来年こそは悲願達成を…
菊花賞は都合5回も見に行っているんですが春の天皇賞を現地で観戦するのは実は初めてで、非常にテンションが上がった状態で勇躍淀へ参戦してまいりました。ゴールデンウィークということもあり、人出も大変なものでした。
京都11R 天皇賞
1着 △14.アドマイヤジュピタ
2着 -08.メイショウサムソン
3着 ○13.アサクサキングス
…
4着 ◎04.ホクトスルタン
6着 ▲03.アドマイヤモナーク
7着 △11.トウカイトリック
11着 △12.アイポッパー
スタート良くハナを切ったホクトスルタンが作り出したペースは、1000m通過が61秒、2000mでは2分3秒。13秒台のラップが入らない息の入らない展開での力比べは、最終的に人気馬たちの勝負になりました。スタートで後手を踏んだアドマイヤジュピタでしたが、3コーナーから徐々に進出したメイショウサムソンの後ろを追うように上がっていくと、直線半ばでは先頭に。メイショウサムソンの強襲にあったものの、最後は逆に差し返しての勝利でした。1番人気のアサクサキングスは正攻法の競馬でしたが、3着に終わりました。
アドマイヤジュピタは終わってみれば馬が強かった、的なレースだったのではないでしょうか。後方からレースをせざるを得なくなったところといい、決してうまく運んだとはいいづらい競馬だったと思うのですが、3コーナー過ぎから外を回って上がって行くとメイショウサムソンとの追い比べにも競り勝ちました。走破時計もかなり優秀で、上がり3Fが34秒7。フレンチデピュティ産駒というよりはやはりリアルシャダイのスタミナ、というものを垣間見せたように感じました。
レースを引っ張ったホクトスルタンはやはり最後の1ハロンで脚色があやしくなってしまったのもの、最後まで粘って4着。菊花賞で最後に6着まで下がってしまったことを考えると、一冬を越えてかなり強くなっている印象でした。親子4代天皇賞制覇は残念ながらおあずけになってしまいましたが、直線は声も出させてもらいましたし、いい競馬だったと思います。来年こそは…との期待は大きいです。
驚いたのはメイショウサムソン。3コーナーの手応えを見て「やられた」と思いました。確かにパドックでも少し元気さを取り戻していたように感じましたが、それでも今回は分が悪いと考えていたので、あの走りを見せられると素直に脱帽…です。武騎手との手合わせは微妙と言っていたのですが、さすがは平成の盾男の異名を取っただけのことはありました。ペース判断が絶妙だったのではないかと思います。
馬券の方はご覧の通り。ホクトスルタンと運命を共にしたというよりは、メイショウサムソンにしてやられたと言った方がよいでしょうか。ともあれ、これでG1は4連敗になってしまいました。ちなみに今回は現地参戦だったのであなけいライブでの更新の予定だったのですが、間が空いてしまったこともあるので天皇賞だけを振り返りました。頻繁に訪問してくださっている方もおられるようで、読んでくださる方のためにも次回はこうならないように頑張って更新しないとなぁ…と反省しています。
このところ馬券の成績が振るわないのですが、G1戦線はまだまだ続くので今週も頑張って予想します。NHKマイルカップの展望は明日更新の予定です。
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