アナログ予想

2008.06.28

宝塚記念

2週間ぶりの更新になってしまいました。先々週の重賞は予想だけで結果回顧をしませんでしたが、エプソムカップもCBC賞も冴えない結果でした。その後実生活が多忙を極めたこともあり、競馬へのモチベーションが低下した状態の2週間でした。

そんな訳で、先週はめずらしく土曜競馬を全休した上に日曜も4レースしか打たなかったのですが、結果はなんとあのマーメイドステークスが的中。それもトーホウシャインを狙っていたのだから、我ながら神懸り的ではないかと自画自賛。もっとも的中は枠連のみで(馬連は2着抜け。なぜ総流ししなかったのだろう)、その辺の馬券下手ぶりも神懸り的です。何より更新してないときに万馬券出すのかよ、というのが何とも気苦しいところです。

明日はいよいよ春シーズンの総決算、宝塚記念です。メンバー的には実績馬メイショウサムソン VS これからを担う活きの良い4歳馬という図式で、秋シーズン以降を占う意味では注目の一戦かと思います。

◎02.メイショウサムソン
○08.ロックドゥカンブ
▲11.アサクサキングス
△07.アドマイヤフジ
△14.エアシェイディ
△05.サクラメガワンダー

メイショウサムソンを信頼しようと考えています。前走は天皇賞春を2着しましたが、正直驚きました。出来が好転した様子も無かったですし、その前の大阪杯の競馬振りからしてピークを過ぎたかと思ったのですが、いざレースに行くとこの馬らしい根性を見せました。アドマイヤジュピタとの後先は決定的なものではありませんでしたが、後続との差はあったと思います。馬場が渋りそうなのは速い脚がないこの馬には有利で、昨年2着した内容からもここでは大崩れは無いと考えます。ペースは速くはならないと思いますので、理想は好位追走から早め進出で押し切る競馬でしょう。

相手にはロックドゥカンブを狙います。前走は休み明け初戦の目黒記念で3着。少し物足りない内容にも映りましたが、どちらかというと小回りの方が向くタイプの馬で、しかも相変わらず東京は得意といえない岩田騎手のテン乗りということもあったので、むしろ一叩きとしては上々の内容だったと考えています。1キロ軽い有利さなど持ち出すまでもなく素質的には将来有望で、中間も順調。距離も坂も問題なし。道悪は大丈夫と思いますので、あとは展開というか乗り方次第という気がしています。

単穴はある意味無難にアサクサキングス。恐らく2、3番手を追走して4コーナーでは先頭をうかがう位置にいるだろうと考えれば、一番安全に馬券圏内を期待できる馬かと思います。逆に勝ち切る強さには劣るようにも感じますが、なかなかに渋太いですから早目に抜け出せば粘り込めると考えます。

連下は昨年4着のアドマイヤフジと、前走安田記念4着のエアシェイディ、そして中距離に戻ってきたサクラメガワンダー。実績的には一枚二枚落ちますが、Aフジは恐らく2200mがベストで、エアは前走が負けて強い内容。サクラも阪神で重賞2勝しているように条件が好転します。あくまでヒモ候補ですが、この辺りが絡めば馬券的には面白いですね。

一方、今回人気サイドで嫌ったのはアルナスラインとアドマイヤオーラ。アルナスは力は認めるものの、前走ははっきり言って物足らない内容。トラックバイアスに負けたと見る向きもありますが、時計が掛かる馬場が向かないとしたら今回は狙いづらく、正直人気先行では…と見ています。またアドマイヤオーラは、馬場悪化が間違いなくマイナスな上に阪神内回りも向くとは言えず、距離ももう少し短い方が良い気がします。何よりドバイ遠征のダメージが抜けきっていない雰囲気で、このメンバーでの勝ち負けは大変ではないかと思います。

馬券は◎⇔○▲→○▲△△△の3連単が狙いですが、三連複も抑えようと思います。印を回してない馬ではエイシンデピュティの前残りが気になっていますが、出来れば買いたくないです。

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2008.06.15

エプソムカップ、CBC賞

東京の5週連続G1レースが先週の安田記念で終わり、宝塚記念までの2週はつかの間の中休みの感があります。もっとも、G1だろうが平場だろうが馬券を買う分には同じなのですけどね…。今日は東京と中京の開催最終日ということで、両場のメインを簡単に予想してみようと思います。

まずは東京のエプソムカップから。

◎07.ヒカルオオゾラ
○11.トーホウアラン
▲08.ファストロック
△04.マイネルキッツ
△03.イクスキューズ

ヒカルオオゾラは新馬の頃から注目していた馬で、ノドの影響で大成が遅れたもののようやくオープンまで上がってきました。前走のマイル戦でハイペースの競馬を入り3F34秒6から上がり3Fを34秒8でまとめているように、スピードの持続力は特筆です。一方500万条件時には上がり3Fで33秒3という脚も見せており、瞬発力でも劣る訳ではありません。重賞初挑戦ではありますがここで留まるような器ではないと思っていますので、不動の本命として挙げます。

相手は少し難しいのですが、トーホウアランにします。長い休養から復帰して3戦を消化し、前走はこの馬らしい末脚を見せて3着。相手が強かったことを考えれば、相手弱化と思われる今回は有力。調教の動きも抜群でしたし、逆転候補筆頭と見ます。単穴のファストロックは連勝でのオープン入りと勢いがあります。この馬も体質的な問題でなかなか強い調教が出来なかったのですが、ここに来てようやくしっかりしてきた結果の連勝ですから、ここでもいきなり通用してもおかしくありません。展開的にも先行有利と思いますので、怖い一頭です。

正直この3頭の争いと考えているのですが、穴を挙げるなら2枠の2頭を推したいです。マイネルキッツは東京1800mで6連対と得意の条件で、鉄砲駆けに実績があるだけにいきなりのここが狙い目。一方のイクスキューズは気楽な立場での前残りに警戒したいです。

馬券は上位3頭ボックスを中心としますが、人気なので△勢は三連のヒモに加える程度で、点数は絞りたい思います。

一方の中京は1200mのハンデ戦、CBC賞。

◎14.キョウワロアリング
○11.ワイルドシャウト
▲12.トウショウカレッジ
△10.カノヤザクラ
△16.リキアイタイカン
△13.トーセンザオー

中京1200mでの差す競馬を得意としているキョウワロアリングを、今度こその思いで本命視します。前走のテレビ愛知オープンでも本命にしたのですが、開幕週で内の方が有利だったこともあって差し届かずの5着でした。しかし今回は開催最終日で外差し有利の馬場に変わっており、外めの枠を引いたのも好材料。悪くても馬券圏内は…と考えます。

対抗のワイルドシャウトはそのテレビ愛知オープンで先行して2着。昨年も2着しているようにこの馬もこの条件を得意としていますが、時計勝負になった前走で結果を出せたのは良かったと思います。前は速くなりそうなので、先団の後ろで溜めが利けば当然有力になるでしょう。また、テレビ愛知オープンを差し切って勝ったトウショウカレッジは3番手にしました。前走は休養明けながら鮮やかな勝ちっぷりでここでも当然人気の一角ですが、今回はトップハンデであることと休み明け快走の反動を心配して、少し下げました。

以下、連下に3頭。カノヤザクラの前走は出遅れが全てで、ゲートさえすんなり出られれば勝ち負けできる力の持ち主。そして目下絶好調の10歳馬リキアイタイカンと、ダートを一回叩いて上昇が見込めるトーセンザオーを穴で拾います。

キョウワロアリング軸での馬連と三連複を中心に買いたいと思います。

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2008.06.08

安田記念

今年の安田記念には香港馬が3頭参戦。特にチャンピオンズマイルを制してやって来たグッドババにはアジアマイルチャレンジのボーナスがかかっており、陣営の意気込みも違うのではないかと思います。今回はこの香港勢の取捨がポイントと思います。そしてその検討には、ペース判断が重要であろうと見ています。

メンバーを見渡したところ、先手をとりそうなのは昨年2着のコンゴウリキシオー。アルマダ辺りが突っつかない限りは単騎逃げが期待できそうなのですが、問題はそのコンゴウが作るペースがどうなるのかというところです。というのも、かつての安田記念において香港馬たちがどういうペースに実績を持つかというと、実は比較的緩いペースでの上がり勝負に強いという傾向が出ているからに他なりません。

コンゴウリキシオー自身、スローで逃げて上がり勝負に持ち込むよりはそれなりに引っ張ってなし崩しに脚を使わせる方が向く馬です。となると、たとえ単騎になろうともスローに落とすというのは考えにくいと見ています。ただし後ろが離れるようであれば、後ろの馬群はペースダウンする可能性もありますから、偏に平均以上のペースになると断言できる訳ではありません。もっとも、そうなればコンゴウリキシオーが有利には違いないのですが…。

◎17.スズカフェニックス
○16.アルマダ
▲11.スーパーホーネット
△01.ハイアーゲーム
△04.ニシノマナムスメ
△03.エイシンドーバー
△08.ジョリーダンス

軸はスズカフェニックスにします。ペースや展開に影響を受けにくい、安定して確実に使える末脚が武器の馬。昨年は人気を裏切る5着でしたが、前走からの間隔を詰めることで対応。大外枠が難問ではありつつも、内で揉まれるよりは良いのではないかと考えています。最後方待機のような競馬では届かない公算が高いのですが、さすがにここはそれなりの位置で競馬をしてくれると思います。いつものように上がり最速を繰り出して突き抜ける姿を期待します。

相手は香港勢で唯一拾うことにしたアルマダ。前走のチャンピオンズマイルは、さほど速いペースではないといいつつも中盤が緩まない先行馬には厳しい流れだったにもかかわらず2着に踏ん張っており、先行してなお脚が使える点は評価できると考えています。そして香港勢の中では随一の実績を持つと言って良い鞍上のホワイトにも注目しています。

前哨戦を制したスーパーホーネットは単穴評価。前走は鮮やかな勝ちっぷりでしたが、レース後は輸送減りを懸念して美浦に滞在しての調整。この辺りがポイントではないかと思います。そもそも関西馬が関東馬に対して優位に戦っている大きな要因のひとつに、調教施設の違いがあると思います。中間この施設を使えなかったところに一縷の不安があるとしたら、これくらいの評価が妥当かと思います。

以下、連下として4頭をピックアップ。期待度が最も高いのはハイアーゲームで、内枠から先行して末もしっかり伸ばせるとしたら下手すると頭までという期待をしています。ニシノマナムスメは近走スローの上がり勝負が多いですが、元々はいい脚を長く使えるタイプと思いますので、上がり勝負では分が悪いところを補えるように思います。エイシンドーバーはスズカとは逆に昨年は疲れが出たとのことで、今年は間隔を空けての参戦。この馬も切れよりも渋太さを身上としますから、面白い存在と思います。そして昨年3着に入ったジョリーダンス、状態面での進境は正直期待薄ですが、昨年と同じようなレースが出来ればという期待をかけてみます。

問題はウオッカの取捨なのですが、今のところは外しておこうかと思っています。本来はここでこそ狙いともいえる適性の持ち主なのですが、乗り難しい上に追わせるタイプではないので、ここで岩田騎手への乗り替わりは?と感じます。そして香港勢の残り2頭、特にグッドババの処遇ですが、ご覧の通り無印にしました。展開不向き、馬場不向き、初来日の鞍上も不安、人気であれば嫌って妙味、ということですが、ぶっちぎられたら素直に諦めます。

馬券はスズカとアルマダの2頭軸が本線の予定ですが、ハイアーゲーム以下の連下勢が結構魅力的でもあり、どう買うか思案中です。3着までに少なくとも1頭は穴馬が来ると考えています。

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2008.06.01

日本ダービーなど

実に難解なダービーになりました。一昨年までほぼ信頼に足りていた1番人気が昨年豪快に飛び、指標として基準にすべき皐月賞馬も不在。芝未出走の馬が上位人気に推されており…、どこを信じればよいか非常に悩まされます。馬場状態は昨日が雨で不良でしたから、いくらか重めが残るだろうというのが大方の予想だったのですが、今日は朝から晴天で午前中にやや重まで回復しています。発表は良馬場になりそうな勢いかも知れません。

展開も読みづらいところがあるのですが、とりあえず前に行くのはアグネススターチでしょうか。どの程度離すのか離さないのか分かりませんが、それに追走するのがどの辺りになるのかがポイントだと思われます。レッツゴーキリシマ、スマイルジャックなどは無難に先行しそうですが、問題はショウナンアルバ。皐月賞で抑える競馬が結果ああいう形になりましたから、今回は行くのではないかと考えています。またマイネルチャールズも早めの競馬になる可能性が高いように思います。サクセスブロッケンも前、ですかね。

前に行く馬はそれなりにいると思いますがハナがほしいタイプはそう多くありませんから、道中のペースはそんなに速くはならないだろうと考えています。となると最後は瞬発力、それも長くいい脚が求められる展開になるでしょうから、そういう馬を中心に選びたいと思います。

◎03.ブラックシェル
○17.ショウナンアルバ
▲10.レインボーペガサス
△06.モンテクリスエス
△13.ベンチャーナイン
△16.メイショウクオリア
△01.ディープスカイ

ブラックシェルをダービー馬に推挙しようと思います。前走のNHKマイルカップは早めに抜け出すもディープスカイに差され、差のある2着。それでも東京の広い馬場に替わって適性を示しました。エンジンの懸かりが遅いタイプだけに直線が長いのもプラスで、馬場コンディションを踏まえても内枠は有利ではないかと思います。父クロフネはダービーは5着に終わりましたが、母の父ウイニングチケットはダービー馬。距離にも不安がないと思いますので、ダービー4勝の武豊騎手にベストエスコートを期待します。

対抗は悩んだ挙句のショウナンアルバ。共同通信杯の競馬が示すように左回りでの爆発力は素晴らしいので、近2走の中山での競馬はやや度外視しています。どの位置で競馬をするかという点と、前走後の蛯名騎手のコメントにあった「ノメる」点がどうかというのが気にはなりますが、外枠ですし思い切って先行すれば、先行勢の中では一番末脚を期待できると思います。皐月賞3番人気がここまで人気を下げている訳ですから、今回は色気を出していいと思います。

単穴にはレインボーペガサス。皐月賞は脚を余すような形で4着でしたから、東京の長い直線は向くと思います。馬場が荒れていた京都のきさらぎ賞で勝っているように馬場が荒れても対応できますし、枠もどういう出方も可能な位置。惜しむらくは直前の調教が少し緩いようにも思うのですが、出来落ちでなければ好勝負できるはずと考えます。

以下、連下を順に。モンテクリスエスは道悪が苦手とのことで、晴れるのを待っていたと思います。多少水分は残ると思いますが良馬場まで回復しそうなのはありがたいところと思います。息の長い堅実な末脚が身上ですから、今回の条件には合いそうです。ベンチャーナインは逆に馬場が渋った方が良いタイプで、上がりが速くなると厳しいところがあります。モンテクリスエスとは排他的な表裏関係になりそうなので、両方抑えます。そしてメイショウクオリア、やはり重い馬場の方が良い馬と思いますが、距離経験があるのと近走の充実振りから拾ってみました。

ディープスカイは恐らく1番人気になるでしょうが、連下評価に留めました。前走は鮮やかな差し切り勝ちで東京替わりが好転、枠も内目で経済コースをとれそうですし、末が堅実なのはいわずもがな。直前の動きも絶好ですから、本来なら文句のつけようがない…ところなのですが、問題は四位騎手の騎乗。昨日のスウィフトカレントの騎乗があまりにも消極的な内容で、昨年ウオッカで勝ったときも控える競馬でした。今回も内目で控えるのであれば、下手をすると揉まれ込む可能性もあり、結果外を回すようなことになれば崩れる余地も、と考えました。それでも怖いので馬券的には拾いますが…。

その他人気どころとしては、まずはアドマイヤコマンド。青葉賞はある意味すべてがうまくいった競馬で、あれが基準と考えられないとしたら一気のメンバー強化は不安です。マイネルチャールズはやはり中山の印象が強く、距離が伸びて良くなる印象もないのが本音です。3着くらいには拾ってもいいかもしれませんが、連対は難しい気がします。そして問題のサクセスブロッケン、前脚が外向しているというのは知れ渡った話になりましたが、何より芝初出走でダービーを勝つというのが常識離れした話。さすがに推せないです。

印が回っていないところで気になる馬は、タケミカヅチとクリスタルウイングですね。前者は終わってみたらいつのまにか来ているタイプで、こういう堅実派は常に怖いです。そして後者は、血統的な点と厩舎の王道ローテーションを採って本番に駒を進めた馬ですから、少し気になります。もっとも大外枠は決してプラスではないので、拾ってもヒモ扱いです。

馬券は◎○2頭軸をメインに考えていますが、◎○▲の馬連ボックスでやめるかもしれません。

12レースに組まれている目黒記念は、アルナスラインがおそらく順当。2番人気ロックドゥカンブが初の東京でどういう競馬が出来るかがポイントでしょうが、力関係を考えると堅い可能性も否定できず、ホクトスルタンも含めた上位人気3頭で決着しても不思議はありません。惑星は東京替わりで期待できそうな最軽量50キロのフサイチアソート。未知の魅力に賭けるならここでしょう。

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2008.05.31

金鯱賞

オークスに続いてダービーも道悪で行われそうで、事前検討が少し狂ってきました。もっとも内容を公開してないので、大した問題はないのですけど…。オークスも悩みに悩みましたが(結局外れましたが)ダービーも直前まで悩むことになりそうです。まずはその前に土曜のメイン、金鯱賞を予想してみようと思います。

◎07.インティライミ
○10.スウィフトカレント
▲03.ヴィクトリー
△17.ローゼンクロイツ
△12.エイシンデピュティ

G1ホース2頭を含む超豪華メンバーになった今年の金鯱賞。懸念された雨は小降りで、何とか良馬場で行われる気配です。例年はパンパンの良馬場で超高速決着になることの多いレースですが、今年は少し様相が違うかも知れません。

インティライミに期待してみます。前走の大阪杯は久々を勘案してもピリッとしないレースでしたが、叩いて良化は必至と考えれば昨年よりも臨戦過程は良いと思います。中京は2戦して2着3着と安定していますし、末を溜めるスタイルになってからやや苦手としている前が流れる展開ではなく、どちらかというとスローな流れになることが予想される今回のメンバー構成はプラスでしょう。頭信頼とまでは言い切れませんが、連軸としては信頼感がありそうです。

対抗にはスウィフトカレント。左回りの2000mは絶好条件ですが、使える脚が一瞬なので中京の方が東京や新潟より良いでしょう。前走は休養明けで57.5キロを背負い、上がり3Fで32秒5の脚を使っていますから、7歳といえども衰えは無いと見ています。少し人気を落としているようなので、馬券的な妙味もあって面白いところですね。

単穴がある意味一番興味のあるヴィクトリー。前に行くクチがあまりいないメンバー(恐らくエイシンデピュティくらい)なので、テン乗りの横山騎手が思い切って行くようなら頭まであるのではという期待があります。もちろん気性的な点で不安がありますから、飛ぶときは大飛びも有り得ます。近走振るわないこともありますが、今回は今後における試金石となるかもしれません。

以下、昨年の覇者ローゼンクロイツと条件的に有利なエイシンデピュティまで。ローゼンは万全ならこの相手でも実績断然ではあるのですが、昨年の出来にはないようにも思うのでここまでの評価。そして、ヴィクトリーが控えた場合はハナを切りそうなエイシンが前残りの目があるので抑えます。

人気になっているアドマイヤオーラですが、中京がどうですかね。広いコース向きのタイプと思いますし、馬群が固まる展開になりそうなので大外を回しざるを得ないようにも感じます。ドバイ帰り初戦ということもありますし、ここは様子見の方が良いかと感じます。またサクラメガワンダーもフットワークが大きい馬なので、小回りも道悪も本質的にはマイナスでしょう。器用なタイプではないですから、内目の枠も苦労しそうな気がします。

馬券は馬連で◎からが基本ですが、▲からのタテ目もおさえようかと思います。単式なら◎○▲までが頭候補です。

その他の注目レースとしては、残念クラシックとなった中京準メインの白百合ステークス。ノットアローンの信頼度はそれなりに高そうですが、相手はルールプロスパーの前残りか、メイショウベルーガの直線強襲か。そして良馬場ならの条件付でヒルノラディアン。こんなところを狙います。シングライクバードとか来られたらお手上げです。

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2008.05.25

オークス最終予想

天候悪化から三場ともに馬場が重くなったようで、朝から随分荒れていたようですね。今週は中京が開幕週、新潟が最終週、東京は仮柵移動とそれぞれに馬場変化があったので、土曜日は少ししか手を出しませんでした。得意にしているダート2100mの東京10Rは無難にとれましたが、他がいまひとつ。中京は開幕週らしく外差しが届かない…ですね。

オークスも当然雨の影響を受けるわけですが、14時40分現在でやや重発表。しかし昨夜の雨はわりと激しかったと思いますから、いかに水捌けの良い東京といえども多少なりとも上滑りするような馬場には違いないと思います。ノメるタイプの馬は要注意ですかね。

◎12.ソーマジック
○18.リトルアマポーラ
▲15.トールポピー
△04.レッドアゲート
△14.カレイジャスミン
△13.スペルバインド
△09.ライムキャンディ

事前の展望からほとんど変わっていません。想定どおり雨が降ったこと、そして思ったより人気に偏りが出ていないことから、人気どころから入ることにします。最終的に桜花賞馬レジネッタを消して、クイーンステークス2着のライムキャンディを加えています。

馬別の分析は大体済んでいるので、ポイントだけ整理します。馬場は内外の差が無くなり、立ち回りがうまかった馬が有利。つまり外枠は基本的に不利です。リトルアマポーラはどの位置で競馬が出来るかが全てで、あまり後方待機になってしまうと届かない可能性があります。逆にソーマジックはそれなりの位置に付けられそうなので(切れる脚が無いので早め進出はやむをえないところもあり)安定感を信頼しての本命です。

前が残る線も捨て切れないところで、カレイジャスミンの粘り込みは要注意。レッドアゲートは好枠を引いていることもあって先行馬群につけると思いますが、前走の走りが本物かどうかが重要で、相手が一気に強化されるここで同じ競馬が出来れば頭まであると思いますが、私は逆に張ってヒモ穴評価としています。

印を回していないところで穴っぽいのは、内のシャランジュと外のオディール。シャランジュはテン乗りの横山騎手の手綱に注目されるところですが、道悪に実績がありますし母の父コマンダーインチーフは適性的にもズバリです。一方のオディールは桜花賞を人気で大飛びしており、今回は距離不安という見方もあって人気を下げています。ただしこの馬も母の父はダルシャーンですから、こなしても不思議はありません。マークが外れて気楽に乗られると怖い一頭です。

馬券はとりあえず◎○2頭軸が本線ですが、ソーマジック1頭軸でもいいかも知れないと思っています。

裏の東海ステークスは、不良馬場がどう影響するかが問題です。下手すると人気馬丸とびも有り得ますが、人気どころではフィフティーワナーとサンライズバッカスの2頭が馬場適性上は上位と見ます。ただしこの距離ですから、一筋縄ではいかないでしょう。外の7枠が面白いのではないかと考えています。

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2008.05.23

オークス展望

そろそろオークスのことも考えなきゃと思い立ってから、早や3日過ぎてしまいました。気がついたら枠順も出てますし。うーん、どうもテンションが戻ってこないですね。天皇賞春をピークにどんどん下降している気がします。ただ、だからといって「じゃあ買わなきゃいいじゃん」と言われると、そういうわけにはいかないと思ってしまうのは、競馬フリークの悲しい性でしょうか。

3歳牝馬が芝2400mの舞台で戦うオークスですから、みんな距離適性に多かれ少なかれ不安を抱えつつ、様子を見つつ、というスローペースが思い当たるわけですが、昨年も一昨年も実はそれなりに流れています。今年は積極的にハナを主張しそうな馬が見当たらないのでスロー必至との見方ですが、蓋を開けたら行く馬は行く、ということも無いとは言い切れないかもしれません。

ただひとつはっきりしているのは、基本的には差しが優勢であるということ。ハナを切っての逃げ残りは可能性が無くはないのですが、先行勢が丸残りというのはまず考えにくく、差し馬が台頭する傾向にあります。場合によってはあり得ないようなところからぶっ飛んでくることもあり(近年ではシーザリオなど)、スローになったから前が残るという短絡思考は通用しない可能性が高いということになります。

今回もうひとつファクターとして無視できないのは、週末の予報が雨であるということです。土曜から降り始めて日曜まで続けば、最低でもやや重程度にはなるはずです。パンパンの馬場で切れを武器に戦うタイプよりは、長くいい脚を使える渋太く伸びる馬、少し上がりがかかった方がプラスに働く馬などが、有利になることが考えられます。

このような要素を踏まえて、今の時点で私が有力と考えているのはこのあたりです。

○ソーマジック
○リトルアマポーラ
▲トールポピー
△スペルバインド
△レッドアゲート
△カレイジャスミン
△レジネッタ

上位2頭はかなり有望と見ています。ともに中段から差してくるタイプで、血統的に距離延長は歓迎。道悪もかなり向くとみます。ソーマジックは人馬ともにそつがなく、非常に安定しているのが強みです。頭までキッチリという自信はありませんが、連軸としては信頼度が高そうです。リトルアマポーラは能力比較ではメンバー中随一と思っていますので、多少無理な展開でも力だけで持ってくる可能性があるのではと思っています。敢えて課題を言えば、東京で実績がない鞍上がどう乗るかに尽きます。

トールポピーは元々オークス向きと評価されていた馬で、ジュベナイルフィリーズ勝ちの実績からマイルへの指向性を、直線一気の競馬振りから切れ勝負のタイプとのイメージを抱きがちですが、恐らく真逆ではないかと考えています。エンジンのかかりが速いタイプではないので上がりが掛かる方向への変化は歓迎のクチで、血統背景からも距離延長、東京変わりはプラス必至。前走の着順や兄フサイチホウオーがダービーで惨敗していることから人気を下げるようなら、ここは買うべきとみます。

スペルバインドは体重がこれ以上減ると不安ですが、維持できるようなら一転有力。血統背景から東京2400mはベストの舞台と思います。レッドアゲートは前走の圧勝劇で下手すると1番人気もあり得るため、同じく人気が予想されるリトルアマポーラとの両取りはできれば避けたいのですが、枠順を考慮すると立ち回りは楽そうで無印は怖いというのが本音。カレイジャスミンは前走が前に行って粘る競馬で、同じレースが出来ればあわよくば、というパターンが考えられる唯一のタイプと考えています。同じ逃げでも

取捨がかなり難しいのが、桜花賞馬レジネッタ。フレンチデピュティ産駒は活躍目覚ましく、特に東京での実績が高いのが特徴。サンデーサイレンスの肌との組み合わせでより信頼度が増します。ただしこの馬自身が果たして2400mをこなすかどうかについては難問…ですね。ちなみに同じ組み合わせの配合であるアロマキャンドルについては、前走があまりにも鮮やかな勝ち方だっただけに反動が気になって評価を下げています。

他にも気になる馬としては、まずはそれなりに前に行きそうなウォーエンブレム産駒の2頭、ブラックエンブレムとエアパスカル。同産駒らしくいずれも折り合いに課題があり、距離延長がプラスに働くとは思えないため今回は見送るつもりです。あとは武豊と横山典弘の東西エースが騎乗するマイネレーツェルとシャランジュ。どちらも一発が無いとは言い切れませんが、底力勝負できるタイプでもないので強気にはなれないです。怖いのは怖いのですけどね…。

とりあえず上位2頭はほぼ確定のつもりです。ヒモは困ったら或いは総流しも…というところですが、あと2日ありますのでじっくり悩んでみようと思います。

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2008.05.18

ヴィクトリアマイル

ヴィクトリアマイルの馬柱を見ながら悩みつつ眠ってしまった昨夜でしたが、どうにも面白みに欠けるG1になった気がして個人的に盛り上がりがいまひとつです。やはりここにダイワスカーレットの名前がないのは大きいなぁと感じる次第でありまして。

積極的に前に行きそうなのがエイジアンウインズとヤマニンメルベイユくらいしか見当たらないので、どう捻ってもハイペースは望み薄と考えています。そうなると昨日の京王杯同様に直線での差し比べということになりますが、であればトラックバイアスを勘案して…という考証を経て、こんな予想になりました。

◎18.レインダンス
○03.ローブデコルテ
▲09.ウオッカ
△04.ジョリーダンス
△02.ブルーメンブラット
△11.トウカイオスカー

レインダンスを狙ってみます。大外枠が良いと言うわけではないのですが、内で包まれたりするよりは競馬しやすいのではないかと思います。折り合いにさほど課題のない馬なので、スローの展開から直線上がり勝負というのは向くはずです。コーナーから直線入り口辺りの内側が馬場悪化の傾向なので、いいところを選べるというのも良いです。ここまで人気が無いならおいしいんじゃないでしょうか。

対抗はローブデコルテ。言わずと知れた昨年のオークス馬で東京実績は問題なく、末脚勝負も臨むところ。コジーン産駒ですし阪急杯で3着しているように距離はこれくらいの方が向くと思いますので、今回は満を持してという気がします。レインダンスとの後先は枠順を勘案してのものなのですが、うまく捌ければ距離ロスの無いこちらの方が有利になるかもしれません。

断然人気のウオッカは単穴評価。実績を考えるとこれ以上下げられないのですが、なにかモヤモヤとした不安があるのも事実です。前走ドバイからの復帰戦というのは馬の良し悪しを問わず苦戦する傾向にあります(帰国後の春シーズンでG1を勝ったのは昨年のダイワメジャーとアドマイヤムーンのみ)から、調整の難しさをどう克服するかが鍵でしょう。掛かるところがある馬ですからペースが落ち着きそうなのも不安で、その辺を減点してのこの評価です。

連下勢は、東京マイルで実績の高いジョリーダンス、石坂厩舎へ移って馬が変わってきたブルーメンブラット、そして差し勝負なら穴で一考のトウカイオスカー。ただ、トウカイオスカーよりもレインダンスの方が人気が無いんですよね。少し違和感ありますが、横山騎手への信頼感がそれだけ高いということでしょうか。

人気どころで無印にところでは、まず休養明けを嫌ってベッラレイア。ひとつ叩いておければ全然変わったと思うのですが、秋華賞以来でいきなりはちょっと狙いづらいです。そしてニシノマナムスメですが、この馬は脚の使いどころが難しいですから東京のように直線の長いコースは紙一重…と思います。前走は人気薄の気楽さで好走しましたが、今回はマークを受ける立場になりそうですから強気には推せないという見解です。

馬券はレインダンスを中心に、単勝と馬連で印に流します。タテ目はほどほどで…人気が無いのでワイドでもいいかもと考えています。

ちなみに、今日の狙いレースは東京10レースと京都のメインです。東京の方はアントニオマグナム、京都メインはジョイフルハートの復活に期待しようと思います。

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2008.05.17

京王杯スプリングカップ

ヴィクトリアマイルの予想があまり進んでいません。密かに期待していたキストゥヘヴンが除外されるというアクシデントもあり、少しテンションが上がってきていません。とりあえず今日のメインレースである京王杯をしっかり当てて、明日に向けて弾みをつけたいと思っています。

◎13.スズカフェニックス
○03.ドラゴンウェルズ
▲04.ダンスフォーウィン
△12.スーパーホーネット
△15.コスモシンドラー
△06.キストゥヘヴン

人気でもスズカフェニックスの軸は揺るがないと考えました。前走の高松宮記念は致命的な出遅れがありながら、直線は3F32秒台の末脚で猛追して3着。2走前の阪急杯では59キロを背負ってタイム差なしの2着に入っており、58キロの今回はこのメンバー相手に大崩れはないのではと思います。

対抗には、復調気配のドラゴンウェルズを狙います。暖かくなって調子を上げてきた感があり、前走ダービー卿では先行して2着。折り合いに不安のある馬がスローペースでしっかり折り合えたのは収穫でした。元々しっかりしている末脚が生かせる東京はベストの舞台で、1400mもスワンステークス3着から向くと思います。

単穴はかなり野心的なチョイスですが、ダンスウォーウィン。実績的には東京1400mが一番合うはずです。時計勝負にも強いです。相手は強くなりますが、昨秋の好調時の走りが実現できれば十分太刀打ちできる能力があると思います。斤量57キロで結果が出せていない点が不安ではありますが、そこさえ克服できれば大駆けも期待できます。

スーパーホーネットは人気の一角ですが、前走初めての1200mからの距離延長と58キロの斤量が少し気になります。実力通りであればスズカフェニックスとの2強と思うのですが、ここは少しだけ評価を下げておこうと思います。そして大穴狙いはコスモシンドラー。谷川岳ステークスの走りに復調の兆しを見ました。関東に転厩したことが良い方向に出ていれば、ここは楽しみと思います。

最後に加えたキストゥヘヴンは、本来はヴィクトリアマイルを目指していた馬。安田記念を睨んでのプレップレースとしての仕上げであろう他の馬に比べて、ここを目標に仕上げてきている強みはあると思います。東京コースは実績不足に見えますが、昨年のヴィクトリアマイル4着なら足りなくはないでしょう。牡馬一線級との手合わせですから強気にはなり切れませんが、馬券絡みの可能性は捨て切れないところです。

馬券はスズカフェニックスの1頭軸、或いは◎○、◎▲の2頭軸で三連単マルチを買いたいと考えていますが、ダンスフォーウォンとコスモシンドラーは複勝やワイドで狙っても十分おいしいと思います。

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2008.05.15

京王杯スプリングカップ展望

今週のG1はヴィクトリアマイルですが、それに先駆けて土曜日に行われる京王杯スプリングカップを予想してみようと思います。個人的に得意としているレースでもあり、尚且つ翌日の馬場検討をする上での参考にもなるので、注目しているレースです。

過去20年くらいのレースを改めて見てみた(といってもグリーンチャンネルの重賞メモリアルをボーっと眺めただけですが)ところ、最近は比較的前が残っている印象がありました。そこで、前残りを狙い目にした内容で話をまとめようと近年のデータを調べてみたところ、実はそうでもないということに気がついてしまいました。

以下に、このレースの各年の走破時計と入り3F-上がり3F、そして連対馬の脚質と発表の馬場を並べてみました。

2004年 1:20.4 33.8-34.9 差-差 稍重
2005年 1:20.3 34.1-34.8 先-先 良(雨)
2006年 1:21.8 35.2-34.6 逃-差 稍重
2007年 1:20.0 34.1-34.7 差-差 良

短距離ですから前傾になることが多く、特に2004年は馬場を考慮しても結構速い入り方です。案の定上がりは時計ひとつくらい遅くなっています。逆に2006年は、馬場の問題もあるかもしれませんが前半スローで流れた結果、逃げたオレハマッテルゼがそのまま逃げ切ったレースでした。この辺りは別に京王杯だから云々という話ではなく、ごく一般的な話ですね。

ここでポイントとして挙げたいのは、まずは走破時計。余程の馬場悪化でない限り、1分20秒台の時計は出るだろうと考えるのが妥当です。まずはこれでふるいにかけられると思います。そして脚質ですが、実は基本は差しが強い傾向が出ています。唯一先行馬同士で決着している2005年も、3着は差してきたテレグノシスですから、差し馬が馬券に絡むのは確実と見てよいと思います。

これらに加えて重要なファクターとして浮上するのが、毎年悩まされるトラックバイアスです。グリーンベルトと呼ばれるラチ沿いのスペースが発生した年はそこを通った先行馬が健闘するのですが、内が荒れると極端に外差しが台頭する傾向にあります。今年の問題はまさにここで、先週のNHKマイルカップが内差しの馬同士で決まったというのをどう見るかに尽きると思います。極端な外差し、外枠はあまりよくないような感じがするのですが…。

以上の要素を踏まえて、前々日の段階で気になる馬を挙げてみます。

○スズカフェニックス
○ドラゴンウェルズ
○ダンスフォーウィン
△スーパーホーネット
△コスモシンドラー

スズカフェニックスとスーパーホーネットは能力、実績ともに上位の存在ですが、スーパーホーネットは58キロの斤量だけが心配材料。前走で復調の兆しを見せたドラゴンウェルズは東京替わりで進境が見込めます。穴っぽいところでは東京1400mがベストの条件と思われるダンスフォーウィン。こんなところでしょうか。

時計の比較だけだと前走谷川岳ステークス組が上に来るのですが、2着のインセンティブガイは展開的にやや恵まれた印象がありますし、ハイソサエティーは逆に切れ負けする気がします。3F33秒台の上がりを使って0.4秒差6着まで追い上げたコスモシンドラーが唯一気になるところですが、現時点では連下候補までと考えています。

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2008.05.10

NHKマイルカップ

土曜競馬は坊主でした。京都新聞杯は軸に推したヒルノラディアンがまったく手応えなしのブービー負け。明らかに馬場を苦にした感じでした。大丈夫だと思ったんですけど、難しいですね。一方の新潟大賞典は、フィールドベアーが2着なら何とかなったんですが、ハナ差に泣いてしまいました。予想では触れなかったプリンシパルステークスは、殿人気の2着アグネススターチが買える訳もなく、1着4着が精一杯でした。

考えてみたら、とんと馬券が当たっていません。もちろんまったくゼロという訳ではありませんが、重賞や狙いレースは1ヶ月くらい無風のような気がします。G1はフェブラリーステークスを的中した時点でスミイチフラグが立ってしまっている感すらあり…今週から東京で5週連続G1となりますが、このあたりでひとつ何とかしたいです。来てほしいですね。大きな風が。ビッグウェーブが。

枕が長くなってしまいましたが、明日のメインはNHKマイルカップです。昨年は17番人気→1番人気→18番人気という組み合わせで大荒れでしたが、今年も昨年同様に馬場が渋ってきました。さしずめ風雲急、というところでしょうか。本当は軸にする気だったアサクサダンディが回避してしまった時点でかなりテンションが下がっていたのですが、気を取り直して予想します。

◎01.サトノプログレス
○09.ディープスカイ
▲05.ブラックシェル
△08.サダムイダテン
△16.エーシンフォワード
△04.レッツゴーキリシマ

上位は差がないというのは前日オッズを見ても明らかではあるのですが、こんな時こそ、ということで前哨戦を勝ったサトノプログレスに期待してみます。近走実績は中山に集中していますがデビューから2走を東京で使われており、デビュー戦がフサイチアソートの3着、2走目がマイネルチャールズの2着ですから、相手が悪かっただけで適性には問題がないと考えます。内がまださほど荒れていないようですし、この枠は有利と見ていいのではないでしょうか。

対抗には毎日杯勝ちのディープスカイ。本当は雨は無かった方が良かったのですが、このローテーションから来る馬は実績がありますし毎日杯の勝ち方は強い内容でした。長い直線と広いコースが合うのは明らかなので、頭まであっても不思議ではありません。馬場が悪かった京都での500万下がピリッとしない競馬だったので、適性だけが不安材料です。

単穴も非常に迷ったのですが、ブラックシェルを上に採りました。皐月賞は最も向かない展開と思われるスローの上がり勝負で、それでいて2着からはほとんど差のない6着まで迫っています。東京替わりは条件好転、馬場についても苦にしないはずです。父クロフネとの親子制覇の期待がかかりますが、皐月賞2番人気の馬がこれだけ売れていないのなら買いますよ、というところです。

悩んだ単穴候補のもう1頭はサダムイダテン。暮れのラジオNIKKEI杯で見せた猛烈な末脚は、道悪巧者振りを発揮したと考えます。フォーティーナイナー産駒ですから本質的には中距離よりもマイル以下の方が良いでしょうし、母の父サクラユタカオーは東京への適性を感じさせます。テン乗りの岩田騎手がどう乗るかがポイントですが、ここで復活があってもおかしくないと思います。

以下、重賞で2戦連続2着のエーシンフォワード。使える脚はかなり鋭いので、差し比べになれば台頭が考えられます。逆に今以上に馬場が悪くなれば、前残りを警戒してレッツゴーキリシマを抑えたいところです。

人気どころで印を回さなかったところとしてはゴスホークケンとファリダットが居ますが、前者は一変もなくはないと思います。ただし使える脚が限られているので、展開にうまく乗れないと厳しい気がしています。またファリダットは、正直マイルは長いように感じます。これで勝ち切ってしまえるようなら、末恐ろしい馬になるかもしれません。

馬券が非常に難しいのですが、上位4頭はボックスで抑えた方がいいかと考えています。あとはこれで何とかお願いします、とお祈りするだけです。

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京都新聞杯など

直前になってしまったので、自分の覚書として書き込んでおきます。

◎12.ヒルノラディアン
○08.ブラストダッシュ
▲14.ヨドノヒーロー
△05.ロードアリエス
△03.ホワイトピルグリム
△15.グローリーシーズ

前走あざみ賞が着差以上に強い競馬だったヒルノラディアンを軸に指名。少し渋い馬場になっても気にならないであろうキングヘイロー産駒で、極端な後方待機をするわけでもないのに終いの切れは鋭いので、展開が落ち着きそうな今回のメンバーでは有利に働きそうです。

相手は人気になりそうですがブラストダッシュ。連勝した内容はなかなか濃く、調教の動きも良かったように思います。頭期待とまでの信頼感はありませんが、順当なら無難に賞金加算が見込めそうです。また単穴はヨドノヒーローにしてみました。京都の馬場が合っていそうなタイプで、うまく流れに乗れれば一気に前を捉えきれるだけの息の長い末脚があるように思います。

穴候補は3頭挙げましたが、ロードは前残り期待。逃げるであろうマイネルローゼンが早めに失速するようなら、最後はこの馬をめぐる攻防になるかもしれません。そしてヒルノラディアンと同じ前走あざみ賞組からホワイトピルグリム。最後に中間少し順調さを欠いたもののダイナミックなケイコ駆けを見せたグローリーシーズを推します。

馬券は◎から馬連が中心ですが、穴狙いの馬に対してはワイドをおさえたいと考えています。

新潟の方は…正直わからないのですが、素直にサンライズマックスを買うのは癪に触るのでメトロシュタインやフィールドベアーを狙ってみようかと考えています。

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2008.05.04

天皇賞予想の結論

今日は天皇賞に現地参戦することになったので、早めに結論を出しておきます。現地でアドリブで買い足す可能性もありますが…その辺りはまたライブ回顧にてご紹介できればと思っています。

◎04.ホクトスルタン
○13.アサクサキングス
▲03.アドマイヤモナーク
△12.アイポッパー
△11.トウカイトリック
△14.アドマイヤジュピタ

このレースの予想のポイントは、展開がどちらに倒れる方に張るかだと思います。昨今のトレンド(?)であるスローペースの瞬発力勝負か、或いは長距離戦らしいスタミナ勝負の我慢比べか。今回のメンバーを見て、私は後者になる可能性の方を採りました。そうなった時に強そうな馬を選んでみたつもりです。

本命のホクトスルタンは、幾分希望や願望込みの評価。親子4代天皇賞制覇の偉業達成が注目されていますが、その部分を抜きにしても前走の競馬は評価が高く、昨秋の頃からは一皮剥けたイメージがあります。アドマイヤメインとの兼ね合い次第ではありますが、すんなりハナなら横山騎手のペースメイキングでうまくもたせてもらえるのでは…と期待しています。最後1ハロンで脚がもてば、十分勝利の目はあると思っています。

対抗は無難ですが前売り1番人気のアサクサキングス。前年の菊花賞馬が天皇賞で強いのは今更言うまでもないところですが、復帰初戦だった前走の大阪杯は59キロを背負いながらダイワスカーレットを負かしに行く競馬で0.2秒差の3着。距離も足らないのではという下馬評からすれば上出来の内容で、叩いた上積みも見込める今回は最有力と見て差し支えないところです。この馬も上がり勝負で分があるタイプではないので、早め早めの競馬をしてくると考えています。

単穴は今回少し人気が下がっているアドマイヤモナーク。距離不安が云われたダイヤモンドステークスを圧勝したあたり、7歳にして3000m級のレースでも戦える力を付けたと見ています。瞬発力はあるものの行き脚が無いため中団から後方に構えることが多く、スローの上がり勝負になると差し負ける傾向にあります。ある程度前が引っ張ってくれれば、末脚が活きる展開になるのではと思います。

以下、トウカイトリックとアイポッパーは昨年の3、4着。共に長距離戦でこそのタイプで、先行して早めに押し切りに行きたいトウカイトリックと息の長い末脚で後半勝負に出るアイポッパー。頭で期待できるとは考えていませんが、馬券絡みは十分有り得ます。そしてアドマイヤジュピタですが、本来はスローの上がり勝負向きの馬と考えていますが、母の父リアルシャダイという血統背景は我慢比べでも持ち堪える素養があるのではと考えて、拾っておきます。大穴としてトウカイエリートも挙げたいのですが、頭数が増えすぎるので印は控えます。

事前予想でも書いたとおり、メイショウサムソンとポップロックは前走内容に不満があるので印は回しませんでした。もちろん変わり身があってもおかしくないのですが、メイショウはどうやら武騎手の騎乗スタイルと馬の特性がマッチしていないような気がします。またポップロックはメルボルンカップ2着の実績が買われているようですが、個人的には3200mで強いタイプには見えないので…切れで勝負するタイプでもあり、早めにペースアップされるとついていけなくなるのではと考えています。

夢と期待を込めてホクトスルタンの単勝を買うつもりですが、色気のある馬券としては◎○の2頭軸。アサクサキングスは1番人気とはいえ単勝3倍台ですから、ここから流しておいても保険は十分利くと思います。

東京のスイートピーステークスはハイカックウとアルダントヌイの2頭軸勝負。新潟の谷川岳ステークスは穴候補としてアポロノサトリを挙げておきます。

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2008.05.03

青葉賞

期待された良血馬でダービー一本に絞ってきた馬が例年よりも多い今年のクラシック戦線、それだけダービートライアルは重要度が高くなりそうです。今日は本番と同じ舞台で行われるG2戦、青葉賞。注目の大物がどういう競馬を見せるのか、目が離せないところです。

今開催の東京は馬場コンディションが良好ですが、今日は雨の影響でやや重馬場。典型的な軽馬場向きの馬には少しマイナス要素になるかもしれません。開催前半で脚質的には内枠先行有利と考えられがちですが、今の馬場はそこまで極端なトラックバイアスも無いと考えています。この時期の3歳にとっての2400m戦は、地力勝負の競馬になるのではないでしょうか。

◎06.ファビラスボーイ
○11.フジヤマラムセス
▲08.マゼラン
△15.ニシノエモーション
△14.モンテクリスエス
△09.アルカザン

実力伯仲の難しいメンバーになりましたが、ここは既走実績からしっかりした末脚が使える馬、2400mをしっかり走り切れるスタミナのある馬を中心に考えたいと思います。軸は前走セントポーリア賞で強い競馬を見せたファビラスボーイ。少し間隔が空きましたが、調教でもよい動きを見せており状態に不安はなさそうです。テン乗りの吉田隼人騎手がどう乗るかが最大の鍵ですが、東京に適性のあるジャングルポケット産駒、母もジャパンカップ2着のファビラスラフインという良血に期待します。

対抗は少し捻ってフジヤマラムセス。前走は出遅れて差し届かずでしたが、上がりで使った脚は勝ったニシノエモーションと同じ。東京のデビュー戦では3Fで33秒9という末脚を使っており、切れ勝負なら引けをとらないと思います。母の父リアルシャダイという血統背景からも距離は問題ないでしょう。後藤騎手がファビラスボーイではなくこちらに乗ってきたというところも気になります。

スケールでは1、2を争うマゼランですが、今回は単穴評価。前走は同じ東京2400mで2分25秒7という好時計で勝っており、距離やコースに不安はありません。角居厩舎らしい調教はここでパンパンに仕上げるつもりはないのでしょうが、古馬オープン相手に見劣らない走りを見せています。調整過程が順調さに少し欠く内容だったのでここが必勝というよりも試金石として注目したい馬ですが、3着は外さないと考えています。

以下、連下に3頭。ペースが落ち着くことが予想されるので、折り合い面で不安の無いシンボリクリスエス産駒2頭。本当は内のトレノクリスエスも気にはなったのですが、距離経験の差で印は回していません。そして鋭い末脚を持つアルカザンを最後に加えましたが、この馬は頭が高いのでそのあたりが少し心配でこの評価にしました。

アドマイヤコマンドは良馬場の方がよいと判断、オリエンタルヨークは上がり勝負に不安、クリスタルウイングは乗り難しさが気になり評価を下げています。本当は怖いんですが、あまり手を広げてもということで線を引きました。先に挙げた馬たちにまったく及ばないとは思っていませんが、適性などを勘案して取捨をしてみました。これがいい方に出ればありがたいんですが…。

馬券は◎○からの馬連を基本に考えています。フジヤマラムセスは人気がなさそうなので、相手を手広くしても大丈夫そうです。

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2008.05.01

天皇賞を展望してみる

クラシックは事前からみっちりと予想をしていたのですが、結果は的中なりませんでした。逆に予想へのモチベーションがあまり高まってこない今年の天皇賞ですが、かえってこういう時の方が当たったりする…といいですね。木曜になって既に枠順も出ていますので、メンバー比較と展開予想を少ししておきたいと思います。

今年は絶対的な本命が不在という下馬評で、混戦といわれている天皇賞。そのひとつの要因に、前哨戦で有力と目されていた馬がピリッとしなかったことがあるかと思います。まずはこのあたりから考えてみたいと思います。

阪神大賞典で3着だったポップロックは、一昨年の有馬記念でディープインパクトの2着。目黒記念も勝っていますが、3000m級の長距離戦がどうかという点については正直懐疑的です。エンジンのかかりが遅いタイプなので追える内田騎手への乗り替わりが吉と出れば…というところではありますが、逆に京都の長距離戦の実績が無いという点の方が不安でもあり、人気するようなら今回は割り引きたいところです。

一方、大阪杯で6着に敗れたメイショウサムソン。昨年は同じローテーションできっちり前哨戦を勝って本番に臨めたのですが、今年はドバイ遠征の取りやめなどもあって調整が難しかったという話もあります。ただ、個人的には天皇賞秋とジャパンカップで2走続けて激走した疲労が、まとまった休養のない調整では抜け切っていないのではないのかという心配があります。距離云々については問題ないと思うのですが、本当の意味でパンとしてくるかどうかに尽きるように思います。

さて、今年の話題のひとつにアドマイヤ軍団の4頭出しというのがありますが、中でも年が明けてG2を勝っているアドマイヤモナーク、アドマイヤジュピタあたりの具合が良さそうです。距離の適性を考えるとモナークの方がスタミナ豊富で断然有望なのですが、瞬発力勝負になればジュピタも台頭してくる可能性があります。この2頭の取捨を検討する上で重要なのは展開、さしずめ先行馬の引っ張るペースが鍵になると思います。

前走は逃げ宣言をしながら逃げられなかったアドマイヤメインは、3歳春~秋の頃のような強いペースで逃げるスタイルが採れる状態にはないのかもしれません。ただ、そのスタイルを築くきっかけになった毎日杯で騎乗した福永騎手に乗り替わるのは少し気になります。出来が良化することが前提ではありますが、息の入りにくいペースを作る可能性はあります。

一方の雄としては、親子4代天皇賞制覇の偉業がかかるホクトスルタン。前走は準オープン戦とはいえ逃げて圧勝の強い内容で、菊花賞の内容を見てもスローで逃げるタイプではありません。どうしてもハナがほしいクチではないので、番手追走から早めに抜け出して押し切るような競馬が理想ではないでしょうか。長距離戦では非常に高い実績と安定感を誇る横山騎手が鞍上ということもあり、注目の一頭です。

もう一頭、というか人気の上では1、2を争うであろうアサクサキングスは、上述の2頭を見る位置で競馬するのではと目しています。菊花賞馬の天皇賞春での成績は断然ですし、前走も休み明けの大幅馬体増で好走しています。普通ならこの馬が軸として最有力なのですが、前が強いペースで引っ張った場合にどうなるかという点については少しだけ不安もあります。この馬はどちらかというと道中息が入った方がいいのではないでしょうか。

少し取り留めがなくなってしまいましたが、現時点で有力と考えている馬を挙げておきます。もちろんまだ変わる可能性アリ、です。文中でまったく触れていない馬も挙げていますが、当日までには分析していきたいと思います。

○ホクトスルタン
○アドマイヤモナーク
○アサクサキングス
△アドマイヤジュピタ
△アイポッパー
△トウカイトリック

最後にトウショウナイトに触れておきます。天皇賞に向けた追い切り時に故障を発症して安楽死となってしまいました。混戦の今回はこの馬の渋太さが活きるのでは…と期待していただけに、残念で悲しいです。このところ急死や故障が相次いでいるだけに、出走各馬にはまずは無事で…と祈るばかりです。

Toshoknight トウショウナイト(2008年京都記念)

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2008.04.26

アンタレスステークス

皐月賞の惨敗とアストンマーチャンの件で少しモチベーションが低下してしまい、福島牝馬ステークスの予想はさぼってしまいました。馬券は07.ヤマニンメルベイユから入ったのですが、最後の最後で外から交わされ4着。3着でもよかったのに…相手は全部あったのでいわゆるタテ目です。やはりあまり調子が良くないと思ったのですが、京都のオーストラリアトロフィーが馬単と三連複を大本線で取れた(安いですが)ので、明日も馬券が買えそうです。

ということで、明日の重賞の予想はアンタレスステークスです。

◎05.フィフティーワナー
○03.ロングプライド
△09.マルブツリード
△01.ナナヨーヒマワリ

追い込み脚質の馬がずらり揃った実力伯仲のメンバーで、直線は激しい上がり勝負が予想されます。そんな中でフィフティーワナーが楽に先手をとれるようなら、一昨年の勝ち馬という実績を持ち出すまでもなく最有力と見ていいでしょう。人気にはなりそうですが一本かぶりということもないと思いますので、頭勝負できるレースと考えています。

人気馬を軸にするので相手は捻りたいところなのですが、正直その他の先行馬は少し頼りないので人気になりそうな差し馬の中から1頭だけ、ロングプライドを挙げます。前走フェブラリーステークスの4着は、相手関係を考えれば負けて強い内容。右回りでは若干スムーズさに欠けるところもあるようですが、長く良い脚を要求される展開よりも一気の加速の方がこの馬には合うと見ました。

そしてもう一頭、頼りない先行馬の中からマルブツリードをヒモに指名。ハナにこだわるタイプではないのでどちらかというと好位追走組と思われますが、前走の終いの脚はなかなか見どころがありました。人気上位からは離れた人気になりそうなので、来れば大きな配当が期待できそうです。

怖い馬は挙げればきりが無いのですが、ナナヨーヒマワリは京都を得意としていますし目下絶好調。大幅な出来落ちが無ければペース不問で飛んでくる可能性があります。人気で狙う妙味があるタイプではないのでヒモ評価ですが、頭まで来られても不思議はないところではあります。

買い目は◎の1着固定で、馬単と三連単で潔く。

東京のフローラステークスは、ハイカックウが出てくれば狙おうと思っていたのですが除外されてしまいました。人気で素直に収まるレースではないので、買うとしたらサワヤカラスカル、ギュイエンヌ、キュートエンブレムあたりでしょうか。もっとも、今のところはケンの予定ですが。

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2008.04.19

皐月賞予想の結論

中山グランドジャンプ、エイシンニーザンは負けてしまいましたね。やはり初の大障害コース、63.5キロの斤量、そして輸送、これだけ不利な要素があるといきなりは難しいのでしょうか。もっとも負けるときは丸飛びと考えていたので、ある意味予想通りといえば予想通りかと…馬券の回顧はまた後ほどということで。

いよいよ皐月賞前日ということで、予想もまとめにしたいと思います。ここここでダラダラと前哨戦を振り返り、そこから展開予想もしてみました。最後にチェックしておきたかったのは今週の中山の馬場状態なのですが、今日は相当悪かったですね。雨は降っていないようなので明日は幾分乾くとは思いますが、良馬場は期待できない(発表は良でも…という点を含み置いて)と考えて良いでしょう。それを踏まえて、こういう印にしてみました。

◎18.ショウナンアルバ
○09.マイネルチャールズ
▲03.フサイチアソート
△05.レインボーペガサス
△12.ベンチャーナイン
△09.ブラックシェル
△08.ダンツウィニング

いやはや、悩みました。しかし結果的には人気どころから入ることにしました。頭はどちらにするか迷ったのですが、どうにも前が有利な展開になりそうな気がしてならないので、恐らくはハナを切るだろうと思われるショウナンアルバで勝負してみます。もちろん掛かって自滅というリスクを持っていますが、能力的に拮抗していると云われる今年のメンバーの中では一番速いだろう、という結論を出しました。速い馬が勝つ皐月賞ゆえ、ここから入ります。

相手は面白くないもののマイネルチャールズ。安定感、自在性、コース適性、どれをとっても非の打ちどころがないです。時計面のインパクトの無さとトップスピードの渋さは気になるのですが、皐月賞に相性の良いブライアンズタイム産駒という点も買ってみます。もっとも、この馬がすんなり頭に来れるほど今年のクラシックは甘くない…という思いからの対抗評価なので、頭で馬券を買う気はありません。

単穴にはフサイチアソートを大抜擢。ある意味今回の予想の一番のポイントであると同時に、最も当てにならないところでもあります。わずか3戦のキャリア、いかにもダート向きと思わせるトワイニング産駒、そして前走の不甲斐無い惨敗。普通に考えれば東スポ杯は嵌っただけという結論も出せるのですが、どうにも割り切れないところはあります。東スポ杯はそう生易しいレースではなかったということもありますが、横山騎手が重賞で鬼のように乗れている現状を考えると無視できません。上がりのかかる馬場、立ち回りに有利な内枠、そしてハイペースをものともしない末脚の炸裂を期待します。

以下、上がりが掛かる競馬が合いそうなレインボーペガサス、団子の展開なら一発ありそうなベンチャーナイン、重馬場の適性を買ってダンツウィニング。アンカツに手が戻るレインボーはきさらぎ賞の再現とまでは云わずともここまで低評価なら怖いです。また、ダンツウィニングは前走で見どころなしと断じたのですが、コマンダーインチーフ産駒は重馬場でこそ買わなければいけないのでヒモで拾います。

悩んだのはブラックシェルですが、限りなく消し気味の連下としています。クロフネ産駒の底の浅さのようなものが出なければ、上がりの掛かる馬場はエンジンの懸かりが遅いこの馬には有利に働く可能性はありますが、馬込みで競馬をしたことがないのも気になりますし、大外を回していると届かない可能性が高く、実力を発揮できないような気がしています。

既に7頭挙げていますのでこれ以上印は打ちませんが、気になるのはキャプテントゥーレでしょうか。正直距離の壁がありそうな気がしていたのですが、血統構成的に2000mはこなしてよいと考えれば、今回の馬場状態は有利に働く可能性が高く要注意…です。ちなみに切った馬についての能書きは、来られた時に言い訳をするためにとっておくことにします。

馬券はショウナンアルバ、フサイチアソートを中心にします。マイネル相手の馬券は抑え程度にして、振り回していこうと思います。

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中山グランドジャンプなど

土曜競馬はちょっと控えめにしようと思っていますが、今日は1年に2回しか聴けない障害G1のファンファーレが聴けるということで、中山グランドジャンプを少しだけ買おうと思います。

◎07.エイシンニーザン
○06.メルシーエイタイム
△09.アラームコール
△04.マルカラスカル

つまらない予想になってしまいましたが、新星の登場を期待してエイシンニーザンから入ります。入障以降3戦3勝で、そのいずれもが圧勝。前走は関西の障害レースでは第一人者的存在であるコウエイトライに完勝しており、満を持しての東上ということになりました。大障害コースは当然初めてですが、中間はスタミナ強化のための調教を課して来ており準備は万全と見ています。乗り慣れた西谷騎手からの乗り替わりだけが不安材料ですが、白浜騎手も障害界を担う期待の若手ですから不足はありません。ここでも強い勝ち方で…と注目しています。

相手は月並みですが、昨年暮れの中山大障害の覇者メルシーエイタイム。平地を一叩きしての臨戦は前回同様、大障害コースの実績も文句なしです。ここは貫禄を見せたいところで、エイシンニーザンの前に立ちはだかるとしたらこの馬でしょう。新旧エースの一騎打ちになれば面白いですね。

単穴はなしで、以下連下のヒモ候補として2頭挙げました。2頭が参戦してきた外国馬からはアラームコールを選択しましたが、障害レースの外国招待馬は基本的に全部おさえてもいいと思いますので、グライディングも馬券的には拾う予定です。また、一昨年の大障害勝ち馬マルカラスカルにも注意が必要ですが、休養明けの分がどうかという点を差し引いてのこの評価としました。

◎→○→△△の三連単が勝負馬券です。エイシンニーザンは負けるときは脆い可能性があるので、○からの馬券も少しおさえるかもしれません。

阪神のマイラーズカップは現時点ではケンの予定ですが、このレースは中山記念との関連性の強いレースであることを考えると、カンパニーやエイシンドーバーが有力でしょうか。ただし人気していると思うので、買うとしたらキングストレイル、マルカフェニックス辺りから入りたいところです。オースミグラスワンも良さそうですが、内枠をどう捌くか…大穴はナスノストロークで。

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2008.04.18

皐月賞の展開を考える

参考レースを2日に渡ってチェックしましたが、そうこうしているうちに枠順も発表されました。金曜発売が始まったのであまり当てにならないながらも前々日オッズも出ましたから、そろそろ馬券を意識した絞り込みをしていきます。散々引っ張った割には参考レースの検証結果が全然反映されていない…かもしれませんが。

トライアルが先行馬中心の決着ばかりのレースになったこと、そして週末の天候が良くなさそうだということを考えると、スローペースは考えにくく最低でも平均ペース、有力馬の出方次第ではハイペースになることが予想されます。そして上がりはかかりそうなので、スパッと切れる瞬発力タイプよりもパワー型の方に利があるように思います。

どの馬がペースを握るかが当然重要なわけですが、展開のポイントになる馬はショウナンアルバと考えています。今回は大外枠に入ったことから前に壁を作ることは難しそうなので、例によって掛かり気味に行くのではないでしょうか。また最内枠に入ったタケミカヅチ、前走が先行策でうまく嵌ったスマイルジャックやノットアローンといった辺りも前に行きそうです。もっとも、ハナ争いが繰り広げられるようなことはなくショウナンがすんなり先手をとりそうです。

ショウナンアルバが作るであろうペースが問題なのですが、先にも書いたとおりスローは考えにくく、馬場のわりには速めのペースになると考えています。ショウナン自身はそれなりに引っ張った方が持ち味が活かせるタイプですが、追走する好位組には苦しい展開になるかもしれません。そうなると差し・追い込み勢の台頭が見込めますが、外を回すとロスが大きいため4コーナーをうまく立ち回れる馬が有力になると考えます。

このような展開予想からピックアップした馬は、以下のような面々になりました。

○ショウナンアルバ
○マイネルチャールズ
○ブラックシェル
△フサイチアソート
△レインボーペガサス
△フローテーション
☆ベンチャーナイン

レース展開の鍵を握るであろうショウナンアルバは、テンションの高ささえ何とかなれば能力的には上位。中山2000mでの4連対中3回までが4コーナーで4番手以内と勝負どころでの脚が堅実なマイネルチャールズ、そしていい脚を長く使えるブラックシェル。前々日オッズの人気上位3頭がそのまま有力というイメージになっています。

ここまでだと人気の通りじゃないかという感じになってしまうのですが、以下は少し穴っぽいところになっています。いずれも重賞連対実績がある馬ですが、どちらかというとパワー重視で上がりが掛かるときに台頭しそうな馬を中心に挙げています。フサイチアソートなどは横山騎手でそこそこ人気を集めるかもしれませんが、この辺りが絡めば配当妙味はありそうですね。

最終的な結論は明日…の予定です。

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2008.04.17

復習しておきたい特別戦

関西は一日中雨が降ったり止んだりでした。関東地方もまとまった降水がありそうですね。重馬場の皐月賞ということになれば、展開や適性面での検討は慎重になる必要がありそうです。今日は前哨戦を振り返った昨日に続いて、トライアル以外の注目レースについて振り返りたいと思います。

◇若竹賞
1着 ショウナンアルバ
2着 アサクサダンディ(※皐月賞は不出走)
3着 スマイルジャック

4着 サトノプログレス(※皐月賞は不出走)

1回中山最終週の500万下特別ですが、注目の出世レースです。勝ち馬のショウナンアルバは共同通信杯を、3着のスマイルジャックはスプリングステークスを、それぞれ勝利しています。また先週のニュージーランドトロフィーでは、ここでは4着に敗れたサトノプログレスが1着、2着だったアサクサダンディが3着に入りました。

このレースは入りの2ハロン目、3ハロン目とスピードアップしており、入り3Fが35秒1。に対して上がりは36秒7とかかっており、先行馬には厳しい前傾ラップでした。しかしこのレースを勝ったのは、2コーナーで既に先頭に立っていたショウナンアルバ。途中から単騎先行の構えになると、直線でも大きく失速することなくアサクサダンディの追撃を振り切っています。かなり高い能力を示したと見てよいでしょう。

逆にここで3着と末脚一息だったスマイルジャックですが、きさらぎ賞2着の後のスプリングステークスは先行策で快勝しています。今回も早めの競馬が予想されますね。

◇ホープフルステークス
1着 マイネルチャールズ
2着 ブラックシェル

もうひとつ挙げたいのは、昨年暮れのオープン特別・ホープフルステークス。マイネルチャールズとブラックシェルの初対決は、マイネルチャールズに軍配が上がりました。やや重の馬場で時計は2分3秒9とかかっていますが、注目しておくレースかと思います。

このレースは2ハロン目が11秒8のあと3ハロン目がガクッとペースダウンして13秒0。その後12秒9、12秒6とスローに展開しますが、6ハロン目で突如11秒8とペースアップしています。前半が超スローで上がりは馬場を考えると早い36秒台前半となっています。先行有利の競馬が多かったトライアルに対して、どちらかというと差し馬が台頭しやすい、長くいい脚を求められるレースと考えられます。

上位2頭が強いのは自明ですが、注目なのは動き始めたタイミングでしょうか。ブラックシェルは一旦後方2番手まで下がっており、3コーナー過ぎから進出すると最後まで衰えることなくいい脚を使い、上がり最速の3F36秒1。クロフネ産駒らしく息の長い末脚を使えることが分かります。加速の早さがないのが課題で、このレースでは併せに来たマイネルチャールズの勝負根性に屈しましたが、トップスピードに乗れば一気の差し切りも可能ではないでしょうか。

枠順も発表になりましたが、それを加味した展開予想はまた明日にします。

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2008.04.16

皐月賞トライアルを振り返る

牡馬クラシック第1弾の皐月賞が迫ってきました。桜花賞は大波乱で幕を閉じましたが、こちらもなかなか一筋縄ではいかないメンバー構成となっています。まずは桜花賞のときと同じように、トライアルレースの結果から振り返ってみたいと思います。

◇弥生賞
1着 マイネルチャールズ
2着 ブラックシェル
3着 タケミカヅチ

4着 キャプテントゥーレ
12着 フサイチアソート

マイネルチャールズが好位追走から危なげなく抜け出し、外から差して来たブラックシェルの追撃を凌いで勝利。これでマイネルチャールズは中山2000mで3連勝となり、同じ舞台で行われる皐月賞では俄然有力と目されるようになりました。ただしこのレース、前半から中盤にかけてかなりペースが緩んだ流れとなっており、4コーナーではソコソコの位置にいないと届かないレースでした。

勝ったマイネルチャールズは2番手を追走して直線でホッカイカンティを交わしただけの競馬。このペースで折り合える融通性は評価できるのですが、これが強い内容かといわれると、時計的にも見どころがなく懐疑的ではあります。3着タケミカヅチ、4着キャプテントゥーレも共に先行勢で結果的に残っただけという見方もできるとすれば、唯一差して来たブラックシェルは評価せざるを得ないところです。

また、フサイチアソートについてはゲートが一息でまったく展開に乗れず競馬になっていませんので、このレースは度外視しておく必要があるかと思います。

◇若葉ステークス
1着 ノットアローン
2着 ダンツウィニング

逃げたノットアローンがそのまま押し切ったレース。少頭数でペースダウンもやむなしとはいえ後ろの馬にはつらい流れで、ダンツウィニングがジリジリと差を詰めたものの交わすには至りませんでした。人気を集めたキングスエンブレムは直線失速して5着に沈み、皐月賞には登録がありません。

ノットアローンは元々気性が難しいところがある馬で、このレースでは自分のペースで気分よく行けたのが好走の最大要因と見れば、同型が強力になる本番では同じ手は使えないと考えるのが自然と思います。またダンツウィニングは権利取りに万全の仕上げと思われましたが、辛うじて2着だった上に上積みも微妙で、ここで強調する材料はあまりないように感じます。

◇スプリングステークス
1着 スマイルジャック
2着 フローテーション
3着 ショウナンアルバ

6着 ドリームシグナル
7着 レインボーペガサス
9着 レッツゴーキリシマ

道中2番手を追走したスマイルジャックが、掛かり気味に先頭に立ったショウナンアルバを坂上で捉えて1着。2着には内を突いて伸びたフローテーションが入り、人気の一角サダムイダテンは馬群に沈みました。

見た目のわりには前後半の差が小さいイーブンラップで、先行馬には比較的有利な流れ。しかも外を回ると届かないような馬場でもあり、スマイルジャックが内々を先行する理想的な流れで勝利しました。このレースは強い勝ち方でしたが目一杯の仕上げにも見えたので、本番での上積みというよりはむしろ反動に注意しなければならないかも知れません。

また、フローテーションは内の馬群を縫って差してくる競馬で末脚が目立ちましたが、今開催は絶妙に乗れている横山騎手の手腕によるところも大きいようにも思えるので、本番での乗り替わりは少なからず影響するのではないでしょうか。ショウナンアルバは掛かって行った分だけ劣ったものの能力の高さを改めて証明したともいえる内容で、スムーズな競馬なら逆転の可能性も十分と思います。

図らずもトライアル3戦は全て先行馬有利の競馬となりました。皐月賞で前残りになるケースはあまり多くないので展開面での再現性には疑問がありますが、もし先行馬が前で残った場合は波乱の結果になる例が多く(かつてのサニーブライアンや昨年のサンツェッペリンなど)、今週も波乱と読むなら前の馬も気になるところです。

この他にもピックアップしたいレースがあるのですが、続きは明日とさせていただきます。

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2008.04.13

桜花賞予想の結論

いよいよ当日になってしまいました。今日は現地に行けなくなってしまったので残念ながらPAT参戦ですが、予想のまとめをしないといけません。いろんなまとめ方ができると思いますが、ここは1頭ずつ検証していこうと思います。長くなりますが、最後までお付き合いを。

01.デヴェロッペ
前走控えて持ち味が生かせなかった、というか全然競馬をしていません。今回は内枠ということもあり、ハナを切ることになると思います。3走前の菜の花ステークスは強い内容で評価でき、逃げてこその鞍上。ここでも一考という気持ちも無くはないのですが、阪神で同じ手が通じるかというところは少し懐疑的です。

02.エーソングフォー
ハイペースを前々で追走して粘りきったフェアリーステークスは底力を見せたいい競馬でしたが、紅梅ステークスが評価を上げにくい低レベルレース。そしてトライアルは見せ場らしい見せ場無く失速しています。仕上がりの早い短距離血統で2歳時なら完成度で勝負できるものの、ここではどうかという印象です。

03.エイムアットビップ
りんどう賞、ファンタジーステークスと先行してオディールと勝ち負け。G1では逆に差す競馬で差の無い3着。2歳時の競馬を見れば非常に奥のある強い馬というイメージですが、前走の10着敗退をどう見るか。内枠なので先行策に出る可能性が高いと展開的には無視できない存在になりますが、差しに回ると切れ負けするかもしれません。

04.マイネレーツェル
基本は追い込み一辺倒の脚質で、展開に注文がつくのが一番のポイントです。はまらないと弾けない馬でしょうか。池添騎手と手が合っている印象で、乗り替わりも大幅割引と考えます。

05.オディール
りんどう賞が出遅れて差し届かず、ファンタジーステークスは番手追走から直線一閃。暮れのG1では早めに動いて後ろから差され、前走はスローペースを出遅れながら3F33秒5の末脚を繰り出してハナハナの3着。能力上位は間違いないですが、展開に振り回される点と出遅れ癖が問題。それでも前走でスローの場合の脚が測れたところもあると思います。かなり有力な1頭。内枠なので後方待機策はないと思います。

06.マダムルコント
公営からの転厩初戦で初芝。常識にかかる範囲ではないので大人しく見送りです。

08.ハートオブクィーン
公営所属時代に北海道で連勝していますが、中央移籍後は2桁着順続き。力の要る馬場向きの短距離指向で、時計が早い今の阪神にははまらない感じがします。

09.リトルアマポーラ
クイーンカップが強い競馬。東京マイル戦特有の中弛みペースを直線一捲りで勝った感じです。ストライドが大きく小回りは得意ではないと思われますが京成杯で牡馬に混じって4着しており、これが負けて強い内容。いずれにしても完成度はメンバー中最上位の存在で、阪神マイルも2戦2勝と隙がありません。仕掛けどころさえ誤らなければ勝ち負けに絡むのは必定と見ます。

10.トールポピー
いわずと知れたG1馬ですが、あのレースは赤丸付の前傾レースで後方待機がはまったとも取れます。特筆すべきはむしろ黄菊賞の方でしょうか。また前走はスローペースを自分から動いてやや足らずの2着。負けて強しとも見えますが、鞍上のイメージほど突き抜けなかったということではないかという気も。高い位置で安定しているので大負けはない気がするものの、勝ち切るという印象も持てないのが結論。

11.エアパスカル
前走はうまいペースで逃げ込みを図っての1着。単騎でいければこれが可能ですが、今回は同型もいます。悩ましいのは紅梅ステークス、馬の力を考えれば千切って勝っても良かったメンバー構成で、追って案外の2着。自分のペースが作れないと脆く、切れる脚や瞬発力では勝負しづらいと見れば、今回は相手関係が厳しいのではないかと思います。前走で手の内が知れてしまったのもマイナスですね。

12.ベストオブミー
前走は内から伸びて2着でしたが、ハイペースに乗じた上に最内の経済コースを通って、大外から来たマイネレーツェルに差されているというのはお世辞にも高評価は出来ないです。ハイペースの我慢比べはそこそこ頑張れるものの、時計勝負は苦手な印象なのも今回は辛い気がします。

13.ソーマジック
外差しが利きにくい中山マイル戦で外から差して勝った前走は秀逸の一言。かと思えば2走前は好位から自分で動いて突き放す競馬をしており、加速力はこのメンバーの中でも上位でしょう。スローの上がり勝負みたいな競馬を経験していないので極限の差し比べになるとどうかは判然としませんが、底を見せていないという意味では無視できない有力馬の1頭。もちろん関東馬らしくメッキがはがれてただの馬というオチも無くはないです。

14.ルルパンブルー
勝ったフェアリーステークス、3着したファルコンステークス共に、前が速くなった競馬。しかし前者は後方一気に対して後者は先行して粘っており、ハイペースを押し通せる底力はなかなかのもの。小柄で小足が使える小回り向きの馬だけに、広いコースだと適性上位の馬に比べて伸びしろで劣る感はあるものの、どこからでも競馬できるのは強みかも。

15.レジネッタ
年明け2走の3着2回が性格がまるで異なるのですが、エルフィンステークスはポルトフィーノに完敗で見どころ薄。前走は瞬発力勝負でわずかに差し遅れたものの、中段から無理やり動いた競馬としては力は見せた印象で、もう少し距離があれば頭もと感じる競馬でした。ワンペースの競馬では2走前の結果に陥る可能性もありますが、乱戦であればこそ抑えの必要なタイプかもしれません。

16.ブラックエンブレム
前走フラワーカップが先行馬には厳しいデコボコラップの競馬でしたが、これを押し切ってしまえたのは能力の為せる業。問題は前乗りした上に追い切りすら出来ないという気性面の難しさで、これがどちらに転ぶか測りきれない以上は取捨を決めかねるところ。はまれば頭まであるかもしれない底の深さはあるものの、引っ掛かって惨敗も計算に入れなければなりません。

17.シャランジュ
やや重馬場のアネモネステークスを大外枠から差し込んで2着したように、力の要る馬場での差し脚には定評のある馬です。ところが今の阪神はまだそこまで馬場が悪化していない上に、ハイペースも望みづらい状況になってしまったのは正直やや誤算でしょうか。それでも新潟2歳の時のようにスローペースでぶっ飛んで来た例もあり、差し脚顕著なのは明白。今回は最大の惑星になれる馬ではと思います。

18.エフティマイア
夏の2歳戦では豪快なフットワークが印象的だったものの、ガサが無いため使い方が難しい面もあるようです。広いコースの方が良さそうですが、大外枠で終い勝負を決め込めるほどの切れは無いので立ち回りが非常に難しいですね。ちょっと手を出しづらいです。

びっちりと書いてみましたが、最終的にはこういう印にしてみました。

◎13.ソーマジック
○05.オディール
▲09.リトルアマポーラ
△10.トールポピー
△03.エイムアットビップ
△15.レジネッタ
△17.シャランジュ

未知の魅力に賭けることにして、ソーマジックを頭に採りました。展開に対する融通性と自分から動いて勝ち負けできる強さとしては、この馬とオディールの2頭に分があると考えました。リトルアマポーラも性能は互角かそれ以上のものを感じますが、抜け出すスピードはそれほど速くないので馬群に揉まれると脚を余してしまうような危険性を感じて、単穴評価にしました。

トールポピーはソツなく動けるものの決め手については印上位馬には一歩劣るのではないかと考えます。暮れのG1での決め手は展開利も計算に入れるとすれば、前走差しあぐねた分が叩かれてどこまで良くなっているか…ですね。エイムアットビップはスピードの持続力と先行すれば展開利?という面からチョイス。今回は好位につけると読んでいます。以下は、差し比べでカチ込んで来る可能性のある2頭を拾ってみました。

印を回してないところで注意しているのは、ブラックエンブレムとルルパンブルーですか。ブラックエンブレムは上でも書いたとおり気分次第ですが、外枠がマイナスになるかもというのが不安点。ルルパンブルーは個人的には単なる短距離馬ではない気がしますから、危険な穴馬かもしれません。

馬券はオッズ次第で考えますが、上から5頭目までで決まればよい感じで組み立てるつもりです。なお、ソーマジックの頭に自信など全然ありませんが応援の意味も込めて単勝は買います。

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2008.04.12

ニュージーランドトロフィー

土曜の朝になってポルトフィーノが出走取消との報が流れました。展開予想の鍵と目していたので、予想し直さないといけないかもしれません。奇しくも母エアグルーヴ同様に桜花賞回避となってしまったのが残念ですが、これで前は少し楽になる…かも。

桜花賞の最終予想は後に回すとして、まずは土曜競馬。中山のメインはNHKマイルカップの前哨戦、ニュージーランドトロフィーです。昨年の牡馬2歳チャンピオン・ゴスホークケンが出走することもあり、本番に向けて重要な意味を持つステップレースになりそうです。

◎08.ロードバリオス
○04.サトノプログレス
▲13.ゴスホークケン
△07.アサクサダンディ
△11.エーシンフォワード
△16.ホッカイカンティ
△05.タマモスクワート

今年の中山の重賞を振り返った時に気がつくのは、とにかく前残りが多いということだと思います。スローペースばかりという訳でもないのですが、後ろからの馬は苦戦する傾向が非常に強いので注意しなければならないところです。先週同じコースで行われたダービー卿チャレンジトロフィーも古馬マイル重賞としてはかなり異例の前残りだったこと、そして雨の影響が少し残りそうなことなどを考えると、一部では前が速くなるといわれているここも思ったほど前崩れは期待できないのではないかと考えています。

ロードバリオスを軸に推します。前走の毎日杯は本質的に距離が少し長かったのかもしれませんが、それでも最後まで粘って2着とは0.3秒差。距離短縮は確実にプラスです。この馬が評価できるのは3走前の千両賞で、絶妙なペースで逃げ切りダノンゴーゴーを封じ込めています。ダンツキッスイとの兼ね合いはありますがハナにこだわる必要もないと思いますし、中山マイルでは高実績の蛯名騎手に替わるのも妙味ありです。

対抗は中山で好走を続けているサトノプログレス。前走は不利な大外枠を物ともせずに快勝でした。速いペースのレースばかりを戦っていますが差し一辺倒というわけでもなく、スピードの持続力と自在性に高い能力を見ます。2走前の若竹賞でショウナンアルバやアサクサダンディというところと差の無い競馬をしておりここでも十分通用するはずで、老獪な騎乗が光っている横山騎手にも期待したいところです。

単穴はG1馬に敬意を表してゴスホークケンを挙げますが、大型馬の休み明けなので状態は気になるところです。テン乗りの内田騎手がプラスに出るかどうかも少し懐疑的ですし…ね。ただし普通に走られると実力は上位でしょう。連下は頭数が多くなりましたが、この中で注目なのはエーシンフォワードでしょうか。前走アーリントンカップは逃げ切ったダンツキッスイよりも詰め寄った2、3着の方が評価は上と考えていましたが、3着だったディープスカイは毎日杯を快勝しました。この馬も直線の伸びは際立っていましたし、道悪もこなせそうなアメリカ血統。ここでも期待できると思います。

ダンツキッスイやダノンゴーゴーに来られたら凹みそうです。ダンツキッスイの前走は展開利が全てで、最後は完全に足が上がっていましたからね。今回同じ競馬が出来るとは思えないのですがどうでしょうか。ダノンゴーゴーは実績ほどマイルへの不安は無いと思いますが、パンパンの馬場が前提と思いますし坂も合わない可能性が高いです。どちらも人気しそうなので恰好のお客さんだと考えているのですが、果たしてどうなりますか。

印上位がそう人気にならなそうなので、◎○から手広く、或いはダイナミックなボックス買いでいこうと思っています。

阪神の方は正直わからないのですが、ブルーメンブラットにはそろそろ勲章を取ってほしいと思っています。ちなみに相手は穴目が妙ではないでしょうか。3枠と6枠が面白そうです。

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2008.04.11

桜花賞の展開を考える

枠順も発表され、いよいよ迫ってきたクラシック第一弾・桜花賞。一週前予想の段階で止まっていたんですが、そろそろ絞り込んでいこうかと思います。今回は阪神外回り1600mのマイル戦の傾向と、それに向く馬の洗い出しをやってみましょう。

まずはコース傾向から調べてみます。阪神コースが改