ジャパンカップダート
今年から阪神に移ったジャパンカップダートですが、個人的に東京2100mは得意としているだけに少ししょんぼり…です。関西在住ですから関西圏に開催が来るのはうれしいのですが、阪神のダート1800mというのは重賞開催すらない条件で、検討が難しいですからね。今回は手探りの予想になりそうです。
◎06.ヴァーミリアン
○11.カジノドライヴ
▲10.カネヒキリ
△05.メイショウトウコン
△12.ブルーコンコルド
△03.サンライズバッカス
△07.サクセスブロッケン
逆らわずにヴァーミリアンを本命にします。前走はドバイ帰りの休み明けで、尚且つ脚質的に向くとはいえない超小回りの園田でのJBCクラシックでしたが、サクセスブロッケンを競り落としました。後に「ここは落としてもやむなしと考えていた」と武豊騎手も述懐していたように非常に厳しいレースでしたが、それでも勝ち切ったのは強さの証明だと思います。阪神のダートは走ったことがありませんが、芝で重賞を勝っているように坂を苦にするタイプとも思えませんし、何より広く直線の長いコースに替わるのはプラスのはず。唯一配なのは乗り替わりで、岩田騎手が劣るとは言いませんが乗り難しいといわれるだけにテン乗りがどうかというところだけです。
豪華なメンバーで相手には悩んだのですが、少し冒険してカジノドライヴを挙げました。日本での実績は新馬戦のみなのですが、持ったままで後続を2秒以上千切り捨てる圧倒的なレースでした。米国でのレース振りについては評価が難しいのですが、今週の調教は非常に良く見えましたし、安藤勝己騎手を確保できたのも大きいですね。ブリーダーズカップクラシックでの敗戦が精神的にダメージになっていなければ、あっと言わせる可能性もと考えています。
単穴にはかつてのダート王カネヒキリ。前走が2年4ヶ月ぶりの競馬で、内枠が祟ったのかそれとも敢えて追わなかったのか、ともかく内に包まれる形でほとんど競馬になりませんでした。しかしほぼ持ったままの状態でそれでもあの差ですから、やはりその実績は伊達ではないということを見せたのではないかと思います。素質自体はヴァーミリアンを凌駕する可能性もあるだけに、あっさり勝たれても不思議はないくらいのところではありますが、あの一走だけで本命にすえるには少し心配もあるので、この印としました。
以下、連下は4頭。直線が長く坂で前が止まることを期待すればメイショウトウコン、同じくズブさを補う直線の長さで魅力のあるブルーコンコルド、そして阪神ダート1800mに実績のある音無厩舎のG1馬サンライズバッカス。この辺りの古馬がヒモ候補ですが、問題はサクセスブロッケン。正直人気ほどの強さはないような気がしているのですが、消すには怖いのでヒモで拾います。坂のあるコースでどうかというのが微妙ですし、前に行く馬が多くなりそうな展開も少し疑問なのですが、それでも底力で馬券に絡んでくるかもしれません。
馬券の買い方は難しいのですが、上位3頭はボックスにしようかと思っています。三連単はヴァーミリアン頭固定…にしたい気持ちはありますが、ちょっと自信がないのが本音です。サクセスブロッケンを消した場合は最低でも30倍ついている三連複が妥当でしょうか。
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