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2008.10.19

秋華賞

秋華賞は突出馬不在の非常に難しいメンバーになりました。もとより春の勢力に大きな優劣が無かったことに加え、その馬たちの前哨戦の結果がピリッとしなかったとのが拍車をかけてしまいました。逆に夏の上がり馬といえる馬がいるかといえば、そこまで台頭した馬もおらず…。今年の3歳G1は最後まで悩まされることになりそうです。

◎18.オディール
○17.レジネッタ
▲03.ソーマジック
△04.ブラックエンブレム
△06.レッドアゲート
△05.エフティマイア
☆10.ブライティアパルス

エアパスカルがすんなりハナに立てそうなので、展開的には前半スローは必至の情勢に見えます。問題は仕掛けのタイミングとその時の位置取りということになりますが、極限の瞬発力勝負を好む馬はいないと見れば、どの馬も思ったより早く動き始めると見ています。その時に内に潜り込んだ場合は直線で行き場をなくすことの多い京都の内回りですから、外枠で楽に構えられる方が有利ではないかと考えました。

オディールは前走が休み明けで4着。広いコースで末脚勝負のイメージがありますが、道悪を前々で追走して終いも相応に脚を伸ばしました。パワーが勝ったタイプで一気の瞬発力よりは長くいい脚の使える馬だと見ています。春はチューリップ賞で極限の脚を使ってしまい、反動で馬体が回復せず煮え切らない結果になってしまいましたが、夏を越して状態も戻ったように感じます。枠が外過ぎるきらいもありますが、展開や適性を考えたときに一番堅実に勝ち負けできそうと見て、本命としました。

相手は安定感でレジネッタ。ローテーションがきついのと鞍上の早仕掛けが不安材料ですが、桜花賞を勝ってオークスも3着と力が上位なのは説明不要。前走も最後わずかに交されはしたものの顕在振りを示しており、依然安定勢力と見ています。単穴はオークス以来となるソーマジック。関東馬劣勢、鉄砲は不利、この馬自身もいくらか人気先行、というイメージが付いて回りますが、それでも今回は人気が無さすぎだと思います。桜花賞のイメージで競馬が出来ればいいところまで来れるのではないかという期待を込めての3番手評価です。

以下は先行勢から可能性がありそうな順に。ブラックエンブレムは前走道悪が堪えて惨敗でしたが、長くいい脚が使えるパワー型が有利と見ていますのでこの馬の粘りは注目したいところ。レッドアゲートはエンジンの懸かりが悪いタイプですが、ビュッと切れる馬よりもこういうタイプの方が御しやすい流れになるのではと考えます。エフティマイアは春の実績からすればもっと上とも思ったのですが、乗り難しい馬ということだけに乗り替わりのテン乗りはマイナスとしてこの評価としました。

登録時から惑星として注目していたブライティアパルスは、些か穴人気が先行している気がしますが面白い存在には違いないです。後ろが可愛がってくれれば3着までに残せる可能性もあるので、印は回しました。

消した馬としては、まずトールポピー。スローの上がり勝負は常に差し届かずのレースで、前が流れる競馬が理想。しかも瞬発力勝負のタイプで、想定している展開とは真逆の馬なので消します。リトルアマポーラはオークスで1番人気でしたが、この馬もやはり長い直線で一気に足を伸ばすスタイルが身上。これが外回りコースなら印を回してもいいのですが、ここでは難しいと思います。ローズステークスの1、2着も展開や馬場に恵まれた点と権利取りのため仕上げ状態に差があった点などを踏まえて無印としています。

馬券はオディールから。単勝と馬連で十分と考えていますが、三連馬券も少し買ってみようかと思います。

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