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2008.11.09

アルゼンチン共和国杯

先週現地参戦したJBCの話を書こうと思いつつも、なかなか筆が走らないというか(こういう場合何というんでしょう?)何となく機会を逸してしまっています。あとでコッソリ更新することになりそうですが…まあ、期待して待っている人も居ないでしょう(苦笑)

今週はG1レースは小休止ということで、関東では伝統のG2戦・アルゼンチン共和国杯、関西では来年の牝馬クラシックへの登竜門とも言える一戦・ファンタジーステークスが行われます。また、今週はアジア国際競馬会議が行われており、それを記念したイベントが数々開催されているようです。第2回ジョッキーマスターズもありますし、東京競馬場は盛り上がっていそうですね。そんな訳で今週はアルゼンチン共和国杯をメインに予想しようと思います。

◎14.ジャガーメイル
○11.ダンスアジョイ
▲07.ネヴァブション
△10.アルナスライン
△16.キングアーサー
△02.トウショウシロッコ

ハンデ戦ということもあって例年穴馬の激走が目立つこのレースですが、今年は距離やコースの実績がある馬がさほど多くないため、混迷の色は例年以上のように思います。そんな中にあっては、やはり条件に実績のある馬を重視したいところです。2500mという距離やメンバー構成を鑑みてもペースが速くなる要素はなく、スローの展開からの上がり勝負になるのは明白と見ています。

軸に見込んだのは、休養をはさんで東京2400mを3連勝中のジャガーメイルです。同コースを得意としていた父ジャングルポケットの特性を受け継いだかのような安定した末脚を持っており、前走も逃げ粘るスクリーンヒーローをゴール寸前で捉えました。上がり3ハロン33秒2という時計は開幕週ならではだと思いますが、それでも1頭だけ鋭く伸びて来たのは印象的でした。今回も末脚一閃で重賞初勝利となることを期待しています。

対抗にはやや穴目から、ダンスアジョイを挙げます。勝ち味に遅いタイプで2着3回、3着6回と勝ち切れない競馬が多い同馬ですが、京都や阪神の外回りを得意としているように長い直線での末脚勝負は望むところです。前走は少し距離が足りなかった感がありますから、距離が伸びるのもプラスでしょう。自己条件で57.5キロを背負っていた前走から4.5キロ減の53キロも魅力的です。また単穴には、距離実績随一の実力馬ネヴァブション。長期休養明けになりますが乗り込み豊富で、昨年の日経賞でマツリダゴッホを完封しているように能力はこのメンバーでは最上位に位置します。久々での息の入り方だけがポイントと思いますが、あっさり勝ってもおかしくないです。

以下、連下に3頭。1番人気が予想されるアルナスラインは前走が不完全燃焼な内容で巻き返しが期待できるところではありますが、目一杯仕上がって来ていたように見えた前走に比べてやや劣るように見えます。賞金加算のためにも落とせないレースではありますが、ハンデも58キロと見込まれていますし安泰とはいえないでしょう。一方のキングアーサーとトウショウシロッコは実績的に若干見劣りはしますが、末脚は確かなので食い込む余地はあるのではと思います。

スクリーンヒーロー、マンハッタンスカイ、トウカイトリックといった辺りが先団を形成するのではと思っていますが、このあたりは買わない方向で考えています。強いて挙げればスクリーンヒーローはおさえてもいいかもしれませんが、外から行く馬もいますから前走ほど楽な競馬はさせてもらえない気がしています。

馬券はジャガーメイルを中心にしたいところですが、少し荒れ目を考慮してタテ目も抑えておく必要があると考えています。アルナスラインが馬券から外れれば高配当は必定ということで、そのあたりに期待ですね。

京都のファンタジーステークスは2歳戦ということもあって正直分からないのですが、ワイドサファイアが評判どおりの強さを見せるのかどうかは注目しておこうと思っています。穴っぽいのはシルクナデシコ、タニノベローナ、プレザントブリーズあたりでしょうか。

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