NHKマイルカップ
土曜競馬は坊主でした。京都新聞杯は軸に推したヒルノラディアンがまったく手応えなしのブービー負け。明らかに馬場を苦にした感じでした。大丈夫だと思ったんですけど、難しいですね。一方の新潟大賞典は、フィールドベアーが2着なら何とかなったんですが、ハナ差に泣いてしまいました。予想では触れなかったプリンシパルステークスは、殿人気の2着アグネススターチが買える訳もなく、1着4着が精一杯でした。
考えてみたら、とんと馬券が当たっていません。もちろんまったくゼロという訳ではありませんが、重賞や狙いレースは1ヶ月くらい無風のような気がします。G1はフェブラリーステークスを的中した時点でスミイチフラグが立ってしまっている感すらあり…今週から東京で5週連続G1となりますが、このあたりでひとつ何とかしたいです。来てほしいですね。大きな風が。ビッグウェーブが。
枕が長くなってしまいましたが、明日のメインはNHKマイルカップです。昨年は17番人気→1番人気→18番人気という組み合わせで大荒れでしたが、今年も昨年同様に馬場が渋ってきました。さしずめ風雲急、というところでしょうか。本当は軸にする気だったアサクサダンディが回避してしまった時点でかなりテンションが下がっていたのですが、気を取り直して予想します。
◎01.サトノプログレス
○09.ディープスカイ
▲05.ブラックシェル
△08.サダムイダテン
△16.エーシンフォワード
△04.レッツゴーキリシマ
上位は差がないというのは前日オッズを見ても明らかではあるのですが、こんな時こそ、ということで前哨戦を勝ったサトノプログレスに期待してみます。近走実績は中山に集中していますがデビューから2走を東京で使われており、デビュー戦がフサイチアソートの3着、2走目がマイネルチャールズの2着ですから、相手が悪かっただけで適性には問題がないと考えます。内がまださほど荒れていないようですし、この枠は有利と見ていいのではないでしょうか。
対抗には毎日杯勝ちのディープスカイ。本当は雨は無かった方が良かったのですが、このローテーションから来る馬は実績がありますし毎日杯の勝ち方は強い内容でした。長い直線と広いコースが合うのは明らかなので、頭まであっても不思議ではありません。馬場が悪かった京都での500万下がピリッとしない競馬だったので、適性だけが不安材料です。
単穴も非常に迷ったのですが、ブラックシェルを上に採りました。皐月賞は最も向かない展開と思われるスローの上がり勝負で、それでいて2着からはほとんど差のない6着まで迫っています。東京替わりは条件好転、馬場についても苦にしないはずです。父クロフネとの親子制覇の期待がかかりますが、皐月賞2番人気の馬がこれだけ売れていないのなら買いますよ、というところです。
悩んだ単穴候補のもう1頭はサダムイダテン。暮れのラジオNIKKEI杯で見せた猛烈な末脚は、道悪巧者振りを発揮したと考えます。フォーティーナイナー産駒ですから本質的には中距離よりもマイル以下の方が良いでしょうし、母の父サクラユタカオーは東京への適性を感じさせます。テン乗りの岩田騎手がどう乗るかがポイントですが、ここで復活があってもおかしくないと思います。
以下、重賞で2戦連続2着のエーシンフォワード。使える脚はかなり鋭いので、差し比べになれば台頭が考えられます。逆に今以上に馬場が悪くなれば、前残りを警戒してレッツゴーキリシマを抑えたいところです。
人気どころで印を回さなかったところとしてはゴスホークケンとファリダットが居ますが、前者は一変もなくはないと思います。ただし使える脚が限られているので、展開にうまく乗れないと厳しい気がしています。またファリダットは、正直マイルは長いように感じます。これで勝ち切ってしまえるようなら、末恐ろしい馬になるかもしれません。
馬券が非常に難しいのですが、上位4頭はボックスで抑えた方がいいかと考えています。あとはこれで何とかお願いします、とお祈りするだけです。
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コメント
騎手のコメントなどを見たところ、内は見た目以上に荒れているらしいですね。まあ道中で最内を回らなければ大丈夫とは思うのですが…やはり頭固定は出来なさそうです。
投稿: あなけい | 2008.05.11 12時06分