ジャパンカップ
今年からダートの方が1週後の阪神に移り、単独開催となったジャパンカップです。メンバーは一見豪華なのですが、何となく盛り上がらない気がするのは私だけでしょうか。外国からの参戦が物足りないというのも去ることながら、武豊騎手がいないのは結構影響があるようにも思います。メイショウサムソンは石橋さんに手が戻って一部のファンの間では盛り上がっているようですが、果たして…。
◎01.オウケンブルースリ
○15.アサクサキングス
▲09.ディープスカイ
△02.メイショウサムソン
△04.ウオッカ
△06.パープルムーン
☆08.トーホウアラン
悩んだのですが、今年の菊花賞馬オウケンブルースリを本命にしてみました。この秋一気に素質開花した上がり馬で、父ジャングルポケットはダービーとジャパンカップを制しているように東京2400mの鬼。もちろんその父トニービンも東京巧者を続々と輩出しています。条件戦ですが新潟で圧勝しているように左回りは大丈夫でしょう。スタミナ面が心配された菊花賞でも自分から動く競馬で勝ち切っているように問題がなさそうです。問題は1枠1番をどう捌くかでしょうが、今年の東京は使い込むほど内が残る傾向が出ていますから、内で我慢して直線勝負に出れば…と期待します。
対抗には少し捻って、昨年の菊花賞馬アサクサキングスを挙げてみました。前走の天皇賞は休み明けで高速決着の競馬でしたからさすがに厳しかったのですが、それでも勝ち馬から3馬身程度の遅れでしたから9着という着順ほど悪い内容ではなかったと思います。いろんな意味で要注意のルメール騎手に乗り替わったこともあり、どういう競馬に出るのか予想がしにくいところではありますが、人気ほど上位とは差がないと思いますので馬券妙味を考えて上に持ってきました。前々で粘るのが身上でしょうから、スンナリ先行が理想ですかね。
三世代のダービー馬が揃い踏みという中で、一番上にしたのは今年の勝ち馬ディープスカイ。神戸新聞杯は少し危なっかしい競馬でしたが、それでも後に菊花賞を勝つオウケンブルースリにはキッチリ先着。古馬に初挑戦となった天皇賞でもあわやの3着と力を見せる競馬で、この世代では確実に上位であることを証明しました。ただ、その天皇賞が激戦であったゆえに反動が少し気になるので、若干印を下げました。もっともあっさり勝たれても全然不思議はありませんので、上位3頭までは差がないと思います。
以下、ヒモ候補は4頭。メイショウサムソンは凱旋門賞挑戦から帰国しての初戦となります。やはり臨戦過程としては楽ではないのと、1年半ぶりの騎乗となる石橋騎手が手の内に入れられるかどうかが鍵です。枠順はこの馬にはベストに近いと思いますが、冬場はあまり良くないという話もありますので、最大限に評価してこの辺でしょうか。1番人気が予想されるウオッカは前走が目一杯の競馬。ダービーを勝っているとはいえ、もとより2400mという距離は長いのではという疑問があり、実際に安田記念で非常に強い競馬を見せました。前走の疲れ、距離延長、そして鞍上の岩田騎手が前日に落馬負傷したことも含めて、少し強気になれる要素がないです。
3頭出走となった外国馬からはパープルムーンを挙げました。未知のところが大きいのは事実ですが、血統的には母系が軽いスピード競馬に適応できるので父ガリレオと過去の走破時計だけを鵜呑みにするのは危険かも知れないと思って拾いました。実績ではペイパルブルの方が上位ですが、2年続けて参戦して成績を上げてくる馬は皆無といってもよいので、軽視します。
トーホウアランは注の扱いですが、ダンスインザダーク産駒は今年の秋は怖いのと、ジャパンカップでも相性がいいというところを買いました。とはいえ、あまり確信はありません。
馬券は非常に難しいのですが、上位3頭を中心の組み立てになると思います。連下以下は三連馬券のヒモ程度の扱いにする予定です。
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