至極平穏な決着
京都11R エリザベス女王杯
1着▲16.リトルアマポーラ
2着◎15.カワカミプリンセス
3着-13.ベッラレイア
…
5着○01.レインダンス
6着△11.ムードインディゴ
7着△09.アルコセニョーラ
13着△08.エフティマイア
スタート直後のポルトフィーノ落馬で騒然とした雰囲気の中のレースとなりましたが、ルメール騎手鞍上のリトルアマポーラが圧倒的1番人気のカワカミプリンセスの追撃を抑え切って先着。クラシックでは果たせなかったG1勝利を古馬相手のここで成し遂げました。3着にはベッラレイアが入り、馬券的には平穏な結果となりました。
レースは大方の予想通りコスモプラチナがペースを握り、1000m通過は59秒3とやや早めのペース。しかし2番手以下は冷静で、先行勢は60秒台後半から61秒にかけてのタイムであったと推測されます。勝ったリトルアマポーラは春からの競馬が嘘のようにスムーズに先行して5番手につけると、4コーナー手前から仕掛けられて徐々に進出すると直線では早々と抜け出し、カワカミプリンセスを最後まで抜かせない強い競馬でした。うまくスタートがきれたこと、揉まれない外枠、そして早め早めに動いても衰えない末脚。状態の良さもさることながら、本来の実力が最大限引き出された騎乗が光ったと思います。
カワカミプリンセスは2年前の降着の汚名を雪ぐべく必勝体勢と思われましたが、きっちりマークして直線で捕まえに行ったリトルアマポーラを最後まで捕まえられませんでした。前走から一叩きされて状態は上向きと言われていましたが、当日のマイナス10キロは微妙に萎んでいたのかもしれません。冬毛が出ていたというルメール騎手の言葉もありましたが…それでもベッラレイアには抜かせない勝負根性はさすが、でした。そのベッラレイアは上位2頭に力負けの3着でしたが、力は出し切ったように思います。馬場がそれほど渋らなかったことは良かったのですが、後手後手に回ってしまったのが残念ではありました。
対抗に推したレインダンスは5着。内枠を利して内ラチ沿いを進み、直線でもしっかり伸びたのですが…前の3頭とは少し差がありましたか。ムードインディゴ、アルコセニョーラらの連下勢も良く走りましたが、馬券圏内までには少し差がありましたね。ムードインディゴはもう少し前に言った方が良いと思っていたんですが…。
馬券はある意味順当に馬連を的中しましたが、無印にしたベッラレイアが3着で三連馬券はまたもお預け。代わりに少しだけ買っておいたリトルアマポーラの単勝が利いて、この秋のG1で4勝目にしてようやく回収率200%超えを達成。もうひとつ爆発力がありませんが、この秋はなかなか好調…と思っておきます。
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