京王杯スプリングカップ展望
今週のG1はヴィクトリアマイルですが、それに先駆けて土曜日に行われる京王杯スプリングカップを予想してみようと思います。個人的に得意としているレースでもあり、尚且つ翌日の馬場検討をする上での参考にもなるので、注目しているレースです。
過去20年くらいのレースを改めて見てみた(といってもグリーンチャンネルの重賞メモリアルをボーっと眺めただけですが)ところ、最近は比較的前が残っている印象がありました。そこで、前残りを狙い目にした内容で話をまとめようと近年のデータを調べてみたところ、実はそうでもないということに気がついてしまいました。
以下に、このレースの各年の走破時計と入り3F-上がり3F、そして連対馬の脚質と発表の馬場を並べてみました。
2004年 1:20.4 33.8-34.9 差-差 稍重
2005年 1:20.3 34.1-34.8 先-先 良(雨)
2006年 1:21.8 35.2-34.6 逃-差 稍重
2007年 1:20.0 34.1-34.7 差-差 良
短距離ですから前傾になることが多く、特に2004年は馬場を考慮しても結構速い入り方です。案の定上がりは時計ひとつくらい遅くなっています。逆に2006年は、馬場の問題もあるかもしれませんが前半スローで流れた結果、逃げたオレハマッテルゼがそのまま逃げ切ったレースでした。この辺りは別に京王杯だから云々という話ではなく、ごく一般的な話ですね。
ここでポイントとして挙げたいのは、まずは走破時計。余程の馬場悪化でない限り、1分20秒台の時計は出るだろうと考えるのが妥当です。まずはこれでふるいにかけられると思います。そして脚質ですが、実は基本は差しが強い傾向が出ています。唯一先行馬同士で決着している2005年も、3着は差してきたテレグノシスですから、差し馬が馬券に絡むのは確実と見てよいと思います。
これらに加えて重要なファクターとして浮上するのが、毎年悩まされるトラックバイアスです。グリーンベルトと呼ばれるラチ沿いのスペースが発生した年はそこを通った先行馬が健闘するのですが、内が荒れると極端に外差しが台頭する傾向にあります。今年の問題はまさにここで、先週のNHKマイルカップが内差しの馬同士で決まったというのをどう見るかに尽きると思います。極端な外差し、外枠はあまりよくないような感じがするのですが…。
以上の要素を踏まえて、前々日の段階で気になる馬を挙げてみます。
○スズカフェニックス
○ドラゴンウェルズ
○ダンスフォーウィン
△スーパーホーネット
△コスモシンドラー
スズカフェニックスとスーパーホーネットは能力、実績ともに上位の存在ですが、スーパーホーネットは58キロの斤量だけが心配材料。前走で復調の兆しを見せたドラゴンウェルズは東京替わりで進境が見込めます。穴っぽいところでは東京1400mがベストの条件と思われるダンスフォーウィン。こんなところでしょうか。
時計の比較だけだと前走谷川岳ステークス組が上に来るのですが、2着のインセンティブガイは展開的にやや恵まれた印象がありますし、ハイソサエティーは逆に切れ負けする気がします。3F33秒台の上がりを使って0.4秒差6着まで追い上げたコスモシンドラーが唯一気になるところですが、現時点では連下候補までと考えています。
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