デジタルな話

2008.03.25

超望遠でレース撮影

写真を撮るという目的ができたことで競馬場ライフに幅ができたという話は以前にも書いたとおりなのですが、これが始めてみるとなかなかいい写真が撮れないんですよね。技術や経験が足りないのは分かっているので、まずは撮りまくるのが勉強だろうと思って数は打っているのですが、やっぱりもっと近くに引き寄せたいし、もっとクリアな絵にしたい。そんな欲求は自ずと芽生えてくるものです。

Myfz18 Myfz18b

ということで、勢いでテレコンバージョンレンズを買ってしまいました。その外見の違いたるやご覧の通り。テレコンは逆光に非常に弱いためラバー製のフードを装着したら、コンパクトさがウリのひとつであるはずのFZ18がちょっとしたバズーカのようになってしまいました。

FZ18はズーム性能を最大のセールスポイントとするカメラですから、もちろん単体でも十分寄れます。実際にどのくらいの望遠になるのかというと、下のようになります。左がワイド端、右がテレ端。ここまで寄れるのは凄いですね。テレコンを装着すると更に焦点距離を1.7倍にすることができるので、もっと寄れるということになります。

Hanshin1 Hanshin2

私が一番撮りたいのはやっぱりレースシーンなのですが、やはり馬が走っている姿を捉えるのは難しいです。定石通り置きピンで撮っているのですが、なかなかピシッと合焦した絵は撮れません。この辺りが技術の足りなさの為せる業なのですが、それでも素人は素人なりに徐々にでも進歩しているようでまあまあ見られる写真が何枚か撮れるようになって来ました。

Goodkirara Fieldrookie
Itami Wakaba

帰宅後に撮影した写真を確認していて「おっ」と思える写真を見つけるとうれしいものです。まだ狙って撮れる腕は無いので下手な鉄砲も…という感じですが、また気に入った写真があれば掲載していこうと思っています。もっとも、所詮は自己満足の世界ですのでその辺はご容赦いただければ幸いです。

最後に誘導馬の写真を載せておきます。かつての障害の雄・ポレール(左)と、名牝ノースフライトの仔・キコウシ(右)です。近影なのでフルサイズ版()も置いておきます。転送サイズにご注意ください。

Polaire_s Kikoushi_s

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2008.03.18

趣味としての写真

まったくもって唐突なのですが、最近写真を撮ることを趣味のひとつにしています。以前から少し興味はあったのですが、先日競馬で負けた腹いせに勢いでカメラを新調してしまい、それからというもの被写体として馬をファインダー越しに見るという機会が増えました。購入したカメラはPanasonic DMC-FZ18という機種です。いわゆるデジタル一眼レフではないのですが、一部で『ネオ一眼』と言われているズームが強力なタイプのものです。

Dmcfz18 DMC-FZ18-K(ブラック)

レースシーンを格好良く撮影したいのですがそこは所詮素人、なかなかそう簡単にいかないものです。ビビッて遠目に撮るとマメのように小さくなってしまうのですが、逆に思い切って引き寄せるとタイミングが合わずにシャッターチャンスを逃してばかり。そんな中で比較的枠に入れやすいのが4コーナーの攻防。ブログのタイトル画像はカメラを新調して初めて競馬場に写真を撮りに行ったときに撮影したもので、遠すぎてボケボケではあるものの構図が気に入ってタイトルに使っています。

これまでは競馬場に行くとひたすら予想と馬券の購入の繰り返しのみだったわけですが、写真を撮るという行動は結構アクセントになるもので、何か時間が長く使えているような錯覚があります。負け惜しみかもしれませんが、馬券が当たらなくてもいい写真が撮れたら少し満足感もあったりして、競馬場だからって馬券買うだけが能じゃないよね、なんて一人で悦に入っていたりします。

ただし、アクティブに写真を撮りながらアクティブに競馬を楽しむのはなかなか苦労もあります。まず前日予想は基本で、例えるなら下ごしらえした素材を持ち込んで調理と味付けだけを現場でやる感じ。一からじっくり予想していると写真を撮る機会を失います。そしてパドックと馬場(スタンド)をレースの度に往復するので、丸一日続けると結構疲れます。合間で馬券を買うのもバタバタしてしまうもので、ついマークミスをしたり…。などと言いながらも結構楽しんでいるのですけどね。

とりあえず飽きるまではしばらくこのスタイルを続けてみようと思っています。今度はいい写真が撮りたいなと思うのですが、それ以上にいい馬券も取りたいと思うのは贅沢でしょうか。いやいや、これは博打打ちの本能です。

20080210_2 ファイングレイン(2008年シルクロードステークス)

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