惨敗の中にも光明
東京11R ヴィクトリアマイル
1着 -06.エイジアンウインズ
2着 ▲09.ウオッカ
3着 △02.ブルーメンブラット
…
7着 △04.ジョリーダンス
9着 △11.トウカイオスカー
12着 ◎18.レインダンス
14着 ○03.ローブデコルテ
レースは戦前の予想通りスローペースで流れて、入りの3Fは35秒7。案の定最後は瞬発力勝負の競馬になりました。1、2着馬のみが33秒台前半の上がりを繰り出していますが、4着に先行したヤマニンメルベイユが残っていることを考えると、差し馬としてはこれくらいの脚を使えないと上位には食い込めないレースだった、ということになります。
勝ったエイジアンウインズは前走逃げての快勝から今回は好位に控える競馬で、直線半ばから追い出すと鋭く伸びてウオッカの追撃を封じ切りました。前走が1F短い1400mでワンペースの逃げ切りというレースでしたから、正直ここまでの脚を使えたというのは驚きだったのですが、馬が成長しているという一言に尽きるのかもしれません。今回はお客さん扱いで展開のツマくらいにしか考えてなかったので、少し茫然としてしまいました。
2着のウオッカは上がり最速の33秒2で2着。道中若干掛かるようなところがありましたが、今回はかなり中身の濃い競馬をしたと思います。武豊騎手が語るとおり、どうしても最後の詰めが甘いというか自分でやめてしまうようなところが見受けられる走りが続いているのですが、今回の競馬で改めて左回りでの爆発力が証明されたわけで、今後のローテーションには注目したいところです。
私の予想は本命対抗が2桁着順に沈んで惨敗、なのですが、その割には結構楽しめました。レインダンスは懸念だった太め残りが解消してすっきりした馬体になっており、レースでもすんなり先行馬群にとりついて非常にいい感じでした。直線半ばくらいまではまさに思い描いた通りの競馬でしたが、追われてからフォームがバラバラになってしまい失速。この辺りが近走不振の原因なのかもしれません。行きっぷりは昨秋の好調時を髣髴とさせただけに最後は残念でしたが、復調の兆しは感じました。右回りの2000m前後に出てくれば、次こそ狙い目と考えたいです。
ローブデコルテは全く見せ場なし。ペースを考えてのことかそれなりに前付けだったと思いますが、身上の末脚は不発に終わりました。これは少し原因が見えませんが、スローの上がり勝負よりはもう少し流れた方が良かったのかもしれません。
ちなみに、その他の狙いレースで挙げていた京都メインの栗東ステークスが軸馬ジョイフルハートが2着で本線的中しており、今週も気が抜けた状態でのG1観戦でした。とりあえず土曜のツケは返しておきましたが恥はまったく雪げていないので、オークスは何とかスカッと当てたいところです。
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