ウオッカ復活も…
東京11R 安田記念
1着 -05.ウオッカ
2着 ○16.アルマダ
3着 △03.エイシンドーバー
…
5着 ◎17.スズカフェニックス
8着 ▲11.スーパーホーネット
11着 △01.ハイアーゲーム
13着 △07.ジョリーダンス
16着 △02.ニシノマナムスメ
また1週間サボってしまった訳ですが、安田記念は振り返る気持ちが起きないほどガッカリしてしまいました。最後まで取捨を悩んだウオッカに圧勝され、対抗指名したアルマダが2着。ヒモとして挙げていたうちの1頭から3着エイシンドーバーが出て、4着エアシェイディは直前のパドック気配から唯一拾った馬。本命に挙げたスズカフェニックスが伸びきれず5着どまりに終わったのも去ることながら、グッドババなど切った馬は全部沈んでいるだけに的中の可能性は高かったと考えると、口惜しい一戦になってしまいました。
勝ったウオッカは強かったですね。コンゴウリキシオーが作った平均ペース(2番手以下は実質ややスロー気味)を内から先行すると、直線半ばでさっと抜け出してあとは独走。近走のもどかしいレース振りが嘘のような圧勝劇でした。岩田騎手の思い切りの良い騎乗もありましたが、何より前走から8キロ増と馬体が回復して、本来の走りを取り戻した様子。左回りがよりスムーズなのも良かったのだと思います。
印の馬はあっさり振り返りますが、スズカフェニックスはややスローの流れとはいえ注文どおり外から差しに出ましたが、伸びきれずの5着。上がりも34秒台にとどまり、らしさが見られない不完全燃焼のレースでした。外が伸びづらいトラックバイアスがあったとはいえ、少し物足りない内容で残念でした。8着スーパーホーネットは近走になく直線で手ごたえが無くなり、これも本来のレース振りとは程遠い内容。美浦での調整は外見上うまくいったように見えましたが、内面では難しい部分もあったのではないかと思います。
香港勢はアルマダが2番手追走からそのまま粘る競馬で2着を死守し、何とか体面を保ちました。ペースが上がらないと見るや外から前に出していったホワイト騎手の好判断、そして馬のマイル適性が生きたものと思います。一方、人気に推されたグッドババはまったく見せ場無く17着。馬体が大きく減っていた上に、レースでもかかり気味で早仕掛けになり、最後はまったく脚が上がってしまいました。もとより香港でしか実績が無く、輸送に難がある内弁慶タイプの可能性が高そうですね。
最後にウオッカの鞍上である岩田騎手の騎乗振りについて、一言だけ。ウェブ上各所でもいろいろな議論がされているようですが、個人的な感想としては「今回はハマッた」という印象です。それよりも馬の状態好転が大きかったでしょう。四位騎手、武豊騎手が卑下されるものでもないですし、岩田騎手が祭り上げられるようなものでもないと思います。今回にしても正直早仕掛け感がありましたし、余計なアクションも多い騎手ですから、次走もコンビを組むのであればまずは疑ってみたいと考えています。
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