優雅に見送り
日曜は午後から頭痛が酷くて競馬どころではなかったので、馬券は買わずでした。東の方は買っておけば取れたかもしれませんが、西は…という感じ。そんな訳であまり気合が入っていませんが、重賞レースを回顧しておきます。
阪神11R 大阪杯
1着 -09.ダイワスカーレット
2着 -08.エイシンデピュティ
3着 -06.アサクサキングス
…
4着 ▲11.ドリームパスポート
6着 ○07.メイショウサムソン
10着 ◎03.サンライズマックス
…なんだこれ、というようなレースでした。前掛かりになってハイペースも辞さずと思っていたのに、蓋を開けるとヴィクトリーもアドマイヤメインも行かない。結局ハナを切ったのはダイワスカーレット、前半1000mが59秒6。平均ペースというよりも、むしろスロー気味。これじゃあまた届かないだけじゃないか…と思ったら案の定。逃げたダイワが上がり34秒8でキッチリしのぎ切ってしまいました。
2着に2番手につけたエイシンデピュティ、3着もその後ろにいたアサクサキングス、ということで要は行った行っただったのですが、なんでこの馬が走るとこんなペースになってしまうのでしょうか。2ハロン目こそ少し早いものの(位置確保のため早くなるのは当たり前)以降は残り600mまで淡々と12秒台。残り600mを過ぎてから徐々にスパートして、後ろに隙を与えない前残り。見ていて非常につまらない競馬でした。
結局ダイワスカーレットは昨年からこのスタイルの競馬しかしてないのです。今回は前に行く馬が何頭もおり、展開の変化にこの馬が追従できるかどうかが最大のポイントと考えていました(もちろん私はダメな方に張っていました)が、結果はそれ以前の問題。いつもの競馬。いつもの粘り勝ち。この馬が強いか弱いかを議論する以前に、他の馬の騎手は何を考えて競馬をしてたのか分からないというようなレースでした。すんなりハナに立った時には出来レースかと思いましたよ、本当に。アドマイヤメインなんて行ってなんぼの馬と思うんですがね。川田騎手と手が合ってるとも思えないので、うまい騎手に替えてあげてほしいです。
この展開では後ろから行く馬にはなす術がなく、軸にしていたサンライズマックスはブービー負け。まあペースが速くても歯が立ったかどうか分からないので、これについては納得。ただ納得がいかないのはメイショウサムソン。元来こういう我慢比べを得意としていたハズなんですが、あまりにも脆い負け方でした。叩いて変わるところもあるかもしれませんが、ちょっと頼りなくなってしまった感がありますね。逆に休み明けのプラス16キロでも3着に来たアサクサキングスは成長顕著。戦前から天皇賞では重い印を打つつもりだったので、ここで走られると人気してしまうのが難儀です。
中山11R ダービー卿チャレンジトロフィー
1着 16.サイレントプライド
2着 05.ドラゴンウェルズ
3着 14.ダンスフォーウィン
こちらも超スローの前残りという力の入らないレースでした。勝ったサイレントプライドはジョッキーの好騎乗ですね。不利といわれる中山マイルの大外枠でもスッとハナに立てたのが勝因でしょうが、しぶとい末脚でした。また、買うなら軸にする予定だったドラゴンウェルズは2着。この馬も潜在能力は高いので、これくらいは走れて当然でしょう。頭で来られると「なぜ買ってない」と悔やむところでしたが、2着ならまあいいかという感じでした。
ちなみに、カンファーベストは9歳ですがまだまだ元気ですね。中山は走ります。適鞍がしばらくないのが問題ではありますが、高齢馬だからと侮れない存在です。
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