安田記念
今年の安田記念には香港馬が3頭参戦。特にチャンピオンズマイルを制してやって来たグッドババにはアジアマイルチャレンジのボーナスがかかっており、陣営の意気込みも違うのではないかと思います。今回はこの香港勢の取捨がポイントと思います。そしてその検討には、ペース判断が重要であろうと見ています。
メンバーを見渡したところ、先手をとりそうなのは昨年2着のコンゴウリキシオー。アルマダ辺りが突っつかない限りは単騎逃げが期待できそうなのですが、問題はそのコンゴウが作るペースがどうなるのかというところです。というのも、かつての安田記念において香港馬たちがどういうペースに実績を持つかというと、実は比較的緩いペースでの上がり勝負に強いという傾向が出ているからに他なりません。
コンゴウリキシオー自身、スローで逃げて上がり勝負に持ち込むよりはそれなりに引っ張ってなし崩しに脚を使わせる方が向く馬です。となると、たとえ単騎になろうともスローに落とすというのは考えにくいと見ています。ただし後ろが離れるようであれば、後ろの馬群はペースダウンする可能性もありますから、偏に平均以上のペースになると断言できる訳ではありません。もっとも、そうなればコンゴウリキシオーが有利には違いないのですが…。
◎17.スズカフェニックス
○16.アルマダ
▲11.スーパーホーネット
△01.ハイアーゲーム
△04.ニシノマナムスメ
△03.エイシンドーバー
△08.ジョリーダンス
軸はスズカフェニックスにします。ペースや展開に影響を受けにくい、安定して確実に使える末脚が武器の馬。昨年は人気を裏切る5着でしたが、前走からの間隔を詰めることで対応。大外枠が難問ではありつつも、内で揉まれるよりは良いのではないかと考えています。最後方待機のような競馬では届かない公算が高いのですが、さすがにここはそれなりの位置で競馬をしてくれると思います。いつものように上がり最速を繰り出して突き抜ける姿を期待します。
相手は香港勢で唯一拾うことにしたアルマダ。前走のチャンピオンズマイルは、さほど速いペースではないといいつつも中盤が緩まない先行馬には厳しい流れだったにもかかわらず2着に踏ん張っており、先行してなお脚が使える点は評価できると考えています。そして香港勢の中では随一の実績を持つと言って良い鞍上のホワイトにも注目しています。
前哨戦を制したスーパーホーネットは単穴評価。前走は鮮やかな勝ちっぷりでしたが、レース後は輸送減りを懸念して美浦に滞在しての調整。この辺りがポイントではないかと思います。そもそも関西馬が関東馬に対して優位に戦っている大きな要因のひとつに、調教施設の違いがあると思います。中間この施設を使えなかったところに一縷の不安があるとしたら、これくらいの評価が妥当かと思います。
以下、連下として4頭をピックアップ。期待度が最も高いのはハイアーゲームで、内枠から先行して末もしっかり伸ばせるとしたら下手すると頭までという期待をしています。ニシノマナムスメは近走スローの上がり勝負が多いですが、元々はいい脚を長く使えるタイプと思いますので、上がり勝負では分が悪いところを補えるように思います。エイシンドーバーはスズカとは逆に昨年は疲れが出たとのことで、今年は間隔を空けての参戦。この馬も切れよりも渋太さを身上としますから、面白い存在と思います。そして昨年3着に入ったジョリーダンス、状態面での進境は正直期待薄ですが、昨年と同じようなレースが出来ればという期待をかけてみます。
問題はウオッカの取捨なのですが、今のところは外しておこうかと思っています。本来はここでこそ狙いともいえる適性の持ち主なのですが、乗り難しい上に追わせるタイプではないので、ここで岩田騎手への乗り替わりは?と感じます。そして香港勢の残り2頭、特にグッドババの処遇ですが、ご覧の通り無印にしました。展開不向き、馬場不向き、初来日の鞍上も不安、人気であれば嫌って妙味、ということですが、ぶっちぎられたら素直に諦めます。
馬券はスズカとアルマダの2頭軸が本線の予定ですが、ハイアーゲーム以下の連下勢が結構魅力的でもあり、どう買うか思案中です。3着までに少なくとも1頭は穴馬が来ると考えています。
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