中心にします。マイネル相手の馬券は抑え程度にして、振り回していこうと思います。
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